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車中泊に必要なもの ~最低限装備しておきたいもの~

このブログは、車中泊初心者が安心して車中泊するために何が必要かについて考えたこと配信しています。今回は、車中泊をするために最低限装備しておきたいもののご紹介です。

必ず必要なもの

キャンピングカー、バンニングカー、ワゴン、ワンボックス、ミニバン等、車中泊車といっても様々です。寝られれば何でもいいのですが、やっぱり快適な方がいいはずです。より快適に寝るために、何が最低限必要か考えてみたいと思います。

寝床を快適にする道具(車中泊マット)

昔のバンは、フルフラットにすると、あまり段差もなくきれいな平面になりました。その上に敷布団を敷けば、それだけで快適なベッドを作ることができました。でも最近の車のシートは、座ることに重点を置いているため、フルフラットにしてもぼこぼこしてしまいます。その上に敷布団を敷いても、快適とはいえません。

そこで登場したのが車中泊マットです。敷くだけでぼこぼこを解消してくれる、とてもお手軽な商品です。

2万円も出せばそれなりのものが購入できるようですが、旅行の疲れを取るための一番重要なアイテムなので、じっくり検討して納得したものを購入したいですね。少しお金をかけられるなら、メーカー直販のものがおすすめです。口コミも悪くありませんので、価格なりの見返りが期待できそうです。

このような車中泊マットを敷いたとしても、まだぼこぼしていると感じるかもしれません。より快適さを求める方は、車中泊マットの上に敷布団を敷くといいでしょう。敷布団は、普通の敷布団でも快適ですが、私がおすすめしたいのは、エアリープラスマットレス スーパーハードタイプ(アイリスオーヤマ)です。一般的な敷布団より硬く通気性が抜群によく、また、洗うこともできるのです。車中泊にはぴったりの敷きマットです。車中泊マットの上に、このスーパーハードタイプを敷けば、自宅で寝るのとほとんど変わらない快適なベットが出来ます。

車中泊に最適な季節は、春や秋ですが、日が沈んで外は涼しくなったとしても、車内の温度はなかなか下がらず、暑くて寝れないことがよくあります。このエアリー敷きマットは、日本の紡績業界の名門『東洋紡』が開発したエアロキューブを採用しているのですが、95%が空気でできているにも関わらず、高反発でしっかりしているので、何年使用しても型崩れがありません。もちろん洗って何度も使えます。暑い日は、このマットを敷いているだけで涼しさが全然違いすので、車中泊用だけではなく、家庭でもおすすめの商品です。

車中泊マットの上にエアリー敷きマットを乗せた場合、マットが滑る感じになるかもしれません。その場合は、100円ショップ等で売っている滑り止めシートを間に敷けば問題解決です。

マットレスですので、敷きパットやカバーが必要になります。

窓の目隠し(サンシェードorカーテン)

道の駅とはいえ、車の中で寝ている姿を他人に見られるのは不安なことです。目隠しは車中泊には欠かせないアイテムでしょう。

サンシェード

サンシェードは、元々太陽光をさえぎるために開発されたアイテムですが、車中泊では目隠しのために使用します。100円均一のショップでも売っていますが、あまりおすすめしません。理由は、夜、車内で明かりをつけることがありますが、外が暗いと明るい車内がとても目立つため、少しの隙間でも車内がはっきり見えてしまうからです。専用設計ならその心配が無いのです。

専用設計のサンシェードもいろいろなタイプのものが販売されていますが、おすすめは、遮光だけでなく、断熱設計されたものです。スキーやスノボなど、冬の雪山での車中泊はもちろんのこと、夏でも冷房で冷やした車内の冷気を逃しません。

専用設計ですので、車種、モデル毎に設計されています。例えば80系のヴォクシーの場合は以下の商品です。

フロントとリアで別売ですので、注意が必要です。運転席側と後部座席側の間にカーテンを付けるなら、リア側だけ購入すればいいですが、付けないのであれば、フロント側も購入する必要があります。

このメーカーは、ヴォクシーだけでなく、いろいろなメーカーのマルチシェード(保温効果もあるのでマルチシェードと呼んでいるらしい)を作っています。自分の車種にあったマルチシェードを探すには、ショップ内検索で、たとえば「マルチシェード ステップワゴン」といった検索ワードを入れて検索をして探してください。

もし、保冷や保温効果が無くても良いのであれば、価格をかなり抑えることができます。

フロント、リア、すべの窓を含めた価格ですので、マルチシェードに比べるとかなり安いです。ただのサンシェードですので、ペラペラで軽いですが、逆に、収納時に場所を取らないので、こちらの商品の方が使い勝手が良いかもしれません。ただ、安いだけあって、吸盤のくっつきにくさに問題があるようです。でも吸盤だけでも別売りしていますし、そもそも吸盤は消耗品と考えれば、それほど気にすることでも無いでしょう。ここもヴォクシーだけでなく、いろいろな車種のサンシェードを専用設計しています。

吸盤だけを取り換えるのなら、以下の商品がおすすめです。

カーテン

サンシェードは、目隠しにはとてもいいのですが、取り外しが面倒です。毎回付けたりはずしたりしなければなりませんので、長期の旅行の場合ストレスと感じるかもしれません。また、就寝中に吸盤がはがれる不安もあります。

カーテンであれば、開け閉めするだけなので手軽に目隠しができますし、吸盤がはがれて中が見えるということもありません。

カーテンもサンシェードと同様に、専用設計されたものをおすすめします。価格を抑えたいのであれば、純正でないものが安く購入できます。

カーテンレールを貼り付けるドアの下地にプライマー(接着促進剤)を付け、強力な両面テープでレールを貼り付けて取り付ける商品です。上記の商品は、リア側すべてのカーテンを取り付けることができますが、運転席側はつけられませんので、フロントから丸見えになってしまいます。それを解消するのが間仕切りカーテンです。

この商品も専用設計ですので、隙間はほとんどできません。また、カーテンもセットになっていますので、別で購入する必要もありません。

価格よりも、見た目や耐久性を重視するのであれば、やはり純正のカーテンがいいでしょう。純正のカーテンには、プリーツタイプとドレープタイプの2種類あります。プリーツとは「折りひだ」という意味で、カーテンが連続した繰り返しの「折りひだ」になっているものです。ドレープは、「優美にひだをつける」というような意味で、人工的なひだのプリーツに比べ、布を垂らした時にできる 流れるような柔らかい自然のひだのことです。 どちらもひだの付いたカーテンですが、ドレープタイプの方が高級な商品です。

80系ヴォクシーのプリーツタイプは以下の商品です。リア側だけのカーテンですので、フロント側を、間仕切りカーテンかサンシェードで隠す必要があります。

80系ヴォクシーのドレープタイプは、以下の商品です。こちらもリア側だけのカーテンです。

車中泊に最低限必要なアイテムは、「目隠し」と「寝床を快適にするための道具」です。お金をかければいいものが購入できますが、お金をかけなくても、工夫次第で快適なものを作ることも可能です。自分だけの空間を、自分のアイデアで埋めていく作業はとても楽しい作業なので、じっくり時間をかけて楽しみたいものです。

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