開催日:2026年8月23日(日)
展開予報
サマースプリントシリーズ
第22回 キーンランドカップ(GⅢ) 3歳以上オープン 1,200(芝)別定
予報要約
人気馬が死に枠。しかし前がやり合いそうな枠順で展開自体は後方に向く。後は瞬発力比べになる
展開予報
レースプロファイル予報
脚質:先□□□■□
差 ⇒ 前がやり合いそう。中段も外を回すロス。後方が有利
時計:遅□□□■□
速 ⇒ 1分08秒台、上がり先34秒台、差33秒台
馬券:荒□□□■□
堅 ⇒ 展開が向きそうな後方に人気馬が集中。中波乱は外差しか
馬場:雨□□□■□
晴 ⇒ 良馬場
【予報根拠の要約】※詳細はリンク先をクリックしてご覧ください
馬場傾向:開催5週目(第2回2日目)Bコース2日目
火曜日と木曜日に雨予報があるものの、開催当日は良馬場で行われる可能性が高い
Bコース替わりから2日目
開幕週より少し劣るものの、内先行有利な馬場のままと予想
コース特性:最初約400m、直線約266m。
序盤は長めの直線。逃げ・先行馬は自分のペースで位置を取りやすい。
3コーナーを過ぎて下り坂に入るとペースが速まりレースが動き始める
基本的には「逃げ・先行馬が有利」カーブが緩いためまくり差しで勝ち切る馬も
先行力があって洋芝に強い馬が有利
過去10回(タイム・脚質は良6回)の傾向:1:07.9~1:09.1(3F:33.2~35.6)
コーナーは大回りとはいえ、平坦で一周も直線も短い札幌1200m。逃・先が馬券に絡む率が高い
逃げ馬が絡む:走破時計が遅い。好位、ポジションを押し上げた差が絡む:走破時計が速い
枠による大きな有利不利はないが、内枠は多少割り引き
人気馬の好走率が高いがGⅠのステップレース。ここを目標に仕上げてきた馬の波乱の可能性も
3歳・4歳馬は斤量面で有利で、それが高い好走率に繋がっている
逃げ先行:逃げ争いをしそうな枠順。前は速くなって後ろの馬に展開の利がありそう
脚があれば外差しでも
天気予報:前日が「晴時々曇/降水確率10%・信頼度A」、当日が「晴時々曇/降水確率20%・信頼度A」(8月17日・月曜時点)
枠順確定後
展開の概要
スタート直後~向こう正面:4枠7番のマイネルジェロディが、8番ウインカーネリアンの内を引きました。この2頭より内で速い馬はルシードくらいしかいないため、この2頭が逃げ争いをすると予想しています。ただ、外にも速い馬がいることや、1コーナーまで約400mと長めであるため、様子を見ながらの争いになりそうです。おそらく外からサウンドモリアーナも来るでしょうが、さすがに内のウインカーネリアンを交わしてまで行くことはないでしょう。それでも、さらに外からロジケープ、エイシンディード、ロードフォアエースもポジションを取りに来るため、前半は平均より少し速めのペースで流れそうです。一方、内枠の人気馬は外から速い馬が来ることが分かっているため、ルシード以外のナムラクララ、パンジャタワー、エーティーマクフィは、後方からの競馬を余儀なくされそうです。
3~4コーナー:札幌競馬場は直線が約266mと短く、ここから仕掛けないと間に合いません。そのことが分かっているため、前を行くウインカーネリアンの三浦騎手、マイネルジェロディのR.ヘルナンデス騎手、サウンドモリアーナに騎乗する武豊騎手は、なるべく抑えたままコーナーを回りたいはずです。一方、後方からの競馬となり、脚を溜められているナムラクララ、パンジャタワー、エーティーマクフィは、3コーナーに入ってすぐ仕掛け始めるでしょう。また、先行する好位置を取れず、中団からの競馬になったロジケープ、エイシンディード、ロードフォアエースも、4コーナーを出る頃にはある程度の位置まで押し上げておかないと、上位争いには加われません。そのため、3~4コーナーの真ん中位から仕掛けて、外を回さざるを得なくなり、ペースは落ちず平均より少し速めで流れるでしょう。
最後の直線:先頭はウインカーネリアンで、2番手にマイネルジェロディとサウンドモリアーナが続き、中団の馬が先頭に並びかけるように外を回して、横一列での追い比べとなりそうです。終始少し速い流れのため、前を行く馬には苦しい展開。そうなると、後方にいたナムラクララ、パンジャタワー、エーティーマクフィといった馬にとっては好都合です。外を回る馬によって、内がぽっかりと開き、進路を取れる可能性があります。距離ロスのある中団から外を回した馬と、仕掛けのタイミングが遅くなる可能性のある内を走る後方の馬。内と外のどちらが伸びるかが焦点となりそうです。当日のトラックバイアスには注目したいところですが、現時点ではBコース2日目ということもあり、内が伸びる馬場であれば距離ロスは不利になると推測しています。つまり、内の人気馬であるナムラクララ、パンジャタワー、エーティーマクフィあたりが、展開的には有利になりそうです。ただ、脚力では外枠の馬にも魅力があるため、外が伸びる馬場であれば、内で後方を余儀なくされそうな馬の中で仕掛けロスをカバーして上位まで届きそうなのは、パンジャタワーくらいと予想しています。つまり、パンジャタワーはトラックバイアスに関係なく上位に来ると予想しています。
走破時計:1:08秒台
先行馬の上がり:34秒台
差し馬の上がり:33秒台
枠順確定前
逃げ候補
◎ウインカーネリアン:日本競馬31戦中14戦で逃げています。昨年のキーンランドカップでも逃げて0.5秒差の5着と好走したことを考えると、騎手はみんなそのことを知っている訳ですから、今年もこの馬が逃げる可能性が高そうです。
サウンドモリアーナ:過去芝6戦中2戦で逃げています。逃げた時の戦績は(1,0,1,0)と好結果です。今回のメンバーであればテンのスピードは速めのため、他馬の出方によっては逃げる可能性もあります。ただし、武豊騎手で逃げたことはありません。札幌1200mで勝った時のイメージが残っていると好位で追走するかもしれません。
マイネルジェロディ:過去37戦中2戦しか逃げたことがありませんが、ワールドオールスタージョッキーズに参戦するプエルトリコ出身でカナダのR.ヘルナンデス騎手が、奇襲的に逃げる可能性があります。
ロジケープ:過去1度も逃げたことが無いですが、テンのスピードではこの馬が抜けて速いです。能力が高い馬で、まだ3歳馬で抑えが効かない場合は、逃げても好走すると丹内騎手が判断すれば逃げる可能性もゼロではありません。
先行候補
イツモニコニコ:過去に3回逃げていますが、今回のメンバーであれば逃げられないと予想しています。インドのS.ナレドゥ騎手も逃げるというより、まくってくるタイプの騎手ですので、逃げることは無いでしょう。ただ、こじんまりとした札幌1200mなら、先行ポジションを取りたいとは考えているはずです。
エイシンディード:芝4レース中2レースで逃げているくらいテンのスピードは速い方ですが、今回のメンバーに入ると逃げられるほど速い方ではありません。こじんまりとした札幌1200mですので、取れるのであれば、前にポジションは取って来るでしょう。
ルシード:芝9戦中1回逃げたことがあります。前走は出遅れて後方からの競馬で2着になりましたが、基本的には出遅れてもポジションを取って来る馬です。名手D.レーン騎手ですので、こじんまりとした札幌1200mなら、先行ポジションを取ってくるはずです。
ロードフォアエース:芝になってからは1回しか逃げたことが無いですが、ダート時代は6戦中4回で逃げるくらいテンのスピードは速い方です。今回のメンバーであれば、逃げるのは至難の業ですが、すんなり先行はできるでしょう。日本が誇るリーディングジョッキーの岩田望来騎手、こじんまりとした札幌1200mですので、先行ポジションは取って来るでしょう。
注目馬の分析
★★★★★:パンジャタワー
魅力:唯一の懸念は調子だけだと考えていました。しかし、(札幌芝良単走62.5-48.3-34.1-11.1)の時計でとても調子が良さそうでした。昨年の持ったままの余裕の勝ち方から今回の相手では抜けた存在と考えて良さそうです。文句なしの◎。
懸念:昨年より1kg重い58kgでの出走となること。しかしそれくらいは当然で逆に58kgなら軽いくらい。ただ実際に58kgでは勝ったことが無いことは懸念。とはいえ、58kgはすべてGⅠ出走時です。
★★★☆☆:ロジケープ
魅力:3連勝中の勢いのあうる3歳牡馬。過去すべて3着以内。1200m戦は4戦3勝3着1回。時計も優秀で前走の札幌1200m以外は、57kgを背負ってすべて1:07秒台。また、前走札幌1200m戦で今回と同じ55kgを背負って1:08.1(33.3)という走破時計も洋芝としては優秀。この時計は昨年のキーンランドカップの勝ち時計 1:08.2(33.9)より0.1秒速い時計。そのときのパンジャタワーより1kg有利になる点も見逃せない。
懸念:2024年から別定条件が変わって3歳の基本斤量は55kgとなってしまった。とはいえ、55kgでも2kg軽い(2023年までの斤量差は3kg)ことに違いは無い。今年すでに5戦している疲れは少し気になる点ではある。ただ、短距離なのでそこまで気にしなくても良いかもしれません。調教は絶好調とと言いづらく、調子維持といった感じでした。能力だけで上位に来れる相手、斤量かなといった感じです。
★★★☆☆:ナムラクララ
魅力:前走札幌1200mの勝ち時計が今回と同じ55kgを背負って1:08.4(34.1)と、今回のレースの勝ち時計と大差ない持ち時計を持っていること。札幌2戦1勝4着1回、函館2戦1勝2着1回と洋芝を得意としている。
懸念:中1週のきつめのローテーション。ただ、調教を見る限り(札幌芝良66.9-50.3-35.8.11.7)馬なりと、好調が続く牝馬らしく、調子落ちは無さそう。相手関係で瞬発力勝負では少し分が悪い。かといって前に行くだけのテンのスピード力も無い。同じ位置取りだと厳しそう。内を突く等、浜中騎手の手腕に期待したい。
★★★☆☆:ルシード
魅力:前走札幌1200mの勝ち時計が今回と同じ57kgを背負って1:08.5(34.2)と、今回のレースの勝ち時計と大差ない持ち時計を持っていること。札幌1200m戦は(1,1,1,0)と得意としている。
懸念:前走を見る限りナムラクララには完敗。ただ、北村友一騎手からレーン騎手に乗り替わるため、うまく騎乗すれば展開のあやで上位に来れる可能性も。重賞挑戦が函館スプリントSの1回だけで12着と負けている。ただ、着差は0.7秒差、稍重だったこと、走破時計が1:08.1(34.1)と悪く無いことを考えれば度外視できる。出遅れ癖いもあるし、勝つまでは厳しいかも。
★★☆☆☆:エーティーマクフィ
魅力:調教は調子が良さそうな走りだった。昨年は、ダートから芝転向後、久々の芝を勝った後、キーンランドカップで7着も0.3秒差と差の無い競馬。父マクフィ、母父ハーツクライは、札幌洋芝適正があって当たり前。あれから1年。4戦芝の1200mの重賞を使って鍛えられた今年は一発があってもおかしくない。
懸念:後方からの競馬になりそうだが、届くのかが心配。ただ、4戦騎乗して(1,1,0,2)の富田騎手がうまく騎乗すれば上位に来れる可能性。
その他
★★☆☆☆:ウインカーネリアン
魅力:GⅠスプリンターズステークス勝ち、GⅠアルクオーツスプリント2着、GⅢ東京新聞杯、関屋記念勝ち、GⅢ京阪杯、東京新聞杯2着と実績だけなら抜けたNo1。休養明けの調教も風格のある走りで文句なく馬っぷりもNo1。9歳とは言えまったくの衰え知らずで前走もGⅠ高松宮記念を3着と、このクラスのスプリント戦ならまだまだやれる。
懸念:昨年1番人気で5着のこの馬ですが、昨年より2kg重い59kgとメンバー中最高斤量。ただ、510kg以上の大型馬であまり斤量泣きする馬では無い。9歳とメンバー中最高齢。ただ、9歳馬は過去10年で勝率100%と相性のいいレース。札幌は2回走って距離は違うがどちらも5着。
★★☆☆☆:サウンドモリアーナ
魅力:4歳牝馬で調教の動きが良く見えた。今回のメンバーであればテンのスピードが速く先行できる可能性。武豊騎手が騎乗するため、自分のペースで逃げた場合は、実績以上の結果を出せる期待。札幌芝1200mは1戦1勝と相性がいい。
懸念:3歳時、今回より1kg軽い54kgを背負って札幌1200mの持ち時計が1:09.3(34.5)と劣る。ただ、芝初戦だったことや、勝っていることから、時計は詰められる可能性はある重賞挑戦が前走の北九州記念1200mだが、6着と敗れている。ただ、重馬場だったことや、0.6秒差とそれほど離されていないため、洋芝の良馬場であれば巻き返せる可能性もある。
★★☆☆☆:
魅力:
懸念:
★★☆☆☆:
魅力:
懸念:
枠順、調教内容、馬体重、馬場状態、除外馬の状況次第では、注目上位5頭の入れ替えも検討します。
コース・過去の傾向
コース特性 札幌芝1,200m
札幌芝1,200mは2コーナー奥からスタートして、最初のコーナーまで約400mあります。序盤は長めの直線が続くので、極端に先行争いが激しくならず、逃げ・先行馬は自分のペースで位置を取りやすいです。
3~4コーナーはカーブがゆるやかでスピードを落とさずに回れるため、馬群がスムーズに流れて直線に入ります。さらに3コーナーを過ぎて下り坂に入るとペースが速まり、ここからレースが動き始めることが多いです。
最後の直線は約266mとJRAで一番短いコースです。差し馬は直線だけでは届きにくく、3コーナーから早めに動かないと間に合いません。
基本的には「逃げ・先行馬が有利」な舞台ですが、カーブが緩いため大外を回しても不利が少なく、まくり差しで勝ち切る馬も出ます。さらに全面洋芝で力の要る馬場なので、洋芝実績のある馬を重視するのがポイントです。
まとめると、このコースは 先行力があって洋芝に強い馬が有利なコースです。
※この情報は、以下のサイト等のデータをもとに考察しています。詳しくは各サイトをご確認ください。

過去10年の傾向
過去10年間の内、良馬場が6回、稍重が2回、重が2回でした。今回、札幌競馬場の天気予報は、前日が「晴時々曇/降水確率10%・信頼度A」、当日が「晴時々曇/降水確率20%・信頼度A」(8月17日・月曜時点)ですので、良馬場で開催される可能性が高いです。今回は良馬場6回のデータのみで分析します。
良馬場時の出走馬は延べ91頭で、そのうち馬券圏内に入ったのは18頭です。脚質別の成績は以下の通りです。
逃げ馬(最初のコーナー先頭):6頭中、3頭馬券圏内【1,1,1,3】(複勝率50.0%)
先行馬(4コーナー3番手以内):18頭中、9頭馬券圏内(50.0%)
先行馬(4コーナー5番手以内):30頭中、10頭馬券圏内(約33.3%)
中団差し馬(4コーナー10番手以内):60頭中、17頭馬券圏内(約28.3%)
後方追込み馬(11番手以降):31頭中、1頭馬券圏内(約3.2%)
コーナーは大回りとはいえ、平坦で一周が短く直線も短い札幌1200mらしく、逃・先行した馬が馬券に絡む率が高い傾向が出ています。差し馬であっても3~4コーナーである程度のポジションに付けておく必要がありそうです。
良馬場時の勝ち時計・上がり3F
勝ち時計:1:07.9~1:09.1(1:08.6前後が目安)
上がり3F:33.2~35.6(先行馬 34秒台、差し馬 33秒台が目安)
洋芝で前が残りやすいとはいえ、馬場適性とスピードの両方が求められるためか、速い時計で逃げ切るのは難しいようです。逃げ馬が馬券に絡んだレースは、時計が遅めのケースが目立ちます。一方、複数の逃げ馬がいて競り合うなど、速い時計になった場合は、好位につけた馬や、コーナーでポジションを押し上げた差し馬が上位に来る傾向があります。
客観的な(馬場を考慮しない)過去の傾向
■ 枠順傾向
1枠:勝率(0.0%)複勝率(11.1%)
2枠:勝率(0.0%)複勝率(5.9%)
3枠:勝率(5.3%)複勝率(26.3%)
4枠:勝率(5.0%)複勝率(25.0%)
5枠:勝率(5.0%)複勝率(15.0%)
6枠:勝率(15.0%)複勝率(25.0%)
7枠:勝率(15.0%)複勝率(25.0%)
8枠:勝率(5.0%)複勝率(20.0%)
1~2枠の成績が低いですが、その他の枠にはそれほど大きな差はありません。枠による大きな有利不利はないと考えた方が良さそうです。ただ、Bコース替わり2日目とはいえ、開幕から10日目。日曜日の後半ともなれば、内側が荒れてくる頃なのかもしれません。また、内枠は馬群に包まれて進路を失う可能性もあるため、内枠は多少割り引いて考える必要がありそうです。
■ 人気傾向
1番人気:勝率30.0%、複勝率40.0%
2番人気:勝率30.0%、複勝率80.0%
3番人気:勝率10.0%、複勝率40.0%
4~6人気:勝率6.7%、複勝率20.0%
7~9人気:勝率0.0%、複勝率23.3%
10人気以下:複勝率1.6%
キーンランドカップは、GⅢとはいえスプリンターズステークスの前哨戦として、GⅠで好走するような実力馬が出走してきます。そのため実力差があることが多く、人気馬の好走率も高いようです。一方、人気馬の目標はあくまでも次のスプリンターズステークスのため、ここで取りこぼすこともあります。ただ、短距離戦は、スタートの良さが反応の速さの表れでもあり、仕上がりの良さにも繋がることが多いようです。そのため、マイル~中・長距離のように、ステップレースで大きく崩れるケースは少ないです。しかし、完全に仕上げているわけではないため、ここを目標に仕上げてきた馬に仕上がりは敵いません。そういった仕上がりのいい馬の波乱の可能性があることを忘れてはなりません。
■ 年齢傾向
3歳:勝率13.0%、複勝率30.4%
4歳:勝率8.1%、複勝率32.4%
5歳:勝率6.4%、複勝率17.0%
6歳:勝率0.0%、複勝率4.2%
7歳:勝率0.0%、複勝率0.0%
8歳:勝率0.0%、複勝率10.0%
9歳:勝率100.0%、複勝率100.0%
10歳:勝率0.0%、複勝率0.0%
9歳馬の勝率・複勝率100%は、C.ルメール騎手が騎乗して大波乱を起こしたエポワスの1頭しか出走していないため、例外と考えて良さそうです。別定条件は「3歳55kg、4歳以上57kgを基本に牝馬は2kg減。さらに、過去1年以内の牝馬限定競走を除くGⅠ勝ち馬は2kg増、牝馬限定GⅠまたはGⅡ勝ち馬は1kg増、1年以上前の牝馬限定競走を除くGⅠ勝ち馬は1kg増」です。しかし、2023年以前は、3歳は53kgで4歳以上は56kgでした。過去の実績の少ない過去のキーンランドカップでは3歳・4歳馬は斤量面で有利で、それが高い好走率につながっていた可能性があります。とはいえ、改定後の別定条件である昨年も3歳馬が2頭馬券に絡んでいます。
■ 所属別
美浦所属馬:複勝率19.0%、勝率6.9%
栗東所属馬:複勝率20.0%、勝率6.3%
所属による差はほとんどありません。
※この情報は、以下の競馬関連サイト等のデータをもとに考察しています。詳しくは各サイトにてご確認ください。

当週の馬場傾向
札幌競馬場:良馬場予想 開催5週目(第2回2日目)Bコース2日目
天気予報は、前日が「晴時々曇/降水確率10%・信頼度A」、当日が「晴時々曇/降水確率20%・信頼度A」(8月17日・月曜時点)となっています。開催当日は、良馬場で行われる可能性が高そうです。
先週の札幌競馬場のクッション値は8.0で、やや柔らかめの馬場でした。逃げ馬の成績は、良馬場だった土曜日が(1,1,3,2)、日曜日が(1,0,1,5)でした。土曜日は逃げ馬の成績がまずまずでしたが、それでもクラスが上がる後半のレースになるにつれて、差し馬が馬券に絡むシーンが多かった印象です。日曜日も、逃げ馬が馬券に絡んだのは午前中の未勝利戦と1勝クラスの2レースのみで、クラスが上がる後半のレースでは全く馬券に絡みませんでした。
今週は火曜日と木曜日に雨予報があるものの、開催当日は良馬場で行われる可能性が高いと見ています。また、今週は開催5週目で、Bコース替わりから2日目となります。荒れた内馬場に仮柵が設置されることで、荒れた部分を通らずに済むため、開幕週と同様に内・前有利の馬場になる可能性がありそうです。
なお、私はトラックバイアスについて専門的に解説できる立場ではありません。詳しく知りたい方は、各種専門サイトなども参考にしながら、ご自身で判断していただければと思います。
詳しくは、以下のサイトなどもご参照ください。
JRA公式クッション値
JRA公式コース概要(仮柵等設置状況&予定)
おまけ
voxねこ夫の予想
枠順確定後の予想です。仮の予想です。馬体重発表後に変える可能性があります
⇒Bコース替わりでも外差しが決まりやすい傾向にある今の札幌競馬場
パンジャタワーの能力が高いが内枠は不利
外枠のロジケープ中心に変えます
◎3パンジャタワー
〇13ロジケープ
▲1ナムラクララ
△2ルシード
☆4エーティーマクフィ
注8ウインカーネリアン
買い目3100円
馬連◎-〇▲△☆注
3連複◎-〇▲△☆注
3連単◎〇→◎〇▲→◎〇▲△☆注
⇒
◎13ロジケープ
〇3パンジャタワー
▲1ナムラクララ
△2ルシード
☆4エーティーマクフィ
注8ウインカーネリアン
買い目2500円
馬連◎-〇▲△☆注
3連複◎-〇-▲△☆注
3連単◎〇→◎〇▲→◎〇▲△☆注
レース結果と振り返り
レースプロファイル予報(◎:想定通り,〇やや想定通り,×:やや想定外,✖:想定外)
✖脚質:先□□□■□
差 ⇒ 前がやり合いそう。中段も外を回すロス。後方が有利
⇒前はやり合わなかったが速い流れ。それでも前が残った
〇時計:遅□□□■□
速 ⇒ 1分08秒台、上がり先34秒台、差33秒台
⇒1:07.7(33.6)と想定より少し速い時計だった
×馬券:荒□□□■□
堅 ⇒ 展開が向きそうな後方に人気馬が集中。中波乱は外差しか
⇒人気どころではあったが、速い流れでも前に行った馬が残った
◎馬場:雨□□□■□
晴 ⇒ 良馬場
⇒良馬場開催だった
【レース結果】
1着 枠7 14番 サウンドモリアーナ
2着 枠2 3番 パンジャタワー
3着 枠4 8番 ウインカーネリアン
4着 枠2 4番 エーティーマクフィ
5着 枠8 16番 ロードフォアエース
タイム
ハロンタイム 12.1 - 10.8 - 11.1 - 11.2 - 11.1 - 11.4
上り 4F 44.8 - 3F 33.7
コーナー通過順位
3コーナー (*8,14)15(2,9)(3,4)(1,6,13)(5,7)(12,16)10,11
4コーナー (*8,14)(2,15,9)(3,4)(1,5,13)(7,16)(12,6)10,11
※色の違い 1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑
【レース回顧】
スタート直後の先行争い:1F~2F(12.1 - 10.8) 2F(22.9)
札幌芝1200mはスタート後に約400mの向こう正面を走り、緩やかな上り坂が続くコース。その条件で2F22.9秒はかなり速い入り。ウインカーネリアン、サウンドモリアーナ、マルチエイシンディードなどが前に出て、序盤から先行馬には厳しい流れとなった。
3~4コーナー:3F~5F(11.1 - 11.2 - 11.1) 3F(33.4)
コーナーが大きく緩いためスピードを落としにくい札幌らしく、序盤の速い流れからほとんどペースを緩めずに推移。3コーナーの頂上から下りに入る区間でもあり、ここでも息を入れることができない厳しい持続力勝負になった。
最後の直線:6F(11.4) 3F(33.7)
短い直線に入ってからも大きく失速せず、ラスト3F33.7秒。前半の速い流れを考えれば一定のスピードを維持した形で、先行馬には厳しく、中団から脚を溜めていた馬が伸びる展開となった。その中で先行したサウンドモリアーナが1着、逃げたウインカーネリアンが3着に粘った内容は評価できる。
次走に向けたメモ:
ロードフォアエース(5着):道中は13番手と後方からの競馬になったが、上がり33.4秒でメンバー最速タイの脚を使って5着まで追い込んだ。前半2F22.9秒から中盤も緩まない厳しい流れで差しが届きやすい展開だったとはいえ、短い札幌の直線でこの位置から掲示板を確保した内容は悪くない。もう少し前で運べる展開なら、次走はさらに上位を狙えそう。
voxねこ夫の予想
◎パンジャタワー(2着):中団の6番手から運び、直線ではしっかり脚を使ったものの、好位から抜け出した勝ち馬を捉え切れず2着。58kgを背負っての内容は悪くなく、展開ひとつで次走も勝ち負けできそうです。
〇ロジケープ(6着):道中8番手から進めたものの、直線では前との差を詰め切れず6着。55kgの軽量を生かし切れなかった点は物足りないですが、前半から流れが速く、最後まで脚を溜める難しいレースでした。次走はもう少しペースが落ち着く展開で見直したいです。
▲ナムラクララ(13着):8番手から運んだものの、直線では伸びを欠いて13着。道中の位置取りは悪くなかっただけに、速い流れを追走した影響が大きかった印象です。今回だけで評価を下げるのは早く、展開や馬場が合う条件で改めて見直したいです。
△ルシード(11着):好位の4番手から進めましたが、前半の速い流れを受けて直線では脚が残りませんでした。結果的に先行勢には厳しい展開だったため、もう少しペースを抑えて運べるレースなら巻き返しがあってもよさそうです。
☆エーティーマクフィ(4着):パンジャタワーと同じ6番手から進み、直線でもしぶとく脚を使って4着。57kgを背負いながら上位馬と差のない競馬ができており、展開を問わず安定して力を出せるタイプ。次走も重賞で十分に通用する内容でした。
注ウインカーネリアン(3着):前半から速い流れを作りながら、最後まで粘って3着を確保。9歳・59kgという条件を考えても非常に強い内容で、今回の走りを見る限り年齢による衰えは感じられません。今回調教が今一だったため、叩いた次走も単騎、あるいは楽に先行できる組み合わせなら注目です。
【何がダメだったのか】
スタート後の3Fからゴールまで、ほぼ一定のペースで進む絶妙な逃げ。このペースで逃げられると、経験や底力のない馬には厳しい。結局、GⅠ馬2頭が2~3着に入り、夏の牝馬で札幌を得意とする武豊騎手騎乗のサウンドモリアーナが1着。4着も、昨年は前が詰まって7着に敗れたエーティーマクフィで、底力のある馬が上位を占める結果となった。一方、◎ロジケープはまだ3歳で、こうした淀みのないペースを経験する機会が少なく、本来の能力を出せる調教を積んで無かったのかもしれない。底力のあるGⅠ馬が逃げる場合、よどみないレース展開になって結局実績馬しか上位に来れないような展開になる可能性も考えておかなければならない。また、開催5週目で内が荒れているにもかかわらず、「内の馬ではパンジャタワー以外は上位に来られない」と予想していたにもかかわらず、実際には内枠の馬を多く選んでしまった。考えと行動が逆になってしまっていた。内が不利だと判断した時点で、自分の予想を信じて、その予想に従った予想、つまり、パンジャタワー以外の内の馬はバッサリ切って、外の馬を選ぶ、大胆な予想に変えるべきだった。(たとえば◎をサウンドモリアーナにしていれば馬連、3連複、3連単は的中していた)

過去の展開予報

今週の重賞レース

展開予報とは
競馬で勝つためには『強い馬』ではなく、『展開が有利な馬』を見極めることが大切だと考えています。詳しくはこちらをご覧ください。

おすすめ記事
買い物をもっと便利に!voxねこ夫が作ったAndroid用メモアプリ

音声だけで操作できるのが、このアプリの大きな特徴!他の買い物アプリとは一味違います。さらに、カテゴリで簡単に絞り込んだり、夫婦や家族間でメモを共有できるので、買い物がもっとスムーズになります。
長期車中泊に役立つ!ポータブル電源使用時の注意点

1週間以上の長期車中泊に必要なポータブル電源選びや電源確保の方法など、出発前に知っておくべき情報を紹介しています。このブログを読んでおけば、車中泊中の電源不足に悩むことはなくなるはず!快適な車中泊のために、ぜひチェックしてみてください!


コメント