こんにちは!馬女初心者のvoxねこ妻です。今回も田辺裕信騎手のゆる~いお話からお勉強させていただきました。
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今回は、レース直前に蹄鉄の打ち替えを行った馬がストレスを感じることがある、というお話です。

レース直前に蹄鉄が落ちたりズレたりすると、急遽、蹄鉄を打ち替えることがあるそうです。私も「蹄鉄を打ち替えます」という競馬場のアナウンスを聞いたことがありますが、そのときは、あまり深く考えずに「発送時刻が遅れるな~」くらいにしか思っていませんでした。
でも、驚いたのは、そのときの蹄鉄打ち替えは、普段の担当装蹄師さんとは別のJRAの装蹄師さんや当番の装蹄師さんが行うということです。よくよく考えてみたら、滅多に起きない落鉄のために担当の装蹄師さんが競馬場に居るとは限らないので、当たり前といえば当たり前ですが。。とにかく、普段とは違う装蹄師さんが蹄鉄を付けるらしいので、馬にとってはびっくりですよね。
いつもと違う人に蹄鉄を打ち換えられるだけでもストレスが溜まることでしょうけど、発送時間の遅れを気にしているJRAの関係者人たちに囲まれて、蹄鉄を打ち替えられる姿をじーっと見られることの方が、もっと馬にとっては大きなストレスになりそうです。

人間で言えば、運動会のリレーの直前に靴が破れてしまったため、普段あまり話をしたことが無い別のクラスの担任の先生たちに囲まれながら、ストックとして置いてあった靴を急遽履かされるような感じなのかもしれません。

そんな状況だと、自分流の紐の結び方や、締め具合を要求することなんてできませんよね。きっと、蹄鉄を付けてもらっているほとんどの馬も、おとなしくなっているのだと思います。私ならテンションが下がって、絶対普段通りの実力は出せないだろうなと思います。走る気がなくなる馬がいても不思議ではないですよね。
そうならないように、スタッフの方々が、普段から外れにくい蹄鉄の付け方を研究してくれているから、私たちは何事も無く競馬観戦ができるのでしょうね。陰で努力してくれているスタッフの皆様への感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。
今回は蹄鉄の打ち替えで馬のテンションが下がるかもしれない、というお話でした。競馬の世界って本当に奥が深いですね!これからも田辺騎手のお話を通じて、もっと馬たちのことを知っていきたいと思います。また新しい発見があれば、どんどんシェアしていきますね!
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