2025年のレース展開予報とvoxねこ夫の予想
開催日:2025年3月22日(土)
第39回 中日スポーツ賞 ファルコンステークス(GⅢ) 3歳オープン 1,400(芝)
予報要約
前半スローも途中からペースアップ。混戦模様で波乱の可能性あり。除外馬多く展開読むのは難しい!
展開予報
データプロファイル予報
脚質:先□□□■□
差 ⇒ 中盤で先行争いが激化しそう
時計:遅□□■□□
速 ⇒ 1分22秒前後、上がり先行35秒台(差し馬は34秒台)
馬券:荒□■□□□
堅 ⇒ 混戦模様で波乱の可能性あり
馬場:雨□□□□■
晴 ⇒ 良馬場開催。雨の心配なし
フルゲート18頭に対し、26頭が登録されており、8頭が除外となります。
現時点で出走が確定しているのは以下の10頭です。
キャッスルレイク、クラスペディア、シルバーレイン、タイセイカレント、トータルクラリティ、ニタモノドウシ、パンジャタワー、モジャーリオ、モズナナスター、リリーフィールドです。
残る16頭のうち8頭が抽選で除外されます。人気が予想されるヤンキーバローズも抽選対象のため、出走馬の確定次第で予想に影響が出そうです。ただし、出走馬が確定する2月28日(木)16時過ぎまでは、除外を気にせず予想を進めます。
初速が速そうなのはアーリントンロウ、ウインマスカレード、モズナナスター、リリーフィールドの4頭です。この中でリリーフィールド以外の3頭が先手を主張しそうです。確実に出走できるのはモズナナスターのみで、ウインマスカレードとアーリントンロウの出走可否や枠順、ウインマスカレードの騎手が誰になるかで展開が大きく変わりそうです。

2025/3/21
アーリントンロウは出走して来るようですが、ウインマスカレードは抽選で出走除外となりましたが、ライツユーアップが好枠2番を引いているため、ライツユーアップが無理にでも逃げる可能性が出てきました。序盤から丹内騎手や西村騎手が安易に絡むことは無さそうですが、モズナナスターには厳しい展開になりそうです。
ここでは、2頭が出走する前提で、経験則に基づき予想してみます。1コーナーまで約500mあるため、前半はそれほど速いペースにはならないでしょう。しかし、フルゲート18頭の多頭数に加え、桜花賞やNHKマイルカップに向けて賞金を加算したい陣営や、人気が予想されるシルバーレイン、パンジャタワー、ヤンキーバローズが差し馬であることを考えると、前に行く陣営はある程度リードを確保したいはずです。そのため、途中から徐々にペースが上がり、逃げ馬が入れ替わるような先行争いが激しくなる展開を予想しています。
このレースの過去10年の傾向では先行馬が有利ですが、コースの特性は逆の差し馬向きのコースです。それに加えて、除外馬が8頭いて枠順も決まっていないため、どの馬がまくり、どの馬が先行馬に絡むかを特定するのは困難なため、ざっくりとした予想ではありますが、後方勢に有利な展開になると予想しています。直線ではクラスペディア、シルバーレイン、ニタモノドウシ、パンジャタワー、ヤンキーバローズなど、末脚自慢の馬たちの叩き合いになりそうです。
勝ち馬の走破時計は1分22秒前後、先行馬の上がりは35秒台、差し馬ならそれより0.5秒以上速い34秒台を予想しています。
注目馬の分析
◎パンジャタワーに注目しています。この馬の魅力は、直線に坂のあるコースで瞬発力を発揮できることです。前走の朝日杯フューチュリティステークスでは、先団につけられず見せ場なく終わってしまいました。直線に坂のないコースや右回り、少し距離が長かったことが影響したのかもしれません。しかし、左回りでは2戦2勝しているように、今回の中京コースはプラス材料です。また、稍重の東京1400mで1分21秒0(上がり33秒8)という好タイムを出しており、今回、良馬場であれば好タイムが期待できます。懸念材料は3か月の休み明けと、ずっと手綱を握っていた松山騎手から藤岡雄介騎手への乗り替わりです。状態が上向いているか、すんなり先行できる位置を取れるか、調教や枠順には注意を払いたいです。

2025/3/21
3ヶ月の休み明けですが、1週前調教(栗WC稍重77.7-50.0-36.2-11.4併入)と時計が抜群でした。力は出せるとみています。また、枠も2枠4番と先行馬にとっては絶好の枠を引きました。後は抜け出すタイミングで反応できるかだけですね。
〇チムグクルにも注目しています。この馬の魅力は、先行してしっかりとした末脚を発揮できることです。前走は今回と同じ中京芝1400mで好枠を引き、終始無駄のない競馬をしたため、楽に勝つことができました。その時の走破時計は1分22秒1(上がり34秒8)。今回はもう少し速い時計になりそうなため、多少の時計短縮が求められますが、約2か月ぶりの出走となるため、成長を期待したいところです。また、中京芝1400mでは2戦して2着・1着と、まだ底を見せていません。懸念材料は、昨年11月から2月までで4戦もしていること、団野騎手のテン乗りですが、これまで5戦して5着以下がない安定感はあります。今回も得意な中京コースで上位争いを期待しています。
▲ニタモノドウシに注目です。この馬の魅力は、スタミナのいるコースで長くいい脚が使えることです。前走の朝日杯フューチュリティステークスでは、勝負所で荒れた内を選択してしまい、伸びきれずに外の馬に差されて9着と大敗しました。しかし、洋芝の札幌1500mのクローバー賞を楽勝して当時レコードだったことから、タフなスタミナが求められるレースには向いていると考えています。その点で、中京芝1400mは合っているでしょう。懸念材料は3か月の休み明けと、今回が初の左回りとなることです。左回りへの適性は、調教を見て判断したいです。

2025/3/21
私が確認した左回りの映像は、3/19に行われた美浦の販路コースでした。最初は左手前でコーナーに入り、直線を向いてから右手前に変えていました。手前の変え方自体は問題ありませんでしたが、右手前に変えた後、徐々に並走馬に接触しそうなほど近づいていました。むしろ、右回りより左回りの方が得意な可能性もあります。今まで左回りを使ってこなかったのは、単に条件がなかっただけでしょう。
△シルバーレインにも注目です。この馬の魅力は、確実に瞬発力を発揮できることです。前走の東京芝1400mでは、集団よりやや後方でロスの少ない内を走り、直線で外に出すのに戸惑いながらもじわじわ伸びて1着。東京コースとはいえ、1分21秒1(上がり33秒2)は、このメンバーの中では好タイムです。鞍上がルメール騎手というのも好材料。ただし、東京のようなスピードが出るコースではなく、中京芝1400mというスタミナが求められるコースで、同じような瞬発力を発揮できるか、また後方から馬群をさばけるかが課題となります。ただ、今回は前が激しくなりそうな展開が予想されるため、差しが決まりやすい展開になりそうなのは好材料です。
☆⇒無印モズナナスターには注意が必要です。この馬の魅力は、先行して粘れることです。前走のフィリーズレビューでは好スタートを決めたものの、先行争いに巻き込まれ、結果的に6番手追走という、モズナナスターにとっては想定外の展開になりました。前半のスピードが速く、先行馬が崩れる中、4コーナーでは先頭に立ち、5着に粘ったことで底力を示しました。すんなり先行できないと脆さはありますが、逆に楽に先行できた場合は粘れるタイプです。除外馬の影響で展開は変わりますが、メンバー次第では上位争いも可能でしょう。懸念材料は中1週での出走ですが、前走が休養明けの叩き台だったと考えれば、今回の上積みも期待できます。調教、除外馬の動向、枠順には特に注意を払いたいです。

2025/3/21
モズナナスターの調教(栗坂53.3-13.1)を見ましたが、中1週で強く追えないところは仕方ありませんが、並走馬に後れを取ったのはマイナスとみています。無印に評価を下げることにします。☆モンドデラモーレの調教がとてもよく見えましたので、とりあえず☆にしたいと思いますが、馬体重の変化もみて再度評価をしたいと思っています。
その他では、ウィルサヴァイブ、クラスペディア、チューラワンサ、トータルクラリティ、ヤンキーバローズにも注目。調教や馬体重、除外馬の状況によっては、印を入れ替える可能性があります。
予報に基づくvoxねこ夫の予想
◎4パンジャタワー
◯9チムグクル
▲8ニタモノドウシ
△7シルバーレイン
☆18モンドデラモーレ
注13クラスペディア
買い目 2,500
馬連Box:◎〇▲△☆
3連複:◎-〇▲-▲△☆注
3連単:◎→〇▲→〇▲△☆注
レース結果:予報と予想の検証
レースプロファイル予報(◎:想定通り,〇やや想定通り,×:やや想定外,✖:想定外)
〇脚質:先□□□■□
差 ⇒ 中盤で先行争いが激化しそう
⇒よどみないペースで差し有利な展開も先行馬も残る展開だった
×時計:遅□□■□□
速 ⇒ 1分22秒前後、上がり先行35秒台(差し馬は34秒台)
⇒勝馬の時計1:21.0(差34.3)と少し早かった
◎馬券:荒□■□□□
堅 ⇒ 混戦模様で波乱の可能性あり
⇒3,6,13人気馬で決着と荒れた
◎馬場:雨□□□□■
晴 ⇒ 良馬場開催。雨の心配なし
⇒良馬場開催
【レース結果】
1着 枠3 6番 ヤンキーバローズ
2着 枠8 18番 モンドデラモーレ
3着 枠7 14番 リリーフィールド
4着 枠2 4番 パンジャタワー
5着 枠6 12番 ラパンチュール
タイム
ハロンタイム 12.1 - 11.1 - 11.2 - 11.6 - 11.7 - 11.5 - 11.8
上り 4F 46.6 - 3F 35.0
コーナー通過順位
3コーナー (*14,15)11(2,10,16,18)(4,13)(6,9)(5,8,17)(1,3,7)-12
4コーナー (*14,15)(2,11,16,18)4(6,10)(13,9,8,17)(1,7)(5,12)3
※色の違い 1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑
【レース回顧】
好スタートを切ったリリーフィールドがハナを奪いました。先団は10頭ほどが固まる形となり、前半は12秒1、11秒1、11秒2と淀みのないペースでコーナーへ入ります。コーナーではややペースが落ち着いたものの、依然として馬群は固まったまま走り抜けます。4コーナーを抜けたあたりでも団子状態のまま直線へ向かいます。外の馬は膨らんだぶん若干遅れを取りましたが、巻き返しが可能な範囲でした。直線ではリリーフィールドが先頭、2番手にアーリントンロウが並び、叩き合いとなります。その2頭を追う形でモンドデラモーレが続き、その後ろにはヤンキーバローズとパンジャタワーが並んでいました。しかし、パンジャタワーは一瞬外へ膨らんだことで遅れを取ってしまいます。坂を上り切ってから再び詰め寄りましたが、4着までが精一杯でした。逃げ馬も残っていますが、基本的には差し有利な速い展開になりました。
voxねこ夫の予想
4着◎4パンジャタワー
8着◯9チムグクル
15着▲8ニタモノドウシ
6着△7シルバーレイン
2着☆18モンドデラモーレ
16着注13クラスペディア
買い目 2,500
馬連Box:◎〇▲△☆
3連複:◎-〇▲-▲△☆注
3連単:◎→〇▲→〇▲△☆注
【何が良くて何がダメだったのか】
レース展開はほぼ読み通りでしたが、大きな誤算だったのはリリーフィールドが逃げたことでした。リリーフィールドの初速が速いのは分かっていましたし、もし、この馬が逃げた場合、速い時計になることは想定していました。でも、前走で後方からの競馬をしていたため、今回も後方からの競馬になると勝手に思い込んでしまっていました。しかし、よく考えてみると、今回は武騎手から国分恭介騎手への乗り替わりで、なおかつ叩き2戦目でした。逃げる可能性は十分ありました。展開予想の軸となる逃げ馬を正しく判断しなければ、その後の予想全体がぶれてしまいます。時間をかけてでも、逃げ馬の見極めを怠らないようにしたいと思います。結果として、展開が一番向くと考えた馬(ヤンキーバローズ)、調教が最も良く見えた馬(モンドデラモーレ)、そして逃げた馬(リリーフィールド)が上位に入りました。また、今回のような混戦のレースで迷走する場合は、思い切って展開の恩恵を受けそうな馬を選ぶのも1つの方法だと思いました。



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