先日、久しぶりに、「もしもアフィリエイト」さんから「おめでとうございます!!掲載中の広告から成果が発生しました!」というメールが届きました。私のサイトから誰かが商品を購入してくれたようで、とてもうれしい気持ちでそのメールを開いてみると、なんと『提携メディア:ねこのぐうたんブログ』と書かれていました。
「あれ?おかしい!」
「ねこのぐうたんブログ」は妻のブログで、以前は別のサーバーで運営していました。しかし、現在はすべて『車中泊のその先にあるもの』という、ちょっと意味ありげな変わった名前のページに移行したはずです。それにもかかわらず、『提携メディア:ねこのぐうたんブログ』と表示されていたのです。
冷静に考えてみると、ここで言う『ねこのぐうたんブログ』はサイト名ではなく、もしもアフィリエイト内で私が設定した単なるメディア名という識別名であることに気づきました。つまり、もしもアフィリエイト上で広告リンクを生成する際、メディア名を本来の『車中泊のその先にあるもの』を選択すべきところを、間違えて『ねこのぐうたんブログ』を選択してしまったために、このような不可解な現象が起きたようです。
どのページに貼り付けた簡単リンクなのか?
レポートを調査
まず、どのページに間違えて貼り付けたのか、メール記載の「●レポートはコチラから」というリンクをクリックして確認することにしました。しかし、どのページにリンクを貼り付けたかを示す情報はどこにも見当たりませんでした。
「もしもアフィリエイト」さんに問合せ
困ってしまい、「もしもアフィリエイト」さんにメールで問い合わせをすることにしました。
どの箇所でこのリンクを貼り付けたのかを確認したいのですが、具体的にどのように探せばよいか教えていただけますでしょうか?
すると、
誤ったリンクを掲載していた場合にはお手数をおかけし申し訳ございませんが、正しいリンクを作成して掲載し直していただければと存じます
という趣旨がずれた返信が返ってきました。間違えて貼り付けたのも私のミスですので、正しいリンクを作成して掲載するのはある意味正しい回答ですが、聞きたかったのは、それを行うために、間違っている箇所をどのように探せばいいか、探す方法を知りたいというのが、本来の質問の趣旨です。仕方がないので、別の角度から質問をしてみました。
報酬が発生したページがどれなのかを知る方法はありませんか?
すると、
システム上の仕様に繋がる内容となるため誤ってリンクを貼り付けたページがどれなのかを現状、お伝えすることはできかねます
と、なんだか大袈裟な話になってきました。うっかりメディア名の選択を間違って貼り付けたコードを探すだけなのに。きっと、うまく伝わっていないだけだろうと考え直して、もう一度問い合わせをしました。
仮に1つだけ間違っているだけであっても、間違っていない他の『かんたんカード型アフィリエイトリンク』もすべて修正する方法しかないということですか?
1回の貼り付けミスによって変更できない「メディア」とは、どのような概念なのか、具体的に教えてください。また、変更しなくても問題が起きないのであれば、無駄な作業は避けたいので、このままにしておきたいと思っています。
・・・
その後、返信が返って来ることはありませんでした。
自分で調べる
はっきりした理由はわかりませんが、どうやら「もしもアフィリエイト」さんでは、現状、メディアを間違って選択した場合の修正方法を公開しない方針のようです。
「自分が間違って貼り付けたんだから、自分でなんとかしろってことなのかなぁ」
そういうものなのでしょうか。最近では、たとえ企業側に過失があったとしても、ユーザーに有料のナビダイヤルで問い合わせをさせ、雑な対応をされることが当たり前の時代です。
以前、賃貸物件に入居した直後、ウォシュレットが壊れていたため、管理会社に連絡すると、私がメーカーに連絡して修理をしてくれとのことでした。私は指示に従ってメーカーの有料ナビダイヤルに電話をすると「現在電話が大変混み合っています。しばらくお待ちください」という音声案内を30分間聞かされ、最後には「お掛け直しください」というメッセージが流れて一方的に電話を切られた経験があります。こういうことが当たり前の時代なら、時代に従うしかないのかもしれません。私は問い合わせの回答を待つのをやめ、自分で調べることにしました。
生成された『かんたんカード型アフィリエイトリンク』のHTMLソースをじっくり確認してみると、識別子のようなものを発見しました。「a_id」という記述です。どうやら、このa_idという識別名のようなものは、Amazon、楽天、Yahooの3種類それぞれに異なる7桁の数値が割り振られているようです。
この「a_id」とは何か?同一メディア内の別商品や異なるメディアの同一商品を比較するなどして、さらに調べてみました。すると、同一メディア内の別商品では共通のa_idが使用されている一方で、異なるメディアではそれぞれ異なる値が割り当てられていることがわかりました。
つまり、貼り付けたいメディアのa_id(Amazon、楽天、Yahooのいずれか)を検索すれば、どのページに「かんたんリンク」を貼り付けたかがわかるということです。
まさかとは思いますが、もしもアフィリエイトの問合せ担当者さんは「このa_idの意味を教えることがシステム上の仕様に関わるため、教えられないといっていたのか?a_idってそんなに重要な識別子なのかな?」と、そんな疑問が一瞬頭をよぎりましたが、a_idは誰でも簡単に確認できる「かんたんリンク」のHTMLコードの一部です。そんな矛盾があるとは考えにくいでしょう。
ワードプレスでメディア毎の簡単リンクを検索して修正する
WordPressの場合、自分のサイト内でa_idなどの文字列を検索するには、Search Regexプラグインをインストールする方法があります。このプラグインを使って検索したい文字列を入力し、実行すると、その文字列が記載されているページの一覧が結果として表示されます。
Search Regexプラグインのインストールや使い方は下記ページを参照してください。
一覧に表示された投稿ページを開き、Ctrl+Fを使って検索窓を表示し、a_idを入力すると、その文字列が記載されている具体的な箇所を特定することができます。
理解してみると、非常に簡単な作業でした。「a_idを検索すれば、どのページにリンクを貼り付けたかがわかる」ということです。
しかし、簡単リンクのHTMLに記載されているa_idが、システムの仕様に深く関わる重要な情報にはとても思えません。
また、原理がわかってさえいれば誰でも簡単にできる作業なのに、「もしもアフィリエイト」さんは、なぜ、この情報を隠そうとしているのか、質問しても答えてくれない理由がどうにも不思議でなりませんでした。
補足
最近私が嵌まっている沸かせる温調ボトル。電源コードは本体にしまえるし、日本製なので変換用のアダプタも必要ありません。便利ですよ~。
これ、何に使うかというと、私は熱燗飲むために使っています。とっくりを入れた時の高さが丁度いいんですね。
沸かせる温度は4種類ありますが、基本的には95℃で沸かせば、とっくりの中の日本酒は60℃くらいになります。程よい少し熱めの熱燗が楽しめます。注いでもボトルに戻せば温かさはキープされますし、もう一杯飲みたいときや、冷めたときは、温め直せばOKです。週末、基本、部屋でテレビを見ながら机の上に置いて楽しんでいますが、300Whなので、そのくらいの性能を持ったモバイルバッテリーで利用できます。車中泊で使うのもありですね。これ、超おすすめですよ~。
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