2025年 マイルチャンCS(GⅠ)の競馬予想~重賞展開予報~

G1マイルチャンピオンシップ(アイキャッチ) 11月
2025年11月23日(日・祝)
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開催日:2025年11月23日(日・祝

展開予報

ジャパン・オータムインターナショナル 第42回 マイルチャンピオンシップ(GⅠ) 3歳以上オープン 1,600(芝・外)定量

予報要約

逃げ馬不在で先行有利。その中で、能力上位の差し馬がどこまで詰め寄れるか?!

展開予報

レースプロファイル予報
脚質:先先行有利(ねこ2)30×30□■□□□差し有利(犬)30×30差 ⇒ 逃げ馬不在で先行有利。長くいい脚使える差し馬がどこまで
時計:遅遅い(かめ2)30×30□□□■□速い(うさぎ4)30×30速 ⇒ 1分32秒前後、上がり先33秒台後半(差は0.5秒速い33秒台前半)
馬券:荒固い(お金少3)30×30□□□□■固い(お金少4)30×30堅 ⇒ 能力上位馬が5頭近くいて紛れは起きにくい。
馬場:雨雨30×30□□□□■晴れ30×30晴 ⇒ 良 前日は晴れ/降水0%、当日は晴時々曇/降水10% ※11/21金曜Yahoo調べ
枠順確定後

パッと見た感じ、内を引きたい先行馬が外を引いて外を引きたい差し馬が内を引いた印象です。有力馬の中ではウィンマーベル、ガイヤフォースが好枠を引いた印象です。この枠の並びであれば、スタート直後の展開はあまり変わりは無さそうです。ただ、アスコリピチェーノが内枠を引いてしまったためポジション取りをする可能性が高まりました。もしくは、NHKマイルカップの二の舞にならないように前半は流れるままの展開に任せて3~4コーナーから外に回すかもしれません。

枠順確定前

逃げ候補
◎ウインマーベル:先行して粘るタイプ。今回は逃げ馬不在で、明確に行く馬がいない場合、この馬のスピードが速い。ただし、自ら積極的に行くタイプではないため、展開次第では“押し出される形”でハナに立つ可能性がある。
カンチェンジュンガ:21戦中17戦が1200m戦、残り4戦もダートを含めて1400m戦という短距離専用タイプ。短距離戦としてはテンのスピードは速くないが、今回は逃げ馬不在で1600mのため、相対的にテンのスピードは上位。抑えて乗るつもりでも、結果的に逃げてしまう可能性がある。
トウシンマカオ:2~3歳時には1600m戦を3回経験しているものの、近走は重賞の1200m戦を中心に使われている。当然、今回のメンバーでスピードは上位。カンチェンジュンガ同様、抑えていても流れ次第では押し出されるようにハナに立つ可能性がある。

先行候補
エルトンバローズ:先行して抜け出すタイプ。馬場が渋ると前へ行けなくなることも。今回内枠を引いて荒れた馬場を通らされると位置を取りに行けない可能性がある。
ガイアフォース:横山武史騎手は先行から抜け出す競馬を得意とする騎手。スピード持続力型で、前に行かないと結果が出にくいタイプだけに、今回は多少無理をしてでも前へ行くはず。
ジャンタルマンタル:テンのスピードが速く、終いも鋭い馬。今回も無理なく先行ポジションを確保できるだろう。
レーベンスティール:前々で運んで抜け出す競馬をしたいタイプ。1600mは1戦のみで、これまで長めの距離を中心に使われてきた。瞬発力勝負では分が悪いため、レーン騎手が意識的に前で競馬をする可能性が高い。

展開の概要
スタート直後:逃げたい馬が不在。ウインマーベル、カンチェンジュンガ、トウシンマカオあたりの短距離馬が、押し出されるように先頭に立つ可能性がある。短距離から距離を伸ばしてきた馬は距離不安があるため、序盤から飛ばしにくい。スタート直後から最初のコーナーまでは、スローペースで入る可能性が高い
3~4コーナー:直線までスローの“ヨーイドン”になると不利な馬、特に中団以降で瞬発力勝負に自信のない馬は動かざるを得ない。まくりが得意なC.デムーロ騎手騎乗のソウルラッシュが仕掛け、続いてルメール騎手のアスコリピチェーノ、T.マーカンド騎手騎乗のチェルヴィニアあたりも動く可能性がある。先行しているジャンタルマンタルガイアフォースもこれに応じてスピードを上げる
最後の直線:直線に向く頃には、カンチェンジュンガトウシンマカオには脚が残っていない可能性が高い。ガイアフォースが先頭で、ジャンタルマンタルがそれを追い、外からソウルラッシュ、または大外、もしくは内が空けばアスコリピチェーノが伸びてくる展開が考えられる。末脚勝負のウォーターリヒト、オフトレイル、マジックサンズ、ラヴァンダも差を詰める可能性があるが、前半ゆったりした分と能力差を考えると、前と中団が止まらないと見られる。特に中団より前に位置する馬が有利と考えられる。

走破時計1:32秒前後
先行馬の上がり33秒台後半
差し馬の上がり33秒台前半

注目馬の分析

★★★★★ジャンタルマンタル
魅力:先行して32~33秒台の末脚を出せる馬。無敗で朝日杯を制した実績があり、9戦中GⅠ3勝で日本ではすべて3着以内と堅実。前走で敗れたガイアフォースとは0.1秒差で、今回は斤量が2kg有利になる。安田記念では0.2秒差で圧勝。4ヵ月半の休養明け2戦目となる。
懸念:京都コースでの持ち時計がない点。ただし、2歳時のレースで2走とも圧勝しているため、特に問題視する必要はなさそう。この馬より瞬発力が勝る馬より前で競馬をする必要があることくらいだが、そんな馬はいないか。

★★★★☆:アスコリピチェーノ
魅力:今回より0.5kg軽い55.5kgを背負い、中山1600mで1:30.8(上がり32.7秒)というとても優秀な時計で勝利している。海外レースを除く日本での競馬では7戦すべて連対しており、海外レースを含めても渋った馬場(稍重)を除けばすべて連対。2着に敗れた2戦のうち1戦は北村宏司騎手で大外を回った影響、もう1戦はジャンタルマンタルに敗れたレースで、ルメール騎手の直線急ブレーキという明らかな不利があっても2着まで追い上げた。勝負根性と瞬発力が魅力で、成長後にはジャンタルマンタルを上回る可能性もある。
懸念:海外遠征帰りで3ヵ月の休養明け。ただし、調教では96.1-80.4-50.9-36.3-11.2と動けており、調子落ちはなさそう。京都コースは初めてであること。海外レースでは敗北が大きくなることもあるが、いずれも稍重など馬場適性の影響が考えられる。

★★★★☆:ソウルラッシュ
魅力:中段から鋭い脚で抜け出す瞬発力が持ち味。ロマンチックウォリアーに先着した唯一の日本馬。4ヵ月半の休養明け2戦目で、前走は骨折明けの叩きレースだったため、今回は本格的に調整できる。実際、一週前追い切りは栗東CWで80.1-49.9-35.4-10.9と軽く時計を出し、当週も軽めで調整され、過程にミスがないことがうかがえる。
懸念:前走の富士ステークスでジャンタルマンタルガイアフォースに先着を許した。ガイアフォースには斤量差2kgで挽回可能だが、ジャンタルマンタルに0.3秒差を埋められるかは、7歳という年齢と上積みのなさから微妙と考えられる。

★★★☆☆:ガイアフォース
魅力:東京2回、京都1回の計3回、1分31秒台での走破時計を持つ。父キタサンブラック、母父クロフネで、母父の血が濃いためか芝のマイルで安定した成績を残し、日本の芝マイルではすべて4着以上。適性に気付くまでに時間がかかり、6歳まで迷走していたが、まだ伸びしろがある可能性がある。今年5月以降の海外遠征後、馬が別馬のように変わり、陣営も芝のマイラー仕様に作り直しているようだ。4ヵ月半の休養明け2戦目となる。
懸念:前走で勝ったジャンタルマンタルやソウルラッシュには斤量で2kg不利になること。近2走はいずれもタフなスタミナ戦で展開が向いた。今回もスローからのペースアップでスタミナが問われる展開になりそうだが、京都コースは直線坂がないため、前走ほどタフさは求められない。過去に数回出遅れたことがある点、古馬との重賞を前走でようやく勝利したため、実績がまだ少ない点も懸念となる。

★★☆☆☆:ロングラン
魅力:今回と同じ京都1600mで、今回より1kg軽い斤量で1:31.7(上がり33.3秒)の好時計を持っていること。1600mは京都と東京で2回しか走っておらず、1着と13着という極端な成績だが、コース特性の違いと考えれば、今回直線が平坦な京都で時計通り走れば上位争いも可能。岩田康誠騎手が1600mで3回目の騎乗になる点も魅力。4ヵ月休養明けの2戦目。
懸念:ダートや1800~2000mを使ってきた馬で、実績が十分ではないこと。今年7歳になり、重賞を2連勝してGⅠ出走に至ったが、明らかに実績不足。年齢的にも上積みは見込みにくい。1600m経験の少なさから未開花であった点に期待をかける形。

その他

★★☆☆☆:オフトレイル
魅力:32~33秒台前半の確かな末脚。直線坂の無いコースではすべて3着以内に来ていること。京都競馬場では1400~1800mを走ってすべて3着以内。京都1600mは(2,1,0,0)ただし、2~3歳冬の戦績。
懸念:逃げ馬不在で前半スローで流れそうなこと。タフな競馬になりそうで末脚が発揮でき無さそうなこと。出遅れ癖があって後方からの競馬になること。スピード馬だが、京都の走破時計の裏付けが無いこと。

☆☆☆☆:ウインマーベル
魅力:今回単騎で逃げられそうな事。昨年のこのレースで3着に来ていること。4ヵ月休養を叩いた2戦目なこと。
懸念:1600m戦を2回しか走っていない為か持ち時計が1:32.4(34.5)と平凡なこと。6歳牡馬と上がり目が少ないこと。

☆☆☆☆:ウォーターリヒト
魅力:32~33秒台前半の末脚。
懸念:逃げ馬不在で前半スローで流れそうなこと。タフな競馬になりそうで末脚が発揮でき無さそうなこと。近走京都で走っていないため、京都では32~33秒台前半の末脚を発揮できていないこと。

☆☆☆☆:ラヴァンダ
魅力:32~33秒台前半の末脚。
懸念:逃げ馬不在で前半スローで流れそうなこと。タフな競馬になりそうで末脚が発揮でき無さそうなこと。

枠順、調教内容、馬体重、馬場状態、除外馬の状況次第では、注目上位5頭の入れ替えも検討します。

コース・過去の傾向

コース特性 京都1,600m

持続力のあるスピードが生きるコース。直線の上りがなくスピード勝負になりやすい

スタート地点は2コーナー奥のポケットで、最初の3コーナーまでは約700mとかなり距離があります。そのため序盤の先行争いは激しくならず、各馬が無理せずポジションを取っていく流れになりやすいです。前半は比較的落ち着いたペースになりやすいものの、向こう正面に入ってから「淀の坂」と呼ばれる高低差約4mの坂を上り、3コーナーの頂上から一気に下り坂へと入ります。ここで自然とペースが上がり、スムーズに加速できる馬が勢いをつけて4コーナーに向かいます。最後の直線は約400mで、京都は他の主要競馬場と違い直線に上り坂がないため、各馬はスピードを落とさずそのままゴールを目指せます。差し馬は3コーナー下りからペースが上がるタイミングでじわっと動き始め、4コーナー出口で前との差を詰めておく必要があります。直線だけで差し切るのは難しく、スパートの開始が遅れると届かないケースが多いです。脚質は持続力のある先行・差しが中心で、追い込み一辺倒だと届きにくい条件です。枠順は大きな偏りはないものの、序盤が落ち着きやすいコース形態のため、内外どちらも展開次第で対応可能です。スピードを維持し続けられるタイプが能力を発揮しやすく、持続力を持った馬が優位に立つコースです。

※この情報は、以下のサイト等の情報を元に考察しています。詳しくはサイトで確認してください。

京都競馬場 芝2000mの特徴と攻略情報まとめ|初心者向けにわかりやすく解説! | うましる
京都競馬場 芝2000mのコースの特徴を競馬初心者向けに独自に解説しています。「これから競馬を始める!」「競馬場について知識がほとんどない……」という方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

過去10年の傾向

過去10年間の内、良馬場が9回、稍重馬場が1回でした。今回、京都競馬場の天気予報は、前日が晴れ(降水確率10%)、当日が曇り時々晴れ(降水確率0% ※11/17時点)ですので、良馬場で開催される可能性が高いです。今回は良馬場9回のデータのみで分析します。

良馬場時の出走馬は延べ154頭で、そのうち馬券圏内に入ったのは27頭です。脚質別の成績は以下の通りです。

逃げ馬(1コーナー先頭):9頭出走、1頭馬券圏内【1,0,0,8】(複勝率11.1%)
先行馬(4コーナー3番手以内):27頭出走、6頭馬券圏内(約22.2%)
先行馬(4コーナー5番手以内):45頭中12頭馬券圏内(約26.7%)
中団差し馬(4コーナー10番手以内):90頭中20頭馬券圏内(約22.2%)
後方追込み馬(11番手以降):64頭中7頭馬券圏内(約10.9%)

過去のデータを見ると、4コーナー5番手以内を中心に、10番手以内の馬の好走が目立ちます。ただし、4コーナー10番手以降の追い込み馬も意外と馬券圏内に入っており、先行馬だけでなく追い込み馬の動きも確認しておく必要がありそうです

良馬場時の勝ち時計・上がり3F

勝ち時計:1:32.0~1:33.3(1:32.5前後が目安)
上がり3F:32.7~35.6秒(先行馬 33秒台後半差し馬 33秒台前半が目安)

客観的な(馬場を考慮しない)過去の傾向

■ 枠順傾向
1枠:勝率5.0%、複勝率15.0%
2枠:勝率5.0%、複勝率25.0%
3枠:勝率5.0%、複勝率20.0%
4枠:勝率0.0%、複勝率20.0%
5枠:勝率5.0%、複勝率10.0%
6枠:勝率5.0%、複勝率10.0%
7枠:勝率4.2%、複勝率20.8%
8枠:勝率14.3%、複勝率17.9%

勝率は8枠が目立っているものの好走率は平均化しているようです。

■ 人気傾向
1番人気:勝率20.0%、複勝率40.0%
2番人気:勝率0.0%、複勝率50.0%
3番人気:勝率20.0%、複勝率50.0%
4~6人気:勝率20.0%、複勝率33.3%
7~9人気:勝率0.0%、複勝率16.7%
10人気以下:ほぼ馬券外(複勝率1.2%)

人気どころの好走が目立っています。

■ 年齢傾向
3歳:勝率9.1%、複勝率18.2%
4歳:勝率8.9%、複勝率28.9%
5歳:勝率3.3%、複勝率14.8%
6歳:勝率5.6%、複勝率11.1%
7歳以上:勝率0%、複勝率0%

3歳・4歳の好走率が際立っています。

■ 所属別
美浦所属馬:勝率8.3%、複勝率18.8%
栗東所属馬:勝率4.9%、複勝率17.1%

美浦所属馬は出走数がかなり少ないため、勝率は高く見えますが、複勝率は大きな差はありません。美浦の勝率が高いのは、遠征になる美浦から狙って出走してくる馬が多いことの裏付けかもしれません。

※本稿は競馬関連サイトのデータをもとに作成しています。詳細は各サイトをご確認ください。

マイルチャンピオンシップの過去10年データ、好走馬一覧(2025年11月23日京都11R) | 競馬ラボ
マイルチャンピオンシップ過去10年データです。

当週の馬場傾向

京都競馬場:良予想 開催8週目(第4回後2日目) Cコース設置後2日目

京都競馬場は開幕8週目(開催17日目)で、Cコース使用後2日目となります。先週日曜朝7時時点のクッション値は11.3と、かなり硬めの数値でした。さらに、開催当日も今週も雨予報がないことに加え、Aコースから直線部7メートル、曲線部6メートル外に内柵を設置するため、内外の芝状態は開幕週と同様に良好なコンディションになると予想されます。

天気予報は、前日が晴れ(降水確率10%)、当日が曇り時々晴れ(降水確率0% ※11/17時点)と、良馬場で行われる可能性がかなり高いと見ています。なお、先週土曜は前半のレースでは前が残りやすい傾向だった一方、後半のレースでは中盤からの差しが目立ちました。翌日曜は、メインのエリザベス女王杯を除き、ほぼすべてのレースで前に行った馬が上位に来ています。

レース映像を見返すと、内はかなり荒れているように見えるものの、1頭分内を空けて走る傾向が強かったため、前が残りやすい結果につながったと考えられます。今週はBコースからさらに3メートル外に仮柵を設置することや、もし内が荒れていれば引き続き内を空ける競馬になることから、おそらく前が止まりにくい傾向が続くと予想しています。

ただ、私はトラックバイアスに関してはド素人ですので、詳しく知りたい方は、以下のサイトなどを参考にしつつ、ご自身で予想を立てていただければと思います。

トラックバイアス&血統研究
トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

JRA公式クッション値

馬場情報(中京競馬場) JRA

JRA公式コース概要(仮柵等設置状況&予定)

第3回・第4回京都競馬の馬場概要(馬場情報) JRA

おまけ

voxねこ夫の予想

今のところこんな感じですが、最終的にはパドックを見てから決めます。
⇒これで行きます
◎15ジャンタルマンタル
〇5アスコリピチェーノ
▲17ソウルラッシュ
△6ガイアフォース
☆13ロングラン
注:ウインマーベル

買い目3800
3連複◎〇-〇▲△-☆注
3連単◎〇→◎〇▲△→◎〇▲△ × 2
3連単◎〇→◎〇→☆注

レース結果と振り返り

レースプロファイル予報◎:想定通り〇やや想定通り×:やや想定外✖:想定外
脚質:先先行有利(ねこ2)30×30□■□□□差し有利(犬)30×30差 ⇒ 逃げ馬不在で先行有利。長くいい脚使える差し馬がどこまで
⇒よどみなく流れても結局前に行った方が有利。長くいい脚が使える馬が3~4着に来た
×時計:遅遅い(かめ2)30×30□□□■□速い(うさぎ4)30×30速 ⇒ 1分32秒前後、上がり先33秒台後半(差は0.5秒速い33秒台前半)
⇒勝馬の走破時計は1:31.3(33.1)と想定より速かった
×馬券:荒固い(お金少3)30×30□□□□■固い(お金少4)30×30堅 ⇒ 能力上位馬が5頭近くいて紛れは起きにくい。
⇒1,4,15番で決着。3着に来た馬は差し馬の人気薄だった
馬場:雨雨30×30□□□□■晴れ30×30晴 ⇒ 良 前日は晴れ/降水0%、当日は晴時々曇/降水10% ※11/21金曜Yahoo調べ
⇒良馬場開催だった

【レース結果】
1着 枠7 15番 ジャンタルマンタル
2着 枠3 6番 ガイアフォース
3着 枠2 3番 ウォーターリヒト
4着 枠6 11番 オフトレイル
5着 枠5 9番 エルトンバローズ

タイム
ハロンタイム 12.2 - 10.7 - 11.3 - 11.7 - 11.8 - 11.4 - 11.0 - 11.2
上り 4F 45.4 - 3F 33.6

コーナー通過順位
3コーナー 1=9,15(5,6,10)(2,3,17)(7,14,12)(11,16)4,8,18,13
4コーナー 1-(9,15)(5,6,10)17(2,3)(14,12)7(11,16)(4,8)-(13,18)

※色の違い  1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑

【レース回顧】
スタート直後の先行争い:1F~3F(12.2 - 10.7 - 11.3) 3F(34.2)
前半3F34.2は京都マイルとしては速めで、スピード型の外回りらしい締まった入り。

3~4コーナー:4F~6F(11.7 - 11.8 - 11.4) 3F(34.9)
坂上からの下りで息が入りづらいまま淀みなく流れ、前も後ろも脚を溜めにくい持続戦

最後の直線:7F~8F(11.0 - 11.2) 2F(22.2) 3F(33.6)
直線は平坦で速い脚比べになり、前半の厳しさを耐えた先行勢が踏ん張りつつ、外差し勢も伸びるバランス型の決着。

次走に向けたメモ:
ウォーターリヒト(3着):序盤速い流れを中団で受け、直線しっかり伸びてのハナ差3着。時計面も優秀で重賞レベルの地力を示した。馬体増でも動けており、叩きつつ本格化気配。ペースが落ち着くレースなら勝ち切りまで期待。
オフトレイル(4着):後方から32秒台の末脚でメンバー最速。展開が向かなかった中で評価を上げる内容。広いコース・長い直線でより威力が出るタイプで、1400~1600mの差し競馬なら次走は要注意

voxねこ夫の予想
◎ジャンタルマンタル(1着):速い前半を好位から無理なく進め、直線は京都らしい平坦スピード勝負で押し切り完勝。成長を感じる内容で、この条件なら引き続き大崩れは考えづらいです。
アスコリピチェーノ(7着):好位外で流れに乗ったが、前半の速さで多少脚を使い直線の伸びが鈍った印象。悲観する内容ではなく、もう少し落ち着いた流れなら巻き返し可能です。
ソウルラッシュ(6着):中団から進めたが、前半の締まったラップで位置取りが微妙に後ろ。直線は伸びているだけに展開負け。次走も力は出せる状態です。
△ガイアフォース(2着):前半流れた中で4番手から折り合い、直線も長く良い脚を使っての2着。マイルでの競馬に安定感が出てきており、次走も堅実に走れる内容でした。
ロングラン(15着):後方から外を回したが、流れが速く脚を使う形で見せ場なし。展開待ちのタイプで、スローの決め手勝負になれば変わる余地はあります。
ウインマーベル(18着):行き脚つかず中団後ろで苦しい形。京都外回りの持続質より、平坦短距離の加速戦の方が向いている印象で、条件替わりで見直したいです。

【何が良くて何がダメだったのか】
注目馬5頭の中から1・2着が生まれ、その他の注目馬4頭から3・4着が出た。3着ウォーターリヒト、4着オフトレイルはいずれも4歳で末脚が際立つタイプ。本来その枠で選ぶべきところをロングランにしてしまった点が、まず一つ目の反省点。(ウォーターリヒトを選ぶべきだった)もう一つはアスコリピチェーノ。海外帰りの休み明けで、明確に目標が香港マイルだと考えれば外す判断もできたはず。軸を絞れていれば買い目を広げる余裕が生まれ、人気薄ウォーターリヒトまで手が届いた可能性もある。ただし、本命どころを厚く買い、万が一の人気薄や追い込み勢を薄めに買うという買い方の方向性そのものは間違っていなかった。今後も「ガチガチに見えるレース用の買い方パターン」として、このスタイルを継続するのが良さそう。

過去の展開予報

まだありません。

今週の他の重賞レース

展開予報とは

競馬で勝つためには『強い馬』ではなく、『展開が有利な馬』を見極めることが大切だと考えています。詳しくはこちらをご覧ください。

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