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移住先妄想調査:旅の途中で妄想!実際に現地に行ってみよう!

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実際に現地に行ってみよう

移住先の妄想が膨らんできたら、次はその妄想をさらに広げてみましょう。実際に気になっている移住先を訪れ、現地の雰囲気を肌で感じながら、そこで暮らす自分を思い描いてみるのです。よりリアルな妄想ができるはずです。

ただし、あくまで「住む」つもりで行くのではなく、「妄想を広げるために見に行く」ことを忘れないでくださいね。

このページでは、そんな“移住先での妄想”を広げるための具体的な方法をご紹介します。

まずは物件調査から

妄想をする上で「住む場所」は欠かせません。

中古物件か、新築か、あるいは賃貸にするか、妄想とはいえ、どこに住んで生活するかによって妄想イメージも大きく変わりますよね。

まずは物件検索サイトを使って、妄想のベースとなる「住む場所」を探すことから始めましょう!

集合住宅(マンション、アパートなど) vs 一軒家

物件を選ぶとき、まずぶつかるのが「マンション」か「一軒家」かという問題じゃないでしょうか。これまで都会に住んでいて一軒家に憧れていた方なら、迷わず「一軒家」を選ぶかもしれません。私自身は「一軒家」派です。

移住先妄想調査:旅の途中で妄想!実際に現地に行ってみよう!マンション vs 一軒家
マンション vs 一軒家

最近では「マンションの方が資産価値が安定している」なんて話を不動産屋さんがよくしているますが、それは主に都市部での話のようです。もし移住先が地方や田舎なら、今のところ「一軒家」の方が価値があるというのが現実のようです。もちろん、将来的に流れが変わる可能性もゼロではありませんが、そもそも田舎にマンションがたくさん建つことがあまり想像できませんよね。

さて、「一軒家」を買うにしても、建てることを妄想するにしても、ちょっと気にしておきたいのが“少子化”の影響です。今、地方自治体では少子化の影響を見越して「土地利用の適正化」を進めています。地方自治体が管轄する区域を「市街化区域」と「市街化調整区域」に分ける計画がどんどん進んでいるようです。

移住先妄想調査:旅の途中で妄想!実際に現地に行ってみよう! 市街化区域と市街化調整区域
市街化区域と市街化調整区域

市街化区域は、今後10年くらいで優先的に町づくりを進める場所。
市街化調整区域は、基本的に家や建物を建てたり増築したりできないエリアです。

そして今後は、自治体が管理しやすいように「居住誘導区域」と呼ばれるエリアに住民を集めていく方針もあるようです。駅やバス停、市役所、大きな病院など、生活に必要なインフラがある場所を中心に人を住まわせて、自治体が行政サービスをなるべく楽に行いたいという流れですね。

気になる人は、「○○市 居住誘導区域」などで検索してみてください。人気のある移住先では、計画段階ですが、既に区分けが公開されている都市もあるようです。

こうした流れがあるので、市街化調整区域に家を建てるには自治体の許可が必要だったり、将来的に資産価値が下がってしまう可能性もあります。自分が移住しようとする場所がどの区域に指定されているか、妄想する前に調べておくとよりリアルに妄想できるでしょう。

新築 vs 中古 vs 賃貸

次に悩むのは、「新築物件」「中古物件」「賃貸」のどれを選ぶか、という点ですよね。妄想の話だと「そりゃ新築でしょ!」と思いがちですが、たとえ妄想でも“ルール無用の何でもアリ”では、かえって発想が広がらないこともあります。自分の生活スタイルや経済状況に合わせた“リアルな設定”だからこそ、妄想がより身近に感じられ、発想も浮かびやすくなり、喜びや悲しみもリアルに体験できるのです。

移住先妄想調査:旅の途中で妄想!実際に現地に行ってみよう!新築 vs 中古 vs 賃貸
新築 vs 中古 vs 賃貸
賃貸物件
賃貸物件

たとえば、まだ移住先の地域性や暮らし方がよくわからないなら、「賃貸」がおすすめです。気軽に試せるうえに、いざ「ここだ!」と感じたら、簡単に本格的な妄想に入ることができます。ある程度その地域に詳しくなっていて、本腰を入れて拠点を構えたいなら「新築一軒家」を探しましょう。資金に余裕がないなら「中古一軒家」の検討からはじめてくださいね。

最近では「新築物件」が「998万円〜」「1,280万円〜」のようなローコスト住宅の宣伝をよく見かけます。確かにかなりの格安の物件ですが、これにはちょっと注意が必要です。そこに書かれている金額はあくまで建物本体を建てる金額で、実際に暮らせる状態にするには別途費用がかかります。たとえば、地盤調査や整地工事、上下水道や電気の引き込み、外構工事、登記費用などが追加で必要になります。最終的な金額は4~5百万円上乗せになる、と考えて置けばいいでしょう。見えないコストも加えると、よりリアルな妄想が広がります。

新築物件
新築物件
中古物件
中古物件

また、最近では築30年以上の「中古物件」の価格が下がっていて、そこをリフォームして売りに出されていたり、購入後にリフォームすることが流行っていて、不動産屋に進められることも多いようです。でも私はあまりおすすめしません。理由は一般的な木造住宅の耐用年数は44年とされていて、定期的な修繕をしなければもっと低い耐用年数になることもあるからです。もちろん、きちんとメンテナンスを行っていれば、100年でも持つ家もあるようですが、メンテナンス記録を付けている家が少ないことや販売時に把握することが難しいため、できれば築30年以内の物件をリフォームして長く住めるようにメンテナンスしながら住むような妄想をおすすめします。

また、2DKや2LDKよりも大きい、4SLDKや5SLDKといった大きな中古の家が安く販売されています。しかし、掃除や先々のメンテナンスのことを考えると、不要な手間やお金がかかってしまいます。必要最低限の大きさにした方が良いでしょう。1人、または、夫婦2人であれば、3LDK以下の必要最低限の小さな家にすることをお勧めします。

ちなみに、地方自治体が運営する「空き家バンク」という制度もあります。地元の不動産屋さんの話では、家具付きや修繕済みの物件が格安で、場合によっては無償で手に入るケースもあるそうですが、そうした物件は「役所関係の知人が持っているもの」や「ご近所に知られたくないような事情のあるもの」など、かなりレアなのだとか。多くは「不動産屋さんでも扱いにくい物件」が中心とのことです。

とはいえ、掘り出し物に出会える可能性もゼロではありません。ですから、移住の妄想を広げるうえで「空き家バンクの物件を選んでみる」なんていう想像をしてみるのも、楽しいかもしれませんね。

物件検索サイト

物件検索サイトは、私はアットホームがお気に入りです。アットホームは、全国で約57,100店舗(2020年1月時点)もの不動産会社が加盟・利用しており、最も多くの不動産会社を掲載しているサイトです。さらに、週に2回、物件チラシを不動産会社に届けるサービスを行っており、こうした取り組みからも「不動産会社との距離が近い」サイトと言われています。

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一方、SUUMO(スーモ)は、2024年6月時点で賃貸物件の掲載件数が約8,292,888件と、圧倒的な情報量を誇ります。とにかく多くの選択肢から比較検討したい方には非常に便利なサイトです。

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その他にも検索サイトは色々ありますよね。それぞれの特徴を活かして、自分にぴったりの物件を見つけてくださいね!

「移住相談窓口」で妄想のネタを調査!

妄想のネタが行き詰まってしまったときは、実際に現地の移住相談窓口を利用して、アイデアのヒントを集めてみるのも一つの方法です。移住促進に積極的な自治体では、専用の移住相談窓口が設けられています。

たとえば静岡市では、「静岡市役所 総合政策局 企画課 移住・SDGs推進係」が窓口となり、「NPO法人ふるさと回帰支援センター」と連携して移住に関する相談を受け付けています。相談方法は、電話やオンライン、または現地(東京または静岡市の相談窓口)で対応してもらえます。まずは、相談フォームの記入からスタートします。ここに記入して予約を入れてから相談に乗ってもらいます。

私も実際に行ってきました。

静岡市移住相談窓口のでの相談
静岡市移住相談窓口のでの相談風景
静岡市移住相談窓口の浅羽さん
静岡市移住相談窓口の浅羽さん

あくまで“妄想のための情報収集”が目的でしたが、思いのほかさまざまな話を聞くことができ、有益でした。今回は静岡市の事例ですが、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

また、移住に積極的な自治体では支援金を出してくれるもあります。たとえば、静岡市であれば、①移住者住宅確保応援補助金、②結婚新生活スマイル補助金、③空き家改修事業補助金、④移住・就業補助金(国の制度を活用)、⑤移住者就職応援補助金といった補助が出て、最大1000万円になるそうです。移住するだけでももらえるわけですから、とてもありがたい制度ですね。妄想するだけでも楽しそうです。

いいねぇ。静岡生活 | 最大1000万円!?静岡市の移住支援のご紹介
静岡市の移住・定住情報サイト

もしも新築なら?ハウスメーカーを探してみる

移住妄想の先に新築を考えている場合、ハウスメーカーを探す妄想は必須です!でも、どこに頼めばいいのか?何が違うのか?迷うところですよね。ネットで調べるだけではなかなか妄想できないので、実際に足を運んで妄想のネタを探してみました。

ローコスト住宅ってどうなの?

「ローコスト住宅」と聞くと、どうしても「品質が低いのでは?」と思ってしまいがちですが、実際はそうでもないようです。今回は、静岡県を中心に展開している「グッドリビング」さんを訪ねて、現地のハウスメーカーの方にいろいろとお話を伺ってきました。

ローコスト住宅ってどうなの?グッドリビングさんの品質に対する姿勢
グッドリビングさんの品質に対する姿勢
グッドリビングさんの説明
グッドリビングさんの説明

グッドリビングさんでは、その店舗が担当するエリア内でしか建築を請け負っていませんが、該当地域であれば、高品質な住宅を格安で建てることができます。

たとえば、2LDKの平屋の場合、土地代が600万円とすると、建築費は税込1,527万970円(安心パック付き)。土地と合わせても、合計2,127万970円で建てることが可能です。

この建築費には、住宅を建てるために必要な設備や付帯工事などがすべて含まれています。ただし、整地された土地であること、そして水道や電気などのインフラがすでに敷地内に引き込まれていることが前提となります。

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!どうでしたか?実際に移住しなきゃいけないと思って現地に向かうと、ちょっとストレスを感じることもあるかもしれませんが、軽い気持ちで現地に向かえば、今回のようにただの妄想が楽しいイベントに変わります。

実際に移住する必要なんてありませんし、だからといって、妄想してはいけないということもありません。妄想で移住することを楽しむだけで十分です。だって、妄想だけなら、いろんな場所に移住できますからね。

もしその“単なる妄想の移住イベント”が忘れられない思い出になって、毎日のように思い出すようになったら、それは本気で移住したいと思っているのかもしれません。それはそれで素敵なことですよね。目標ができることで、日々の暮らしがより豊かになると思います。たとえ実際には移住できないとわかっていても、想像するだけで楽しくなりますから。

では、次回の移住妄想調査もお楽しみに!次はどこに移住しようかな〜。

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