2025年のレース展開予報とvoxねこ夫の予想
開催日:2025年3月8日(土)
第59回 報知杯フィリーズレビュー(GⅡ) (桜花賞トライアル) 3歳オープン 1,400(芝)(牝)
以下は、2025年3月4日(火)時点での予想です。今後、調教や枠順などの情報により予想が変わる可能性があります。内容に影響を与えない範囲での加筆や文章の校正は随時行いますが、大きな修正が必要となる場合は、日付を明記した上で追記として対応する予定です。
予報要約
開幕2週目の止まらないコースに加え、全馬が初コースで無理な調整。荒れ馬券の気配が漂う。
展開予報
レースプロファイル予報
脚質:先□■□□□
差 ⇒ 開幕2週目で前が止まらない
時計:遅□□■□□
速 ⇒ 1分21秒台の平均ペース
馬券:荒□■□□□
堅 ⇒ 全馬初コース&クラシック出走狙いの無理な調整
馬場:雨□□□■□
晴 ⇒ 良馬場。火・水に雨予報も当日は晴れ
フルゲート18頭に対し、23頭が登録されており、5頭が出走除外になります。出走が確定しているのはキャッスルレイク、ダンツエラン、ドゥアムール、モズナナスター、ランフォーヴァウ、リリーフィールド、ルージュラナキラの7頭のみ。残り16頭のうち5頭が抽選除外となります。特に、前走でルメール騎手が騎乗していたインプロペリアや、人気が予想されるショウナンザナドゥ、ボンヌソワレも抽選対象のため、出走馬の顔ぶれが予想に大きく影響しそうですが、出走馬が確定する2月28日(木)の16時過ぎまでは、除外を意識せずに予想を進めます。
逃げたいと考えている馬はドゥアムールとモズナナスターでしょう。しかし、イリフィ、インブロリオ、キャッスルレイク、ショウナンザナドゥ、チェルビアット、ベルビースタローン、リリーフィールドなど、初速の速い先行勢が多く、枠順によっては逃げられない、もしくは逃げても厳しい展開になる可能性が高そうです。枠順が決まってから展開を考える必要がありますが、ここではドゥアムールが逃げてモズナナスターが2番手を追走し、先行勢がポジションを取り合う展開を想定しています。
ドゥアムールはそれほど速い馬ではないため、スローに落としたいでしょうが、モズナナスターはスピードのある馬のため、終始プレッシャーをかける展開が考えられます。良馬場開幕2週目、内回りで直線が短い阪神コースなら、前が止まらない可能性が高いでしょう。そのことが分かっているダンツエラン、ボンヌソワレ、ランフォーヴァウ、ルージュラナキラといった後方待機馬がどこで仕掛けてくるかがポイントになりそうですが、どこで仕掛けたとしても、先行力も瞬発力もあるモズナナスターやショウナンザナドゥは簡単には止まらないでしょう。先行勢が有利な展開を考えています。ただし、ショウナンザナドゥが中2週で出走するように、賞金加算や権利取り等、クラシックに向けた陣営の意図があるため、調整の難しい冬場の明け3歳牝馬の調子はしっかりとチェックする必要がありそうです。
勝ち馬の走破時計は、このレースの平均である1分21秒台、先行馬の上がりは34秒台、差し馬はそれより0.5秒以上速い33~34秒台を予想しています。
注目馬の分析
◎インプロペリアに注目しています。この馬の魅力は未知の魅力です。前走は圧巻の競馬でした。ほぼ持ったままで先頭に立ち、そのまま1周走って最後に少し気合を入れただけで1:34.7 (34.8)という好時計を出しています。まだ一戦一勝で1600mしか走っていないことなど不安材料はたくさんありますが、前走の競馬が圧巻だっただけに期待して見ています。大物感が漂っていました。3ヶ月休養明けの状態については、調教や馬体重などでチェックする必要がありそうです。
〇モズナナスターにも注目しています。この馬の魅力は先行して瞬発力を出せることです。新馬戦からずっと洋芝の1200mを使ってきましたが、直線に急坂のある馬場の方が合っているようで、中山芝1200mで芝1200(外)1:07.7(33.8)という好時計の2着で走っています。その後、200m距離を伸ばした前々走は初めての京都1400m戦を不良馬場で逃げて1:22.8という好時計で2着でした。さすがに、さらに200m距離を伸ばした前走の阪神JF(京都1600m)では9着と敗れたものの、G1だったことや距離が長かったことを考えれば度外視できると考えています。今回、中山と同じ直線に急坂があるコースであることや、先行する馬に強力な馬がいないといった相手関係に恵まれたことが好材料です。
▲ランフォーヴァウに注目です。この馬の魅力は瞬発力です。前走は明らかな不利がありました。外枠の14番を引いて終始外を回されただけでなく、4コーナーを回ったところでデットーリ騎手騎乗馬のメイデイレディにぶつけられたアルマベローチェにぶつけられ、走る気を無くしているようでした。ぶつけられたアルマベローチェが勝ったためか、制裁などはなかったようですが、かなりの不利があったように見えました。不利がなければもう少し着順は上だったような気もします。今回の相手であれば上位争いできるだけの能力は十分あると考えています。新馬戦で直線に急坂のある中山コースで6着に敗れていることから、急坂のあるコースへの対応が鍵になるでしょう。当然、調教では坂路コースで追ってくると思いますが、対応できるか状態をチェックする必要がありそうです。
△ルージュラナキラにも注目です。この馬の魅力は逃げても控えても結果を出していることです。2戦全勝と底を見せていないのも魅力です。また、直線に割と急坂のある中京1400mを勝ってきているのも好材料です。今回は先行勢が多いため、おそらく岩田康誠騎手が控える競馬をするでしょうが、自在性がありそうなため勝負所で動いてくると予想しています。どこで動いてくるかはレースによって変わってくると思いますが、名手の手腕に期待しています。懸念材料は左回りしか走っていないことです。今回右回りになるため、手前をうまく変えられるのかなど調教を見て判断する必要がありそうです。
注リリーフィールドには注意です。この馬の魅力は先行力があって粘れるスタミナもあるところです。新馬戦ではダートを使っていたように瞬発力に勝る馬ではないのですが、先行してバテない魅力があります。前走の阪神JF(京都1600m)では最後バテてしまいましたが、距離が長かったことや瞬発力勝負に向かなかったことが考えられます。懸念材料は、瞬発力勝負では分が悪いところです。しかし、今回、先行勢が多くスタミナ勝負になりそうなところや1400mで直線に急坂があるコースに変わる点はこの馬のスタイルに向くと考えられます。
その他では、ダンツエラン、ショウナンザナドゥ、ボンヌソワレにも注目しています。調教や馬体重、近況によっては印を入れ替える可能性があります。
voxねこ夫の予想
◎1インプロペリア
◯12モズナナスター
▲6ルージュラナキラ
△2リリーフィールド
☆13ショウナンザナドゥ
注4ランフォーヴァウ
買い目 2500円
馬連Box◎〇▲△☆
3連複◎-〇▲-▲△☆注
3連単◎→〇▲→〇▲△☆注
◎未知の能力に期待
〇先行力有り
▲負けなし
△先行注意
☆実力上位
注底力有り
レース結果と振り返り
レースプロファイル予報(◎:想定通り,〇やや想定通り,×:やや想定外,✖:想定外)
×脚質:先□■□□□差 ⇒ 開幕2週目で前が止まらない
⇒1~4番手の馬は2桁着順だった
×時計:遅□□■□□速 ⇒ 1分21秒台の平均ペース
⇒1:20.7(34.8)と少し早い時計になった
◎馬券:荒□■□□□堅 ⇒ 全馬初コース&クラシック出走狙いの無理な調整
⇒3,14,7番人気と割と荒れた
◎馬場:雨□□□■□晴 ⇒ 良馬場。火・水に雨予報も当日は晴れ
⇒時計の出る良馬場だった
【レース結果】
1着 枠7 13番 ショウナンザナドゥ
2着 枠7 14番 チェルビアット
3着 枠3 5番 ボンヌソワレ
4着 枠8 16番 インブロリオ
5着 枠6 12番 モズナナスター
タイム
ハロンタイム 12.0 - 10.2 - 11.0 - 11.7 - 12.0 - 11.8 - 12.0
上り 4F 47.5 - 3F 35.8
コーナー通過順位
3コーナー 3(8,18)(1,5)12(6,16,17)(9,7,11,13)(2,14)4,10,15
4コーナー (*3,8,18)(1,5)(16,12)(6,11,17)(9,7,13)(4,2,14,10)15
※色の違い 1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑
【レース回顧】
スタートはモズナナスターが好スタートを切りました。それを内からアオイレギーナが二の足をつけて追い越し、外からホーリーブラッサム、内からドゥアムールが絡んでいったため、2ハロン目は10秒2と速い展開になりました。結局逃げたのはドゥアムールです。阪神内回りコースは直線が短いことを意識して、先行争いが激化し、コーナーまでずっと競り合いが続きました。先行勢の中で唯一粘っていたボンヌソワレを、中団外から差したショウナンザナドゥが交わし、態勢が決まったかと思った瞬間、さらに外からチェルビアットがボンヌソワレを差し切ってゴール。激しい先行争いの影響で、先行馬は大きく敗れる結果となりました。
voxねこ夫の予想
12着◎1インプロペリア
5着◯12モズナナスター
10着▲6ルージュラナキラ
11着△2リリーフィールド
1着☆13ショウナンザナドゥ
17着注4ランフォーヴァウ
【何がダメだったのか】
このレースは展開の読みが真逆だったため、馬券を大きくはずしてしまいました。コースの傾向としては差しが有利でしたが、過去10年間のデータでは前が有利という傾向が出ていました。さらに、改装後2週目ということもあり、多くの騎手が「前が有利」と考えたようで、先行争いが激化し、特に2ハロン目の10.2秒という速いラップが影響して、逆に、差し・追い込みが有利な展開になってしまいました。このように、コースの傾向と過去の傾向に食い違いがある場合は、騎手の心理を考慮することで、より的確に馬券を組み立てられたかもしれません。


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