🎯2025年 このレースは、馬連の予想が的中しました!!
開催日:2025年1月26日(日)
レース展開予報
第66回 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ) 4歳以上オープン 2,200(芝・外)別定
以下は、2025年1月22日(水)時点での予想です。今後、調教や枠順などの情報により予想が変わる可能性があります。内容に影響を与えない範囲での加筆や文章の校正は随時行いますが、大きな修正が必要となる場合は、日付を明記した上で追記として対応する予定です。
予報要約
単騎逃げで先行争い起きにくい。有力馬が先行馬でまくりや差しも届かず馬券は固めか!?
展開予報
レースプロファイル予報
脚質:先□■□□□
差 ⇒ 単騎逃げ濃厚。まくっても能力差で届かず先行残る
時計:遅□□■□□
速 ⇒ 単騎逃げで前半スローもまくりで平均ペース
馬券:荒□□□■□
堅 ⇒ 有力馬は先行脚質&有利。逃げ馬残ればちょい荒れ
馬場:雨□□□□■
晴 ⇒ 当週はずっと雨は降らない。良馬場開催
アウスヴァールの単騎逃げが濃厚でしょう。前回、ダノンデザイルが逃げたのは、1枠1番を引いたことで内で包まれるのを嫌ったためであり、菊花賞で負けた競馬をしたくなかった結果でした。しかし、ダノンデザイルは末脚に特化した馬であり、本来は先行して抜け出す競馬をしたいと考えられるため、今回は逃げないと考えています。枠順にもよりますが、おそらくダノンデサイルは2~3番手あたりで脚を溜めて自分の競馬をすることを狙っているでしょう。
その他の先行する馬は、エヒト、ボーンディスウェイ、マテンロウレオ、レーベンスティールが考えられます。若くて引っ掛かりやすい馬や前を突くタイプの馬・騎手は特に見当たらないため、序盤はスローペースになると予想されます。しかし、スローと見て、コスモキュランダやボルドグフージュが向こう正面からまくりを仕掛けてくる可能性が高く、中盤から流れは速くなるでしょう。ポイントは、そのまくる馬の仕掛けどころです。もし焦って早仕掛けになった場合は、後方で待機していたカラテやライラックなどにもチャンスが生まれるかもしれません。しかし、スローペースだと心理的に焦りにくいため、早仕掛けにはならないとみています。前が有利な展開になると予想しています。
走破時計は2分12秒台、上がりは先行馬で34秒台後半~35秒台、差し馬で33秒台後半~34秒台前半が求められると考えています。
注目馬の分析
ここでは実績が断然上位の◎ダノンデサイルに死角はないでしょう。菊花賞ではちぐはぐな競馬をして敗れましたが、最後は上位馬に迫る勢いを見せ、「負けても強い」印象を残しました。有馬記念では3着に敗れたものの、逃げて目標にされながらも一瞬直線で一旦突き放す強さもありました。好メンバー相手での3着という結果を考えれば、今回のメンバーでは負けられないはずです。一週前追切では少し気合をつけた程度で、最後は併せ馬の相手を突き放す好内容でした。時計も79.7-50.2-35.7-11.2と引き続き状態は良さそうです。ここでは確勝級と見ています。
〇レーベンスティールも注目の一頭です。中山2,200mを2戦2勝とパーフェクトな成績に加え、いずれも2:11台の好時計で、今回の条件にピッタリです。ダノンデサイル同様、先行して切れる末脚を武器にしており、差し馬が届かない展開に持ち込む瞬発力があります。さらに、ほとんどミスのないルメール騎手の騎乗も安心材料です。ただし、冬場の出走が初めてという点が懸念材料です。また、一週前追切では80.0-51.1-37.0-11.6とこれまでと比較してやや物足りなさを感じる時計でした。ただ、当週の追切を含め調整の進捗に期待したいところです。ダノンデサイル以外に目立った調教を見せた馬がいないことから、このメンバーであれば上位争いは十分可能と見ています。

2025/1/24加筆
調教映像を確認しました。ほぼ持ったままで「80.6-49.3-35.5-11.2」という好時計を記録しています。今回もいつも通り、ほぼ完璧に仕上げてきたようです。また、調教師のコメントによると、馬が抑えが効くようになり、成長が感じられるとのことです。枠も1枠2番という好枠を引きました。一方、ダノンデサイルも調子が良く、この2頭の争いになると予想しています。どちらを軸◎にするかは、当日までじっくり悩みたいと思います。
▲アウスヴァールも注目しています。昨年の中山2,200mのオールカマーでは単騎逃げを決めて2着。そのときの勝ち馬がレーベンスティールで、差のない競馬をしました。単騎で気持ちよく逃げた際は簡単に止まらないタイプです。展開が向くことや、逃げ馬を得意とする横山和夫騎手の騎乗もプラス材料ですが、突かれるともろさを見せる馬であるため、他の騎手が積極的に突いてくると苦戦する可能性があります。今回、突いてきそうな騎手としてはキング騎手や横山典弘騎手が挙げられます。枠順や展開を見極めたうえで、もう一度検討したいと思います。

2025/1/24加筆
残念ながら外枠17番を引いてしまいました。逃げ馬にとっては不利な枠順ですので、多少の割引が必要です。ただし、内側で突っついてくる馬や騎手がいないため、道中の逃げ自体は意外と楽になる可能性があります。ただ、前半に無理を強いられる分、後半はやや失速する可能性があると見ています。そのため、評価を少し下げる予定です。
△コスモキュランダにも注目です。中山コースの実績は(1,4,0,1)と安定しており、唯一の馬券圏外も4着と得意な舞台です。スタートが悪いことが課題で、向こう正面では外を回る形でまくる競馬を強いられるため、不利な展開が続いています。それでもこの成績を残している点は評価できます。好枠を引き、うまくスタートを決めて3コーナーまでに前目につけることができれば、上位馬とも互角の競馬ができるでしょう。今回のメンバーであればそれができるかもしれません。
注ボルドグフージュにも注意が必要です。前走のチャレンジCに出走する前、腱周囲炎のため1年7カ月もの休養を余儀なくされていました。それ以前は、菊花賞や有馬記念で2着に入るなど、このメンバーの中では能力が上位であることは間違いありません。問題は、どこまで調子が戻っているかです。前走では4着に敗れ、2着のディープモンスターに明確に差をつけられましたが、久々の出走であったことや、今回距離が2000mと今回より200m短かったこと、中山コースへの適性が期待されることから、逆転の可能性もあります。一週前追切を見る限りではまだ本調子には至っていないように見えましたが、当週の追切内容次第では注目馬になるかもしれません。
共通のレース展開プロファイル
コース特性 中山2,200m
スタート地点は2,000mとほぼ同じ4コーナーの出口付近からスタートします。2,000mとの違いは、2,000mが内回りを周る事に対して、2,200mは外回りを周ることです。1コーナーまでの多少距離はありますが、スタート直後に急坂があることや、坂を上ってからコーナーまでの距離が短いため、小回りコースで外を回りたくない先行馬が先行争いをしやすいコースです。特に外枠の先行馬は不利になります。
1コーナーの終わりが坂の頂上にあたり、そこから向こう正面まで急な下り坂が続きます。その後は緩やかな下り坂が続き、3コーナーからようやく平坦になります。前半で良い位置取りができなかった馬は、向こう正面の下り坂でスピードを上げてポジション調整をすることがありますが、ここで無理をしすぎると最後の直線で失速するリスクが高まります。ペース配分が非常に難しく、騎手の手腕が試されるコースです。
最後の直線は310mと短く、さらに急坂があるため、力を十分に発揮できないケースが多いです。この特徴が、中山2,200mが「ストライドが大きく不器用な実力馬には不向き」と言われる理由です。多少能力で劣っていても、ストライドが小さく器用で、中山の急坂を2回駆け上がるスタミナとパワーを持つ馬が好走しやすいコースといえます。

過去10年の傾向
良馬場での開催が7回、稍重で1回、不良で2回でした。逃げ馬の成績は (1-0-1-8) で、稍重および不良馬場では (0-0-0-3) となっています。今回の開催は良馬場で行われる可能性が高いため、良馬場で行われた7回の傾向を中心に分析します。
馬券圏内に入った21頭のうち、4コーナー5番手以内の先行馬が13頭、その他の馬が8頭と、先行馬が有利な傾向が見られます。一方で、4コーナー10番手以降の追い込み馬で馬券圏内に入ったのは2023年のエヒト(2着、上がり34.4秒)のみでした。また、1~3コーナーで10番手以降に位置していた馬でも、4コーナーまでに10番手以内に進出することが求められるようです。
勝ち馬の走破時計は2分11秒9から2分13秒7と幅がありますが、多くは2分12秒から2分13秒の間に収まっています。上がり3ハロンのタイムは34秒0から35秒7までと幅があります。2023年のエヒト(4コーナー10番手)と2015年のクリールカイザー(4コーナー先頭)がいずれも34秒4の上がりを記録していることから、差し馬が必ずしも速い上がり時計を求められるわけではなく、向こう正面からまくる馬の動きや逃げ馬が作るレースのペースによって上り時計も大きく左右されることがわかります。
※本考察は以下のサイトなどの情報を基にしています。詳細は各サイトでご確認ください。

個別のレース展開プロファイル
開催9週目
開催8週目となった先週は、仮柵がBコースからCコースに移動して2週目でした。メインレースの京成杯では、最後方を走っていた穴馬の外差しが決まり、3着に入線しましたが、これは展開の影響によるもので、トラックバイアスが原因ではないようです。
今週も雨が降らず、先週同様に内馬場がやや荒れた状態が続くため、外を回す不利と内馬場の荒れ具合が相殺され、トラックバイアスは現れないと予想されています。ただし、雨が降らないことで内馬場が硬くなり、逆に内有利のトラックバイアスが発生する可能性も指摘されています。いずれにしても内が不利になることは無いとの見方です。
詳しい状況については、以下のページをご確認ください。
おまけ
予報に基づくvoxねこ夫の予想
◎8ダノンデサイル
◯2レーベンスティール
▲11マテンロウレオ
△4ボルドグフーシュ
☆13コスモキュランダ
注17アウスヴァール
買い目 1300円
馬連◎-〇▲△☆注
3連複◎-〇-▲△☆注
3連単◎-〇-▲△☆注
◎能力上位&好調教
◯中山得意&好調教
▲実力上位。先行力有り
△上積みあり。元々の能力上位。
☆中山得意
注単騎逃げ注意
このメンバーであればダノンデサイルは負けないでしょう。レーベンスティールも2着は外さないはず。3着候補が悩ましい。
レース結果:予報と予想の検証
レースプロファイル予報(◎:想定通り,〇やや想定通り,×:やや想定外,✖:想定外)
×:脚質:先□■□□□
差 ⇒ 単騎逃げ濃厚。まくっても能力差で届かず先行残る
⇒逃げ馬と追走した馬は惨敗。突かれる展開になりました
〇:時計:遅□□■□□
速 ⇒ 単騎逃げで前半スローもまくりで平均ペース
⇒走破時計は2:12.1(36.0)と予想通りも上がり3Fは少しかかるタフな展開になりました
◎:馬券:荒□□□■□
堅 ⇒ 有力馬は先行脚質&有利。逃げ馬残ればちょい荒れ
⇒1,6,3番人気での決着とほぼ予想通り。
◎:馬場:雨□□□□■
晴 ⇒ 当週はずっと雨は降らない。良馬場開催
⇒良馬場開催である程度前でないと厳しい展開になりました
【レース結果】
1着 枠4 8 ダノンデサイル
2着 枠6 11 マテンロウレオ
3着 枠7 13 コスモキュランダ
4着 枠2 4 ボルドグフーシュ
5着 枠1 1 ライラック
タイム
ハロンタイム 12.8 - 11.4 - 12.3 - 12.0 - 12.1 - 11.9 - 11.7 - 11.3 - 11.8 - 12.2 - 12.6
上り 4F 47.9 - 3F 36.6
コーナー通過順位
1コーナー 17,16(3,11)(15,18)(2,8)(1,4)(7,12)14(5,13)(9,10)-6
2コーナー 17,16(3,11)(15,18)(2,8)(1,4)-(7,12)(14,13)(5,10)9-6
3コーナー 16,17(11,13,18)3(15,2,8)(1,10)4,9(7,12)14,5,6
4コーナー 16-13(17,18)(11,8)(3,15,2)(1,10)(7,4)9(5,12)14-6
※色の違い 1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑
【レース回顧】
外枠17番だったアウスヴァールが逃げましたが、ダッシュがつかなかったことや、スタートが良かった横山典弘騎手騎乗のマテンロウレオに進路を邪魔される形になり、序盤から苦しい展開を強いられました。しかし、最初のペースは12.8-11.4とそれほど速くはありませんでした。その後、1コーナーを過ぎると、キング騎手騎乗のチャックネイトが2番手につき、終始アウスヴァールを追いかける展開になりました。1000m通過は1分00秒6と、時計だけを見ると平均よりややスローペースに落とすことができましたが、3コーナー手前で横山武史騎手騎乗のコスモキュランダがまくって先頭に競りかけました。これに反応したチャックネイトがアウスヴァールを抜いて一気に先頭に出る形となります。コスモキュランダの仕掛けはやや早いようにも見えましたが、横山武史騎手は4コーナーを出る頃にはしっかりと抑えるずるい騎乗でした。しかし、逃げ馬のアウスヴァールにとっては何度もつつかれる厳しい展開になったため、その後、失速していきました。直線では、再び横山武史騎手騎乗のコスモキュランダが抜け出すと、内から再び横山典弘騎手騎乗のマテンロウレオが並走して叩き合いになりました。しかし、それを見るようにその外から脚色の違うダノンデサイルが一気に差し切り、ゴールを駆け抜けました。
【voxねこ夫の予想の検証】
1着:◎8ダノンデサイル:能力上位&好調教
12着:◯2レーベンスティール:中山得意&好調教
2着:▲11マテンロウレオ:実力上位。先行力有り
4着:△4ボルドグフーシュ:上積みあり。元々の能力上位。
3着:☆13コスモキュランダ:中山得意
18着:注17アウスヴァール:単騎逃げ注意
買い目 1300円
馬連◎-〇▲△☆注
3連複◎-〇-▲△☆注
3連単◎-〇-▲△☆注
【何がダメだったのか】
馬連が当たって少しプラスにはなりましたが、そのほかの馬券は当たりませんでした。レースは、アウスヴァールが単騎で逃げる展開となりましたが、途中で突く馬やまくる馬が現れ、走破時計は2分12秒1(36.0)と平均ペースながら、逃げ馬にとって予想以上に苦しい展開になりました。やはり、内枠から突いてきそうな外国人騎手や、積極的にまくるタイプの騎手がいる場合、外枠発走の逃げ馬にとって不利になる可能性が高いです。一方、12着に敗れたレーベンスティールは、馬体重が+12kgと過去最高を記録していました。調教時計に惑わされましたが、パドックでは明らかに太く見えました。以前から懸念していたように、冬場の出走が初めてで、調整が難しかったのかもしれません。この馬については、夏場の出走時にもう一度見直したいと思います。今日はWin5がキャリーオーバーしており、予想が渋滞して慌てて馬券を購入してしまいました。本来は馬体重を確認してから買うつもりでしたが、それを怠ったことが反省点です。次回からは馬体重の増減をしっかり確認してから購入するよう心がけたいです。
過去のレース展開予報とvoxねこ夫の予想
まだありません。
その他の今週の重賞レース予報
展開予報とは
競馬で勝つためには『強い馬』ではなく、『展開が有利な馬』を見極めることが大切だと考えています。詳しくはこちらをご覧ください。
これも読んで!voxねこ夫が選ぶおすすめ記事
買い物をもっと便利に!voxねこ夫が作ったAndroid用メモアプリ

音声だけで操作できるのが、このアプリの大きな特徴!他の買い物アプリとは一味違います。さらに、カテゴリで簡単に絞り込んだり、夫婦や家族間でメモを共有できるので、買い物がもっとスムーズになります。
長期車中泊に役立つ!ポータブル電源使用時の注意点

1週間以上の長期車中泊に必要なポータブル電源選びや電源確保の方法など、出発前に知っておくべき情報を紹介しています。このブログを読んでおけば、車中泊中の電源不足に悩むことはなくなるはず!快適な車中泊のために、ぜひチェックしてみてください!
コメント