2025年のレース展開予報とvoxねこ夫の予想
開催日:2025年1月19日(日)
第72回 日経新春杯(GⅡ) 4歳以上オープン 2,400(芝)ハンデ
予報要約
差し有利な展開でも中京2200実績ある逃馬は時計も優秀。差し馬は紐までか!?
展開予報
データプロファイル予報
脚質:先□□■□□
差 ⇒ 差し有利な展開も先行馬が残るか?!
時計:遅□□□■□
速 ⇒ 逃げ馬の持ち時計速くやや速めの時計
馬券:荒□□□■□
堅 ⇒ 展開は有力馬に向きそう
馬場:雨□□□□■
晴 ⇒ 良馬場開催も開幕8週目で多少荒れ馬場も仮柵移動
出走登録している馬の中で逃げて勝っている馬は、ケイアイサンデラ、タッチウッド、バトルボーン、メイショウタバルの4頭です。このうち、ケイアイサンデラ(良馬場2:11.1、上がり34.6)とメイショウタバル(稍重馬場2:11.8、上がり36.0)は、どちらも今回と同じ中京2200mで、秋開催の時計が出やすい条件とはいえ、まずまずの好タイムで勝利しています。
ケイアイサンデラは、レースを通して3番手を追走し、最後に差されそうになりながらも二の脚を使って勝利する強い内容でした。一方、メイショウタバルは稍重馬場で楽に逃げ切って勝利しましたが、今回、メイショウタバルが+0.5kgの斤量増に対し、ケイアイサンデラは-2.0kgとなり斤量面で不利です。
バトルボーンは前走、小頭数のレースでスピードの違いから先頭に立ち、そのまま押し切る形で勝利しましたが、必ずしも「逃げたい」というタイプではない印象です。タッチウッドは前走で1枠1番を引き、多少出遅れながらもC.デムーロ騎手が好枠を生かして、行き脚をつける形で逃げ切りました。ただし、今回は武豊騎手への乗り替わりや、相手関係を考えると無理に逃げることはないと考えられます。
以上を踏まえ、枠順次第ではありますが、メイショウタバルが逃げる展開になると予想されます。いずれにしてもスローペースにはならないでしょう。
走破時計は2:11秒台、上がり3Fは差し馬なら33秒台、先行馬なら34秒台になると予想します。中京2200mはスタミナが求められるコースで差し馬有利とされていますが、スタミナのある馬が逃げる今回は簡単には前が止まらない可能性が高いです。特に、同コースで好時計を記録しているケイアイサンデラとメイショウタバルを負かすには、相当な末脚が必要になりそうです。
注目馬の分析
人気は無さそうですが、◎ケイアイサンデラを有力視しています。この馬はスタミナが求められるコースでも先行して末脚をしっかりと発揮できる点が魅力で、今回斤量も有利です。逃げれば楽な展開に持ち込める一方、逃げなくても折り合いがつくため安定感があります。過去に休養明けで勝利した実績があるため、今回の3ヶ月休養明けも問題ないと考えますが、仕上がりの状態はしっかり見極めたいところです。
〇メイショウタバルも先行力とスタミナを兼ね備えた馬です。今回は逃げる展開になると予想され、簡単には止まらないでしょう。紙面上の数字では末脚が少し劣る印象がありますが、調教の様子からは成長を感じさせます。末脚が改善されていれば、勝利も十分に可能性がありますが、他馬と比較すると斤量がやや重めなのが気になる点です。
▲ホールネスにも注目です。この馬は中京2000m(良馬場2:00.0、上がり34.6)と中京2200m(重馬場2:15.1、上がり35.1)で勝利しており、前走のエリザベス女王杯では内枠という好条件もありながら、2:11.6で3着と力通りの健闘を見せました。中団より少し前の好位から差す競馬が得意であり、その脚質は中京2200mにぴったりと言えます。
△ヴェローチェエラにも注目しています。この馬は4コーナーからまくり、速い脚で差してくるのが得意ですが、今回は逃げ馬が多く展開が向きそうです。ただし、前に行く馬が非常に強力であるため、差し届くかどうかは微妙なところです。とはいえ、調教の動きから成長を感じさせるため、先行馬同士がやり合った場合には差し切る可能性も考えられます。ただし、初めてのコースという点が懸念材料です。
注ロードデルレイにも注意が必要です。前走はベテランの岩田康成騎手騎乗馬のデシエルトにうまく逃げられましたが、3コーナーからスピードを上げてその勢いをゴールまで持続させ2着を確保しました。東京コースで速い上がりを活かして差す競馬で勝利してきた実績から、決してスタミナタイプではないと思われますが、それにもかかわらずスタミナタイプとされるコスモキュランダには完勝でしたので、2000mまでならスタミナが必要とされるコースでも対応できることが証明されました。時計も1:58.8(上がり35.1秒)とまずまずの好タイムでしたので、距離が200m伸びて同じパフォーマンスができるか注目しています。
予報に基づくvoxねこ夫の予想
◎4ケイアイサンデラ:先行して末脚をしっかり
〇6メイショウタバル:簡単には止まらないが、斤量が重め
▲7ホールネス:脚質は中京2200mにぴったり
△13ヴェローチェエラ:展開が向きそうだが初コース??
注8ロードデルレイ:スピードタイプも能力上か?
【買い目】各100円 合計2,000円
単勝◎
複勝◎
馬連Box◎〇▲
ワイド◎-〇▲△注
3連複◎-〇▲-〇△注
3連単◎-〇▲-〇▲△注
レース結果:予報と予想の検証
データプロファイル予報(◎:想定通り,〇やや想定通り,×:やや想定外,✖:想定外)
×:脚質:先□□■□□差 ⇒ 差し有利な展開も先行馬が残るか?!
⇒差し有利な展開にはなったものの、時計速すぎて前が残る展開にはならなかった
〇:時計:遅□□□■□速 ⇒ 逃げ馬の持ち時計速くやや速めの時計
⇒逃げ馬が飛ばして逃げたため、2:09.8とかなり速い時計での決着になった
〇:馬券:荒□□□■□堅 ⇒ 展開は有力馬に向きそう
⇒差し馬に向く展開になり、1,2番人気馬は来なかったがわりと堅めの馬券だった
◎:馬場:雨□□□□■晴 ⇒ 良馬場開催も開幕8週目で多少荒れ馬場も仮柵移動
⇒仮柵移動の効果があり、速い時計での決着になった
【レース結果】
1着 枠4 8 注ロードデルレイ
2着 枠7 14 ショウナンラプンタ
3着 枠1 1 マイネルエンペラー
4着 枠7 13 △ヴェローチェエラ
5着 枠5 9 サトノグランツ
タイム
ハロンタイム 12.2 - 11.0 - 11.3 - 11.8 - 11.4 - 11.2 - 11.4 - 12.1 - 12.2 - 12.7 - 12.5
上り 4F 49.5 - 3F 37.4
コーナー通過順位
1コーナー 6-(4,11)2(1,7)3(8,13)(12,15)(5,9)14-16=10
2コーナー 6=11,4,2(1,7)3-(8,13)(12,15)5(9,14)-16=10
3コーナー 6=(4,11)(1,2)(3,7)(8,13)(12,15)(9,5,14)16=10
4コーナー 6=(4,11)(1,2)8(3,7)13(12,15)(9,5,14)16-10
※色の違い 1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑
【レース回顧】
スタート直後からメイショウタバルが果敢に飛ばして逃げました。2番手のケイアイサンデラには、サンライズアースが被せる形で追走する展開となりました。メイショウタバル自身は速い脚を使って先頭を維持していましたが、2番手以降は平均的なペースでした。ただし、メイショウタバルのスピードが4コーナーまで続いたことで、先行勢が惑わされ、仕掛けが早まった結果、差し馬にとって理想的な展開になりました。1着に輝いたロードデルレイでさえ、上がりタイムは35.6秒だったことを考えると、消耗戦となったといえます。メイショウタバル自身も、ほぼ自己ベストに近いタイム(2:11.9)で走っており、その能力は十分に発揮していたといえるでしょう。一方、ロードデルレイは3馬身差をつけての楽勝。このメンバーの中では一枚上の能力を持っていたといえます。
【voxねこ夫の予想の検証】
15着◎4ケイアイサンデラ:先行して末脚をしっかり
11着〇6メイショウタバル:簡単には止まらないが、斤量が重め
14着▲7ホールネス:脚質は中京2200mにぴったり
4着△13ヴェローチェエラ:展開が向きそうだが初コース??
1着注8ロードデルレイ:スピードタイプも能力上か?
【何がダメだったのか】
ケイアイサンデラにとっては理想的なポジションを取れていたものの、終始サンライズアースに被せられるという厳しい展開に苦しめられました。先行馬、とりわけ逃げた経験のある馬は、被せられると脆いケースが多いですが、ケイアイサンデラもその例外ではありませんでした。結果として、走破タイムは2:13.2(上がり39.3)と、自己ベストよりも2秒近く遅い時計になり、完全にペースを乱された形でした。
今回のレースを振り返り、先行馬、それも逃げ馬が複数いる場合には、素直に差し馬を狙うべきだったと痛感しています。一方で、メイショウタバルについては、一見すると自滅に見えますが、自身の持ち時計では走っています。仮にスローで4コーナーまで進んでいたとしても、2番手以降が平均ペースで追走していた現状を考えると、結果は大きく変わらなかった可能性が高いでしょう。ただし、もし2番手以降がメイショウタバルについて行く形で2番手以降がレースを進めていれば、結果が違っていた可能性もありそうです。また、池添騎手が騎乗するサンライズアースが終始ケイアイサンデラに絡んでいったのは、そういった浜中騎手の差し馬の脚を奪う狙いに乗ったようにも見えます。しかし、藤懸騎手にはその目論見が伝わっていなかったのかもしれません。この点についても、今後は騎手の動きを考慮してレースを予測する必要性を感じました。
ただ、なんといっても今回の一番の敗因は、差し有利の展開を予想していながらも、逃げ馬を本命にした判断そのものだったと反省しています。

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