2024阪神カップ(GⅡ)競馬重賞予報:展開予想で注目馬の動きを読む!

阪神カップ(アイキャッチ)2 12月
2024年12月21日(土)

開催日:2024年12月21日(土)

レース展開予報

予報要約

実績上位の有力先行馬 vs コース不慣れでも実力馬。いずれにしても名勝負必然!!

展開予報

プロファイル予報
脚質:先←2.0→差 (星が多いほど差し有利)
時計:遅←4.5→速 (星が多いほど速い決着)
馬券:荒←3.0→堅 (星が多いほど堅い決着)
馬場:雨←5.0→晴 (星が多いほど晴れ予想)

アサカラキングが逃げる可能性が高いですが、枠順次第ではウイングレイテストやエトヴプレが逃げることも考えられます。また、ウインマーベルやママコチャといった有力馬が前目にポジションを取ることで、速い流れになると予想しています。流れが速くなったとしても、有力馬たちは簡単には止まらないため、セリフォス、ダノンマッキンリー、ナムラクレアといった外国人ジョッキーが騎乗する有力な差し馬は早めに動く展開になると考えています。今年の阪神カップは好メンバーが揃い、短距離戦ながらも瞬発力の持続が問われる我慢比べのレースになりそうです。予想される走破時計は1分19秒台、上がり3Fは先行馬で34秒台前半、差し馬なら33秒台の脚が必要になるでしょう。

注目馬の分析

昨年の勝ち馬であるウインマーベルが人気を集めると予想されます。先行力があり、持ち時計も十分ですが、去年は阪神開催での勝利でした。今年は京都開催に替わる点が気がかりです。また、1200mのG1で安定した成績を残しているナムラクレアも人気になりそうです。1200mのスペシャリストという印象が強いですが、1400mの京都牝馬ステークス(GⅢ)を1:20.3(33.6)の時計で2着に入った実績があります。実績としては距離は問題無さそうですが、個人的には最後の伸びが少し甘く感じられました。約1年経って距離が克服できているかが鍵となるでしょう。

個人的に注目しているのはママコチャです。スプリンターズステークスを制していることから1200mのイメージが強いですが、京都1400mを1:19.0(33.0)という好タイムで楽勝した経験があります。今回はそのときより2kg斤量が増えますが、母父キングカメハメハ、父クロフネという血統を考えると、1200mより1400mの方が合うと考えています。

予報に基づくvoxねこ夫の予想

【予想】
◎ 15ママコチャ
〇 16ナムラクレア
▲ 12ウインマーベル
△ 6ウイングレイテスト
△ 11マッドクール

【買い目】合計2,000円

【単勝】300円 15

【馬連】各100円1頭軸流し
軸 6 相手 12,16
軸 12 相手 6,11,15,16

【3連複】各100円 フォーメーション
1頭目 15 2頭目 12,16 3頭目 6,11,12

【3連単】各100円 フォーメーション
1頭目 15 2頭目 12,16 3頭目 6,11,12,16

京都開催は異例の12週目です。馬が走るたびに芝が土と一緒に蹴り上げられる状態で、内側は相当荒れています。しかし、外を選ぶ馬も多く、内ほどではありませんが外も意外と荒れています。全体的に馬場が荒れているため、荒れた馬場が得意な馬を狙いたいところです。

◎15ママコチャは重馬場の実績はありませんが、父クロフネ、母ブチコ、母の父キングカメハメハと、芝で実績を残しているのが信じられないほど、ダート向きの血統です。距離も1200mより少し長い方が適しており、京都も合っていると感じますので、本命にしました。

〇16ナムラクレアは道悪が得意です。距離が少し長い気がしますが、ルメール騎手の巧妙な騎乗に期待しています。

▲12ウインマーベルも道悪実績があり、京都では2回走ってすべて掲示板に載っています。外目の枠を引いたことで、芝の状態が良い外へ出しやすく、期待しています。

△6ウイングレイテストは道悪が得意というわけではありませんが、調教の内容を見る限り、状態が非常に良さそうです。

△11マッドクールは距離とコースに不安はありますが、日本の道悪で2戦2勝と得意です。他の馬が道悪を気にすれば、面白い結果になるかもしれません。

12/17時点の候補馬
☆ウイングレイテスト
✓ウインマーベル
✓エトヴプレ
☆セリフォス
☆ダノンマッキンリー
✓ナムラクレア
✓ママコチャ
✓レッドモンレーヴ

※☆は調教が良く見えた馬

レース結果:予報と予想の検証

結果
1着 枠8 16番 〇ナムラクレア
2着 枠6 11番 △マッドクール
3着 枠7 14番 オフトレイル

アサカラキングが逃げ、エトヴプレとウイングレイテストが2番手を追走する展開は予想通りでした。内馬場の荒れ具合から、内を走った先行馬が大敗したのも想定通りです。また、上位に来た馬が力のいる馬場を得意としていた点も予想通りでした。ただ、思った以上に外が伸びる馬場状態だったようで、外を回って差した馬はほぼ33秒台の末脚を繰り出していました。

先行勢の中ではママコチャが粘った方ですが、外を回った差し馬の方が有利な状況でした。マッドクールが先行して2着に粘ったのは、力のいる馬場への適性差が結果に影響したようです。馬連をボックスで購入していれば的中していたため、少し残念に感じました。

レース結果 JRA

共通のレース展開プロファイル

コース特性

京都1400m(外)コースは、最初のコーナーまで約512mと長く、途中に上り坂があるため、前半はスピードが出しにくい構造です。しかし、3コーナーの坂の頂上から下りに入るため、重賞などで実力馬が揃った場合、ここから坂を利用したスピード勝負になることが多いです。コーナーが大きく、スピードを落とさずに回れる点も特徴で、先行馬には持続力のあるスピード、差し馬には持続力のある瞬発力が求められるコースです。

京都競馬場 芝1400m(外)の特徴と攻略情報まとめ|初心者向けにわかりやすく解説! | うましる
京都競馬場 芝1400m(外)のコースの特徴を競馬初心者向けに独自に解説しています。「これから競馬を始める!」「競馬場について知識がほとんどない……」という方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

過去10年の傾向

過去はすべて阪神で開催されています。良馬場だと1分20秒前後の決着になっていますが、今年は京都での開催です。そのため、阪神のデータはあまり参考になりません。ここでは、同じ京都1400mで行われたG2スワンステークスを参考にします。過去10年の開催で、良馬場が8回、稍重が1回、重馬場が1回ありました。良馬場での逃げ馬の成績は(1,0,1,6)です。全体的には差し馬が馬券圏内に入ることが多い印象です。決着タイムは良馬場で1分20秒台、稍重では1分21秒くらいです。上がり3Fは33.1秒~35.1秒と幅があります。4コーナー10番手以降の馬が馬券に絡む場合は33秒台の脚、そうでない場合は34秒台の瞬発力が必要です。

阪神カップの過去10年データ、好走馬一覧(2024年12月21日京都11R) | 競馬ラボ
阪神カップ過去10年データです。

個別のレース展開プロファイル

開催12週目

開催12週目は芝が荒れて内枠が不利になります。

過去のレース展開予報とvoxねこ夫の予想

まだありません。

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