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ニフクラ mobile backend終了⇒FirebaseのCloud Firestoreへ切替(java)

android開発環境構築(アイキャッチ画像) android開発
android開発環境構築

2024年3月31日(日)に、「ニフクラ mobile backend」(通称:mBaaS)というクラウドサービスが終了します。長らく無料で利用させていただき、本当にありがとうございました。

Androidアプリ開発を始めた際、アプリを使ってくれる人が増えると、有料にしてお返ししようと考えていました。しかし、利用者が増えないままサービスを終了することになりました。切替先は「富士通クラウドテクノロジーズ株式会社」さんが似たようなサービスを提供しているところを教えてくれました。いろいろお世話になりっぱなしで、本当にありがとうございます。

類似サービスのご案内 - FJCT_ニフクラ mobile backend(mBaaS)お役立ちブログ
(2023/12/22 更新) 2023/11/30の告知の通り、ニフクラ mobile backend(NCMB)は2024年3月31日を持ちまして、サービスを終息いたします。 謹んでご挨拶を申しあげるとともに、ご愛顧賜りましたことを心か...


mBaaS(モバイル バックエンド サービス)では、「プッシュ通知」「会員管理・認証」「SNS連携」「データストア」「ファイルストア」「位置情報検索」「スクリプト」といった、さまざまな機能が提供されていました。私の利用用途はバックアップ程度で「データストア」しか使用していないし、Androidアプリ開発用ですので、Googleが提供している「Firebase」の中の「Cloud Firestore」を使うことにしました。

voxねこ夫婦:夫
voxねこ夫婦:夫

私の作成したアプリは、『覚えてねこ!』という買い物専用のメモアプリです。このアプリの特徴は、一度登録したメモを音声で自動追加できることです。これが他のメモアプリと異なるポイント。もし気に入っていただけたら、ぜひ使ってみてください。

Cloud Firestoreって何?

Firebaseは、モバイル・Webアプリの開発を手軽にサポートするプラットフォームです。データの保存や同期、アプリの認証、メッセージの通知、アプリの分析、パフォーマンス測定など、さまざまな機能をクラウドを通してモバイルアプリに追加することができます。

Firebaseには様々な機能があり、その中でもCloud Firestoreは特に注目されています。Cloud Firestoreは、クラウド上にあるデータベースで、SQL文を使わずにデータを扱います。これを利用することで、Appleアプリ、Androidアプリ、ウェブアプリから直接データにアクセスできます。

voxねこ夫婦:夫
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『Firebase』はもともと企業名でしたが、googleに買収されてからは、モバイル・Webアプリケーション開発のプラットフォームの名前となりました。そして、その中にある機能の1つが『Cloud Firestore』です。

デフォルトプロジェクトの作成

Firebaseプロジェクトの作成は非常に簡単です。ウェブサイトから手続きを行います。この手続きはFirebaseコンソール画面を利用して行います。まずは、Firebaseコンソール画面にアクセスしてみましょう。以下のリンクをクリックしてください。

Sign in - Google Accounts

※Firebaseを利用するには、Googleアカウントが必要です。Googleアカウントがすでに作成されており、Googleにログインしていることを前提にお話を進めます。

まだ一度もプロジェクトを作成していない場合、次のような画面が表示されます。

「プロジェクト作成」ボタンをクリックしてください。すると、プロジェクト名を入力する画面が表示されますので、好きな名前を入力してください。ここでは「android-api」としました。

voxねこ夫婦:夫
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Googleにログインしていない場合は、上記の画面は表示されません。その場合は、Googleにログインした後でもう一度リンクをクリックしてください。また、既にGoogleアカウントでプロジェクトを作成している場合も、上記の画面は表示されません。プロジェクト一覧画面が表示されます。

「Firebaseの利用規約に同意します」と「自身の取引、ビジネス、仕事、または職業のみを目的としてFirebaseを利用することを正式に認めます。」にチェックを入れ「続行」ボタンをクリックします。

すると「Google アナリティクス」を有効にするかどうかを確認する画面が表示されます。

私はAndroidアプリを開発しており、今後、アプリユーザーのアクセス状況等を活用したいと考えているため、「このプロジェクトでGoogleアナリティクスを有効にする」を選択しました。

voxねこ夫婦:夫
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ここで言っている「Googleアナリティクス」は、通常の「Googleアナリティクス」ではなく、正確には「Googleアナリティクス for Firebase」と呼ばれます。どちらもユーザーの行動を追跡するツールですが、対象が異なります。「Googleアナリティクス」は主にウェブページを対象にしており、ページの表示回数などを測定します。一方で、「Googleアナリティクス for Firebase」はモバイルアプリなどからのアクション数を測定します。

「続行」ボタンをクリックすると、以下のような画面が表示されます。

「アナリスクの地域」で「日本」を選び、「Googleアナリティクスデータの共有にデフォルト設定を使用します。」「Googleアナリティクスの利用規約に同意します。」にチェックを入れ、最後に「プロジェクト作成」ボタンをクリックします。

voxねこ夫婦:夫
voxねこ夫婦:夫

「アナリスクの地域」の設定によって、収益レポートの通貨が変わります。ただし、これはFirebaseデータの処理や保存する場所、デフォルトのGoogle Cloud Platform(GCP)リソースの場所の設定とは別物です。あくまでも「収益レポート」に関するロケーションの設定です。


処理が終わると以下のような画面になります。「続行」ボタンをクリックします。

「プロジェクトの概要」画面が表示されます。

デフォルトのFirebaseプロジェクトが作成されました。

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