長期で車中泊に出かけると、必ずごみが出ます。ひと昔前なら、道の駅やコンビニ、スーパー等のごみ箱に捨てることができましたが、最近では、車中泊先のごみ箱が撤去され、ごみを捨てる場所が無い場合がほとんです。ごみは、ほうっておくと、車内が匂いで充満してしまいます。
今回は、車中泊をしながら、車内に匂わないでごみを溜める方法と、スーパー等のリサイクルボックスで回収してもらう方法をご紹介させていただきます。車中泊先では、想定通りに行かないことが多いので、このページを見て、あらかじめイメージしておくとストレスが少ないかもしれません。よろしければ、参考にしてください。
車内にごみをためる為に必要なもの
- レジ袋（宿泊数分）23cm×43cmくらいの大きさ
- フリーザーバックL（宿泊数分）27cm×30cmくらいの大きさ
- 布団圧縮袋M（1枚）100cm×80cmくらいの大きさ
レジ袋：一時的にごみを溜めるためのビニール袋です。自治体によって、燃えるごみとプラごみが分かれている場合がありますので、一応分別しておきます。2日に1回くらいジップロックL（27cm×30cm）に入れますので、入れやすいM（関西35号・関東20号）23cm×43cmくらいの大きさが丁度いいです。
フリーザーバックL：動画ではストックバックLを使っていますが、フリーザーバックの方がしっかりしていますので、匂いが漏れにくいです。レジ袋がいっぱいなったらこの袋に入れます。100円均一で売っているもので十分です。
布団圧縮袋：フリーザーバックに入れたごみを溜める入れ物です。実際に布団を入れて圧縮する訳ではありませんので、空気を抜く穴が無い方がかさばらくていいです。単純な作りのもの、100円均一で売っているもので十分です。
車内でのごみの溜め方
①レジ袋にごみを溜める
②ある程度溜まったら（2日に1回くらい）ジップロックに入れる
③ジップロックに入れたごみを布団圧縮袋に入れる
④座席の下など、目立たないけど取り出しやすい場所に保管する
リサイクルボックスでのごみの捨て方
①あらかじめ、スーパーの近くの洗い場がある場所を探しておく
②なるべくリサイクルボックスで回収してもらえるものを買う
③食品トレイ等（リサイクルできるもの）に入っている食材を別の容器（ビニール袋等）に入れ替える
④近くの洗い場で食品トレイ等（リサイクルできるもの）を洗う
こちらは、プラスチックトレーを洗っていますが、プラスチックトレーと発砲トレーは違います。
プラスチックトレーは、リサイクルボックスで回収してもらえないスーパーが多いので、あらかじめ、確認しておくと良いです。
⑤リサイクルできるもの（食品トレイ等）を乾かす
⑥スーパーのリサイクルボックスに入れる
ひと昔前であれば、車中泊をする人が少なかったためか、ごみはごみ箱に捨てる。それさえ守っていれば、問題ありませんでした。しかし、最近では、エコや環境問題が騒がれていることや、マナーの悪い車中泊者が増えたことなどから、ごみ箱を撤去するスーパーやコンビニ、道の駅が増えてきました。
おそらく、様々な問題があってそういう対応になってきていることと思いますが、車中泊は、車中泊先の方々の努力があってこそ可能になるので、感謝の気持ちを持って、車中泊先の地域のルールに合わせたごみのマナーを守る努力をしなければなりません。
2週間くらいの車中泊であれば、今回の方法でごみを溜め、家に持ち帰って、普段のごみと一緒に処分すればごみに悩まされることは無いと思います。よろしければ、参考にしていただければと思います。
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