🎯2025年 このレースは、ワイド(2,810円)の予想が的中しました!!
開催日:2025年2月15日(土)
レース展開予報
以下は、2025年2月11日(火)時点での予想です。今後、調教や枠順などの情報により予想が変わる可能性があります。内容に影響を与えない範囲での加筆や文章の校正は随時行いますが、大きな修正が必要となる場合は、日付を明記した上で追記として対応する予定です。
第60回 デイリー杯 クイーンカップ(GⅢ) 3歳オープン 1,600(芝)(牝)
予報要約
淡々とした逃げ展開も、有力馬が先行。途中でペースアップしても先行・差し勢が台頭!
展開予報
レースプロファイル予報
脚質:先□□■□□
差 ⇒ 先行馬が有利、差し馬も期待
時計:遅□□■□□
速 ⇒ 1:33秒台を目安。前半スローなら先行馬が有利
馬券:荒□■□□□
堅 ⇒ 人気馬が外れる可能性も
馬場:雨□□□□■
晴 ⇒ 当週~当日まで雨予報はなく、良馬場開催濃厚
過去に逃げたことがある馬は、エンブロイダリー、ミラーダカリエンテ、ロートホルンの3頭です。
ミラーダカリエンテは前走で15番枠から後方待機策を取り8着に敗れたため、今回は何が何でも先行策を取ると考えられます。また、ロートホルンも前走で出遅れながらもハナを奪い、逃げ切って1着となったことから、今回も先行策を取る可能性が高く、枠順次第では逃げる展開になるでしょう。一方、エンブロイダリーは、スローペースを見越してルメール騎手が逃げの手を打ち勝利したことがありますが、前走は中団待機策で勝っているため、今回は先行しないとみています。
ロートホルンがミラーダカリエンテに絡んでいかなければ、前半はそれほど速いペースにはならないと考えられます。しかし、人気が予想されるショウナンザナドゥも初速が速いため、それを負かしに行く馬がペースを押し上げると平均ペースになると予想されます。
想定される走破時計は1分33秒台、上がりは先行馬で34秒台、差し馬で33秒台が求められると予想しています。
注目馬の分析
◎エストゥペンダに注目しています。この馬の強みは、確実に末脚を伸ばせる点です。
前走のフェアリーステークス(中山)では、後方から3~4コーナーで終始外を回し、長くいい脚を使って3着まで追い上げました。先行して楽に1:32.8の時計で勝ったエリカエクスプレスには完敗でしたが、2着のティラトーレとはクビ差。ティラトーレのスケジュールがタイトなことを考えれば、逆転の可能性も十分にあるでしょう。
東京芝1600mは2回走って4着、1着とまずまずの成績です。しかし、2回とも稍重で、自慢の末脚には不向きな馬場でした。今回は良馬場が想定されますので、持ち味を発揮できるとみています。
懸念材料としては、前走のパフォーマンスが圧巻だった分、その疲れが残っているかどうか。調教や馬体重には注意が必要です。また、この馬は共同通信杯にも出走登録しています。そちらに出走する可能性もあります。
〇ショウナンザナドゥにも注目です。この馬の魅力は、先行力がありながら末脚もしっかりしている点です。
東京芝1600mは1度だけ(アルテミスステークス)出走し、3着に敗れましたが、先行した2頭がそのまま残る展開の中、中団から外を差した馬の中では最先着でした。敗れはしたものの、内容としては強い印象を残しました。
アルテミスステークスの走破時計は1:34.0でしたが、それ以外のレースでは1:33秒台をマークしています。先行してこの持ち時計を持っていることを考えれば、今回も1:33秒台で走れることが想定されるため、上位争いは確実でしょう。あとは、調子落ちがないかどうか、調教や馬体重のチェックを忘れずにしたいところです。
▲ロートホルンにも注目です。この馬の魅力はスピードです。
新馬戦(札幌競馬場・洋芝)では見せ場なく6着に敗れましたが、前走の東京芝1800m(野芝)では、出遅れながらもスピードの違いで逃げ、最後は5馬身突き放す圧巻の競馬を見せました。その際の1600m通過タイムは1:34.3。今回は、200m距離が短くなることや大差で勝っていることから、2番手で折り合い、同様の競馬ができればもう少し時計を詰められると考えられます。通用しても不思議ではありません。
先行する馬だけに、枠順には注意が必要です。また、約3カ月の休養明けとなるため、調教や馬体重もしっかりチェックしておきたいところです。
△⇒無印マディソンガールにも注目です。この馬の魅力は、血統の良さと、それに見合ったバネの効いた走りです。
母ヤンキーローズの子で、父(キズナ)は異なりますがあの3冠牝馬リバティアイランド(父ドゥラメンテ)の半妹にあたります。前走では、先週のきさらぎ賞で人気を集めたショウヘイに勝利しました。先行して抜け出したショウヘイに対し、全身を使ったリズミカルな走りで3着以下を突き放し、最後は1馬身差をつけて完勝しました。さらに、上がり時計は33.0と速く、姉のリバティアイランドを彷彿とさせる強い内容でした。
懸念点は、走破時計が平凡(1:49.4)なことです。1600m通過時のタイムは1:38.5で、今回約5秒縮める必要がある点が課題となりそうです。ただし、まだ1戦1勝と底を見せていないことや、姉の実績を考えれば十分対応できる可能性もゼロでは無いでしょう。
この馬についても、調教や馬体重のチェックを忘れずにしたいところです。

2025/2/15追記
並走馬に必死でくらいついている調教の様子や、厩舎からの「気が強い」というコメントを見て評価を下げました。素質は十分にありそうですが、まだ体が追いついていない印象です。他のメンバーとの比較から1:33秒台以内になるのは必須のため、現時点では5秒のタイム短縮できるほど体が鍛えられていないと判断しました。
代わりに、休養明けですがマピュースの評価を△に上げる予定です。ただし、休養明けという点を考慮し、馬体重には注意を払いたいところです。成長分の馬体がしっかり増えているか、逆に減っている場合は体が削れていないかを確認したいですが、個人的にパドックでチェックするのは時間的に難しいかもしれません。
注ティラトーレには注意しておきたいです。この馬の魅力は、先行力にあります。速いペースで先行し、他馬に脚を使わせない戦法で上位に食い込んでいます。
東京1600mでは1戦1勝ですが、走破時計は1:35.8(34.0)と平凡です。しかし、中山1600mでは4着、2着と敗れたものの、1:33.0(35.5)、1:33.3(35.9)と優秀な時計を持っています。先行してこのペースで走られると、いくら後続馬が速い上がりで追い込んでも届かない可能性があります。
ただし、懸念点としてフェアリーステークスの後にクロッカステークスを使い、中1週での出走となる点です。また、共同通信杯にも出走登録しているため、そちらに向かう可能性もあります。もし本レースに出走する場合は、調子落ちがないか、調教や馬体重の状態をしっかりチェックしておきたいところです。

2025/2/15追記
調教を見る限り調子落ちはなさそうですが、見えない疲れがあるかもしれません。また、「バカじゃないの?全く大丈夫だよ。使いながらどんどん良くなってきている」という調教師のコメントのページがネットから削除されているのも少し気になります。このまま注にとどめることにします。
共通のレース展開プロファイル
コース特性 東京1,600m
向こう正面、2コーナー出口付近からのスタートとなります。スタート直後は緩やかな下り坂が続き、最初のコーナーまでの距離は約550mです。距離が長いため先行争いはそれほど激しくなりませんが、下り坂の影響でスピードが出やすく、序盤がスローになりにくいのが特徴です。また、向こう正面の途中には上り坂があるため、ペースを落として息を入れるのも難しいコースです。スピードだけでは通用しません。坂を上った後は、下りながら3コーナーに入ります。3~4コーナーは平坦でカーブが緩やかなため、スピードを維持しやすい構造になっています。最後の直線は約525mと長く、途中に高低差2mの坂があるため、さらにスタミナが問われる展開になりがちです。このコースでは坂を2回上るため、持久力が必要なため、短距離馬よりも中距離馬の方が好走しやすい傾向があります。

過去10年の傾向
過去10回の開催のうち、良馬場が8回、稍重が2回となっています。2025年2月10日時点の天気予報では、土曜日まで雨の予報はなく、良馬場での開催となる可能性が高いと考えられます。以下では、良馬場の傾向を中心に分析します。
出走馬全119頭(1レース平均約15頭)のうち、馬券圏内に入ったのは24頭。その中で逃げ馬の成績は(1-0-1-6)と、あまり好成績を残せていません。また、4コーナーを3番手以内で通過した先行馬(まくり含む)が馬券に絡んだのは9頭(37%/24頭)、4コーナーを5番手以内で通過した先行馬(まくり含む)は11頭(28%/40頭)、それ以外の馬は23頭(33%/69頭)と、4コーナー3番手以内の先行馬と5~9番手の馬が好走する傾向が見られます。一方で、4コーナー10番手以降の追い込み馬も8頭(21%/39頭)と、東京コースらしく追い込み馬もそこそこ馬券に絡んでいます。
良馬場での勝ち馬の走破時計は1分32秒5~1分34秒2と、1分33秒前後での決着が多い傾向にあります。また、上がり3ハロンのタイムは32秒9~36秒2と幅がありますが、先行馬は34秒台、差し馬は33秒台で走破するケースが目立ちます。

個別のレース展開プロファイル
開催3週目
雨がほとんど降っていませんし、今週も雨予報はありません。先週は、東京新聞杯で差しが決まって、かつ、逃げた馬が3着に粘っていたようにトラックバイアスは出ていませんでした。今週も、内外の有利不利は無く、トラックバイアスは出ないでしょう。
おまけ
予報に基づくvoxねこ夫の予想
◎13エストゥペンダ
〇4ショウナンザナドゥ
▲5ロートホルン
△6マピュース
注8ティラトーレ
買い目 2100円
単◎
馬連Box◎〇▲△
ワイド◎▲△
3連複◎-〇△-▲△☆注
3連単◎→〇△→〇▲△☆注
逃げ馬2頭が競えば◎△に展開有利か?!
レース結果:予報と予想の検証
レースプロファイル予報(◎:想定通り,〇やや想定通り,×:やや想定外,✖:想定外)
◎脚質:先□□■□□
差 ⇒ 先行馬が有利、差し馬も期待
⇒1着馬は先行馬。2着馬は中段からまくって先行。3着馬は差し馬と想定通り
×時計:遅□□■□□
速 ⇒ 1:33秒台を目安。前半スローなら先行馬が有利
⇒1:32.2(34.9)と想定より少し速い時計の決着だった
◎馬券:荒□■□□□
堅 ⇒ 人気馬が外れる可能性も
⇒3,8,6番人気での決着。1,2番人気馬が飛んで荒れ気味と想定通り
◎馬場:雨□□□□■
晴 ⇒ 当週~当日まで雨予報はなく、良馬場開催濃厚
⇒時計の出る良馬場開催と想定通り
【レース結果】
1着 枠5 7番 エンブロイダリー
2着 枠4 6番 マピュース
3着 枠8 13番 エストゥペンダ
4着 枠7 12番 コートアリシアン
5着 枠2 2番 スライビングロード
タイム
ハロンタイム 12.3 - 10.8 - 11.1 - 11.5 - 11.5 - 11.5 - 11.6 - 11.9
上り 4F 46.5 - 3F 35.0
コーナー通過順位
3コーナー (*5,7)8(3,4,14)(6,12)2(1,9)-13-10,11
4コーナー 5,7,8(3,6,4)(2,14)(1,12)(13,9)(11,10)
※色の違い 1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑
【レース回顧】
スタート後、ロートホルンが楽に先頭に立ちました。しかし、2番手につけたエンブロイダリーが終始プレッシャーをかける形となり、3F~8Fまでずっと11秒台のペースが続き、逃げたロートホルンにとっては厳しい展開になりました。逃げたかったミラーダカリエンテは、追走するだけで精一杯となり、結局しんがり負けに。とはいえ、ロートホルンが逃げ、エンブロイダリーが競ったため、馬が違うだけで展開自体は想定通りでしたが、想定よりも速い1:32.2(34.9)の決着となりました。先行馬がこの時計で走られると消耗戦になってしまいます。結局、スピードとスタミナを兼ね備えたマピュースとエストゥペンダが、やや時計のかかる上がり(34.8、34.3)で2着・3着に入りました。
【voxねこ夫の予想の検証】
◎13エストゥペンダ
〇4ショウナンザナドゥ
▲5ロートホルン
△6マピュース
注8ティラトーレ
買い目 2100円
単◎
馬連Box◎〇▲△
ワイド◎▲△
3連複◎-〇△-▲△☆注
3連単◎→〇△→〇▲△☆注
【何がダメだったのか】
走破時計を見誤ってしまいました。ミラーダカリエンテが逃げられず、エンブロイダリーが逃げ馬を突く形となり、想定以上に速い時計になりました。このペースで走り、2.5馬身差をつけて勝ったエンブロイダリーの能力は、一枚上だったと言えるでしょう。エンブロイダリーはこれまで1600m戦で2戦して敗れており、時計も平凡だったため軽視してしまいました。しかし、今回は馬体重が8kg増え、成長分もあったのでしょう。また、先手を取って自分のペースで押し切ったルメール騎手の好騎乗も光りました。改めて、ルメール騎手騎乗馬には注意が必要だと感じました。また、ティラトーレは8着に敗れたものの、1:33.3(35.8)と自身の持ち時計に近いタイムでは走っています。中1週の影響もあったかもしれませんが、力負けと判断してよさそうです。一方、-6kgとパドックであばらが浮くほど細く見えた、ショウナンザナドゥは今後は馬体重の増加が課題となるでしょう。
過去のレース展開予報とvoxねこ夫の予想
まだありません。
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