🎯2025年 このレースは、馬連(1,180円),3連複(4,470円),3連単(28,480円)の予想が的中しました!!
開催日:2025年3月16日(日)
レース展開予報
第61回 東海テレビ杯 金鯱賞(GⅡ) 4歳以上オープン 2,000(芝)別定
以下は、2025年3月11日(火)時点での予想です。今後、天気予報、調教や枠順などの情報により予想が変わる可能性があります。内容に影響を与えない範囲での加筆や文章の校正は随時行いますが、大きな修正が必要となる場合は、日付を明記した上で追記として対応する予定です。
予報要約
重馬場でも前が止まらない!有力馬が先行し、波乱は起きにくいか?
展開予報
データプロファイル予報
脚質:先■□□□□
差 ⇒ 前が止まらない。馬場に左右されず。
時計:遅□■□□□
速 ⇒ 2:01秒台。上がり3Fは先行36秒台、差し35秒台。
馬券:荒□□□□■
堅 ⇒ 波乱なし。有力馬に馬場も展開も味方しそう。
馬場:雨□■□□□
晴 ⇒ 重馬場。水・土曜は曇り一時雨、日曜は曇り時々雨予報。
枠順や馬場状態に関係なく、デシエルトが逃げる展開になりそうです。2番手にはホウオウビスケッツ、3番手にはクイーンズウォークがつけるでしょう。プログノーシスやディープモンスターは中団、後方にはキングズパレス、ライラック、ラヴェルが控える形になりそうです。
逃げる2頭は初速が速いものの、いずれもベテラン騎手が騎乗しており、さらに2番手につけるホウオウビスケッツの岩田康誠騎手はデシエルトを知り尽くしているため、逃げるデシエルトを多少突くかもしれませんが、自分が乗るホウオウビスケッツが不利になるような無理な騎乗はしないと考えています。コース特性通り前半は前が楽なペースで淡々と進む展開が予想されます。
3コーナーを過ぎたあたりでプログノーシスやラヴェルが動き出し、レースが動き出すと考えられます。しかし、前半楽な流れで走った前の馬が止まりにくい展開が予想されます。ポイントはプログノーシスの仕掛けどころでしょう。仕掛けが遅ければ前を捕まえきれずに前残り、仕掛けが早ければキングズパレスなどの後続馬にもチャンスが出てきますが、それでも前が止まりにくい状況に変わりはないでしょう。
また、稍重や重馬場になれば多少トラックバイアスが生じ、外差しが有利になる可能性がありますが、このメンバー構成では前が止まらないと考えています。
走破時計は、稍重の場合2:01秒台を想定。差し馬の上がり3Fは35秒台、先行馬なら36秒台と予想しています。
注目馬の分析
◎クイーンズウォークに注目しています。この馬の魅力は、力のいる馬場で瞬発力が出せることです。 昨年秋のやや重中京2000mのローズステークスで中段からするすると抜け出し33.5という脚を使って1着(1:59.9)になりました。 京都コースや小倉コースのようにじわじわと足を使わなければならないコースでは少し分が悪いですが、じっくり足を貯めて直線だけで勝負する中京や東京コース、外回りの阪神などが合っているようです。 たたき2戦目、1戦1勝の中京コースに戻るのは好材料です。やや重成績は(1,1,0,0)とほぼ完璧です。 まだ重馬場経験はありませんが、父キズナ、母父ウェイヴェルアベニューという血統であれば得意と考えられます。(ウェイヴェルアベニューはアメリカダートの短距離馬(7,3,4,6)GⅠ1勝) 懸念材料は、良馬場の瞬発力勝負、もしくはスピードの消耗戦になったときです。ただ今回のメンバーを見る限りでは、瞬発力自慢の馬のポジションが後ろにしかつけられない馬のため問題ないと見ています。 一方、消耗戦に持ち込みたそうな馬たちが多いのは懸念ですが、 戦ったことないもの同士のため、単純な能力比較になると考えています。 調教や馬体重などを見て調子が戻っているか注意する必要がありそうです。
〇ホウオウビスケッツにも注目しています。この馬の魅力は、先行して瞬発力を出せることです。 中京2000mは1回戦って12着と大きく負けていますが、約半年ぶりのレースだったことに加え、ユニコーンライオンと激しく先行争いをしたことが原因です。 着順だけ見ると大きく敗れてるように見えますが、実際は0.9秒しか敗れていません。 また直線半ばごろまでは先頭を走っていたぐらい見せ場はありました。 その時騎乗していたのは丸田騎手ですが、その次のレースから岩田康誠騎手に乗り替わって(2,1,3,0)と馬券を外したことが一度もありません。 前走はドイル騎手が乗って9着(1:59.7)と惨敗しました。 今回、人気になりそうな岩田康誠騎手で2連勝したデシエルトではなく、ホウオウビスケッツを岩田康誠騎手が選んだことからも、この馬の能力の方が高いと考えていると想像できます。 懸念材料は馬場が渋った時です。重馬場の戦績は(0,1,0,1)ですが、時計を見る限りそれほど得意そうには見えません。 ただ2年前の3歳時の時計なので、父マインドユアビスケッツはアメリカの短距離ダート馬でGⅠ3勝(4,5,1,3)しています。 母父もルーラーシップですので、本来重馬場はこなせるはずです。
▲プログノーシスに注目です。この馬の魅力は、持続力があり長く良い脚を使えることです。 昨年と一昨年のこのレースの勝ち馬でもあります。 特に昨年の勝ち方は約5馬身ほど突き放す圧巻の勝ち方でした。 中京コースに適性があり4戦3勝、4着1回とほぼ完璧な戦績です。 またやや重も(2,1,0,0)と適性があります。 今回のメンバーであれば実績最上位ではありますが、7歳という年齢が懸念材料です。 前走の有馬記念では初めての2500mという長い距離を使ってきましたが、11着という初めての惨敗をしてしまいました。 その有馬記念を除くと海外でも日本でも掲示板を外したことは一度もありません。 ただ同じ中内田厩舎で川田騎手がプログノーシスではなくクイーンズウォークを選んだことから、クイーンズウォークの方が能力上位と考えているかもしれません。 今回、西村騎手に乗り替わる点は懸念材料です。
△デシエルトにも注目です。この馬の魅力は、初速が速いことと持続力勝負に持ち込んでそのまま押し切ることができることです。 中京芝2000mは1戦1勝で時計も1:58.4(35.6)と優秀です。 ただその時はデシエルトの強さがまだはっきりと分かっていなかったため、楽に逃げられたことが強い勝ち方ができた1番の要因でした。 今回も逃げることが分かっているため、デシエルトのことをよくわかっている岩田康誠騎手が簡単に逃がすはずがありません。 前回のようなレースはできないでしょう。 また3ヶ月の休養明けというのも懸念材料です。 今回のメンバーを見る限り格で見劣りする分も懸念材料になるでしょう。 ただ、やや重成績2戦2勝と完璧な成績を残しています。 父ドレフォン、母父キングカメハメハという血統やずっとダートを使ってきていたことからも道悪適性は高そうと考えています。 ただ、今回は単純な能力比較になると考えています。
☆キングズパレスに注意です。この馬の魅力は、瞬発力です。 スタートが悪く、ほとんどの場合後方からの競馬になります。 近走は6着、5着、12着と敗れていますが、必ず最後は脚を使ってくるので3着以内に入る確率がかなり高いです。 競走成績は(4,10,3,6)と惜しいレースが多いです。 中京コースでは2戦して外を回されて5着、6着と微妙な戦績に終わっていますが、16頭立てや18頭立てだったことを考えると、11頭立てになりそうな今回はうまく馬群を捌けるかもしれません。 やや重の戦績は(1,5,0,1)と好成績です。 今回も勝ちきるまでは難しいかもしれませんが、うまく馬群を捌くことができれば2着、3着くらいならあるかもしれません。
共通のレース展開プロファイル
コース特性
スタンド側の坂の途中からスタートします。最初のコーナーまでは約350mあり、坂の途中からのスタートに加えて、若干距離があるため、先行争いはそれほど激しくならず、前半はスローな展開になりやすいです。
1~2コーナーはやや鋭角で小回りなうえ、上り坂になっているため、外枠の先行馬はポジションを取りにくく不利です。向こう正面は約400mあり、その中央付近が坂の頂上となります。スタート直後から上り坂が続きますが、この坂の頂上を越えると、4コーナーの出口まで下り坂が続きます。
最後の直線は約412mあり、途中にはスタート直後に上った高低差2mの坂が待ち受けるため、2000mのレースとしてはタフなコースです。パワーとスタミナが求められるコースですが、前半がスローな展開になりやすいため、逃げ馬や先行馬が残りやすい特徴もあります。

過去10年の傾向
過去10回の開催のうち、良馬場は7回、稍重は1回、重馬場は2回でした。2025年3月10日(月)時点の天気予報では、水・土曜日に曇り一時雨、日曜日は曇り時々雨予報があります。重馬場での開催となる可能性が高いでしょう。ただ予報なのでどうなるかわかりません。以下では、重馬場、稍重、良馬場での開催に分けて分析することにします。
【重馬場傾向】先行した馬が残る展開(1回のみ)
出走馬10頭のうち、馬券圏内に入ったのは3頭です。逃げ馬の成績は(1-0-0-0)(100%/1頭)でした。4コーナーを3番手以内で通過した先行馬(まくり含む)は2頭(66%/3頭)と1着、3着でした。2着に来たのは終始6番手で追走していた差し馬でした。このレースは先に行った馬が有利だったようです。
勝ち馬の走破時計は2:01:8でした。上がり3ハロンのタイムは36秒1~36秒8でした。重馬場開催のため36秒前後の脚があれば、上位争いが可能なようです。
【稍重馬場傾向】先行馬有利(2回)
出走馬22頭(1レース平均約11頭)のうち、馬券圏内に入ったのは6頭です。逃げ馬の成績は(0-1-0-1)(50%/2頭)と、まずまずです。4コーナーを3番手以内で通過した先行馬(まくり含む)は3頭(50%/6頭)が馬券に絡んでおり、それ以外の馬は3頭(19%/16頭)で、すべて4コーナー6番手でした。4コーナー3番手以内の先行馬が優勢で、4コーナー6番手以内に付けていないと上位争いは難しいようです。
勝ち馬の走破時計は2分00秒1と2分01秒6と幅がありますが、どちらの場合でも上り3Fは、33.7~34.3と、先行馬も差し馬も34秒前後の速い上がりが求められるようです。
【良馬場傾向】4コーナー5番手以内が21頭中15頭(7回)
出走馬91頭(1レース平均約13頭)のうち、馬券圏内に入ったのは21頭です。逃げ馬の成績は(0-2-1-4)(43%/7頭)と好成績です。4コーナーを3番手以内で通過した先行馬(まくり含む)は8頭(38%/21頭)が馬券に絡んでおり、5番手以内まで広げると15頭(50%/35頭)です。それ以外の馬は6頭(13%/48頭)とあまり馬券に絡んでいないようです。コースの傾向通り4コーナー5番手以内の先行馬が有利なようです。
勝ち馬の走破時計は1分57秒2から2分01秒6まで幅があり、逃げ馬のペースによってタイムが変動するようです。上がり3ハロンのタイムも33秒1~35秒4と走破時計に応じて差があり、1分59秒以降の決着であれば33秒台の末脚が求められ、1分59秒以内であれば34秒台の脚が必要になる傾向があります。また、差し馬は先行馬よりも0.5秒ほど速い上がりが求められるようです。
※この情報は、以下のサイト等の情報を元に考察しています。詳しくはサイトで確認してください。
個別のレース展開プロファイル
開催1週目
開催1週目は芝の状態が良く、基本的に先行有利ですが、土曜日と日曜日の天気予報は「曇り時々雨」(降雨量は1日の1/2未満)となっており、重馬場開催が濃厚で、トラックバイアスが発生しやすい状況です。雨量によっては外差しが有利になる可能性もあるため、天気予報には注意が必要です。詳しくは以下のサイトを参考にしてください。
おまけ
予報に基づくvoxねこ夫の予想
◎6クイーンズウォーク
◯2ホウオウビスケッツ
▲8プログノーシス
△5デシエルト
☆4キングズパレス
買い目 1,400円
馬連Box:◎〇▲
3連複:◎-〇▲-▲△☆
3連単:◎→〇▲→〇▲△☆
レース結果:予報と予想の検証
レースプロファイル予報(◎:想定通り,〇やや想定通り,×:やや想定外,✖:想定外)
◎脚質:先■□□□□差 ⇒ 前が止まらない。馬場に左右されず。
⇒先行した馬が1,2,4着とと前が止まらない展開だった
◎時計:遅□■□□□速 ⇒ 2:01秒台。上がり3Fは先行36秒台、差し35秒台。
⇒前半早い展開だったものの、結局2:01.3(36.3)差し馬が36.0とほぼ想定通りの時計だった
〇馬券:荒□□□□■堅 ⇒ 波乱なし。有力馬に馬場も展開も味方しそう。
⇒4,1,6番人気と人気薄の差し馬に2番人気が差され少し荒れた
◎馬場:雨□■□□□晴 ⇒ 重馬場。水・土曜は曇り一時雨、日曜は曇り時々雨予報。
⇒開幕週でも時計のかかる重馬場だった
【レース結果】
1着 枠6 6番 クイーンズウォーク
2着 枠2 2番 ホウオウビスケッツ
3着 枠4 4番 キングズパレス
4着 枠5 5番 デシエルト
5着 枠7 7番 ディープモンスター
タイム
ハロンタイム 13.0 - 11.2 - 11.5 - 11.3 - 11.2 - 11.9 - 12.6 - 12.7 - 12.8 - 13.1
上り 4F 51.2 - 3F 38.6
コーナー通過順位
1コーナー 5-2,6-10,3-7-(1,9)8-4
2コーナー 5=2-6-(3,10)-7(1,9)8-4
3コーナー 5=2-6(7,3)9(1,10)(8,4)
4コーナー 5=2-6,7(3,9)(1,10,8,4)
※色の違い 1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑
【レース回顧】
スタートはほぼ横一線でした。当初の想定どおり、デシエルトがハナを切る展開となり、2番手にクイーンズウォーク、3番手にホウオウビスケッツがつけました。1コーナーでは、コーナーワークを利用してホウオウビスケッツが2番手に上がり、クイーンズウォークは3番手に下がる形に。向こう正面に入ると、デシエルトがやや行きたがるそぶりを見せながらも、10馬身以上のリードを広げます。1000m通過は58.2秒と、重馬場を考慮すると前半はかなり速いペースでした。レースが動いたのは3コーナー付近です。4コーナーにかけて後続が一気に詰め寄り、まずはホウオウビスケッツがデシエルトに照準を合わせます。さらに外からクイーンズウォークがキングスパレスを引き連れながらデシエルトに照準を合わせます。この時点でまだ5馬身差です。直線はスタミナ比べの叩き合いの展開にまります。デシエルトも粘りを見せましたが、最後はホウオウビスケッツが先頭に立ったところを、クイーンズウォークがさらに差し切り、ゴールとなりました。
voxねこ夫の予想
◎6クイーンズウォーク
◯2ホウオウビスケッツ
▲8プログノーシス
△5デシエルト
☆4キングズパレス
買い目 1,400円
馬連Box:◎〇▲ 1,180円
3連複:◎-〇▲-▲△☆ 4,470円
3連単:◎→〇▲→〇▲△☆ 28,480円
【何が良くて何がダメだったのか】
今日の予想はほぼ完璧でした。デシエルトが逃げ、2番手にホウオウビスケッツ、3番手にクイーンズウォークがつける展開も読みどおりでした。ただ、デシエルトがあそこまで大きくリードを広げるとは予想していませんでした。しかし、さすがはベテランの岩田騎手と川田騎手。無理に追いかけることなく冷静に対応していました。デシエルトは、ダートから芝に戻してからの芝重賞が初挑戦です。今後、経験を積めばさらに強くなるかもしれません。良馬場でどこまで粘れるか、もう一度みてみたいところです。5着に入ったディープモンスターは完全にノーマークでした。このようなスタミナ勝負になる展開では、しっかり警戒する必要があると改めて感じました。また、キングズパレスのように後方から競馬をする馬は、小頭数のレースでは上位争いに加わる可能性が高いため、今後はより注意していきたいと思います。
過去のレース展開予報とvoxねこ夫の予想
まだありません。
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