🎯2025年 このレースは、馬連(2,100円)の予想が的中しました!!
開催日:2025年6月22日(日)
展開予報
第1回 しらさぎS(新設重賞)
予報要約
逃げ馬不在で前半スローも実力馬がまくって展開不問の流れ。まくる実力馬の出来次第で後方一気も
展開予報
レースプロファイル予報
脚質:先□□□■□
差 ⇒ 早仕掛けで差有利。ただし、先行馬も止まらない
時計:遅□□■□□
速 ⇒ 1分32秒前後、上がり先行33秒台(差し馬は0.5秒速い33秒台)
馬券:荒□□□■□
堅 ⇒ 波乱含み。鍵を握るのは実力馬の仕上がり次第
馬場:雨□□□□■
晴 ⇒ 良馬場。開催日まで雨予報無し。開催当日も曇時々晴
相手関係を見て、タシットが逃げたいと考えるでしょう。他にテンが速そうなのは、キープカルム、グランスラムアスク、シヴァース、ダンツエラン、デビットバローズ、ニホンピロキーフです。
枠順によっては、たとえば軽量51キロのダンツエランなど、逃げる馬が入れ替わる可能性もありますが、基本的にはタシットが逃げると見ています。2番手にはシヴァース、デビットバローズ、ニホンピロキーフあたりがつけ、中団にキープカルム、グランスラムアスク、ダディーズビビッドが構える展開。
人気が予想されるチェルヴィニアやレーベンスティールは、後方からの競馬になるでしょう。
飛ばして逃げるタイプが見当たらないこと、また阪神1600mは最後の直線が長いことから、前半はスローペースで流れると考えられます。レースが動くのは、3コーナーを回ったあたりです。中距離を中心に使って、スタミナと実績に自信のあるチェルヴィニア、レーベンスティールが早めに仕掛けてくるはずです。
このレースのポイントは、先行して抜け出そうとするシヴァースに対して、まくりを狙うチェルヴィニアやレーベンスティールがどこまで迫り、交わせるかです。さらに、それを見ながら最後まで脚をため、一発を狙うダイシンヤマトやマテンロウオリオンなどの後方一気勢が決まるかも注目ポイントとなります。シヴァースは有力馬で、チェルヴィニアやレーベンスティールといった実力馬も中距離を使っていたことでスタミナに自信を持って乗りそうなため、仕掛けはやや早くなると予想しています。つまり、展開自体は後方待機馬に有利になると考えています。ただし、先行するシヴァースの能力は相当高く、簡単には止まらないでしょう。
まとめると、前半はスローで、3コーナーから一気に流れが速くなり、最終的には平均〜やや速めのペースになる、とはいえ、能力のある先行馬も簡単には止まらない展開を予想しています。
想定される勝ち時計は1分32秒前後で、先行馬でも上がり33秒台が求められ、差し・追い込み馬にはそれよりも0.5秒以上速い、32秒台後半〜33秒前半の末脚が必要になる展開と見ています。
注目馬の分析
★★★☆☆:キープカルム
先行力に加え、ゴール前でもう一脚使える脚を持っている点は魅力です。特に良馬場のマイル戦では(2-1-2-1)と安定感ある成績を残しており、なかでも中山1600mで記録した1分32秒4(上がり33.8秒)は高く評価できます。斤量が56kgだったその時に比べ、今回は57kgと1kg増える点はやや気になりますが、条件的には悪くありません。一方で、阪神マイルは今回が初めてとなり、未知の部分が残ります。加えて、昨年12月から今回で5戦目となるローテーションはやや使い詰めの印象で、疲労が心配されます。さらに、今回は坂井瑠星騎手が初騎乗となり、コンビの呼吸にも注目が必要です。メンバー構成を見る限り、切れ味勝負になるとやや見劣る可能性もありますが、位置を取れる強みを活かせば上位争いも十分可能です。
★★★★★:シヴァース
先行しながらも、直線では鋭い脚を繰り出せるのがこの馬の最大の魅力です。良馬場の1600mでは4戦して3勝と安定感は抜群です。唯一の敗戦はアーリントンCで9着ですが、この時は直線で進路が狭まり急ブレーキを強いられたもので、度外視できる内容でした。阪神1600mでは1分32秒3(上がり33.4秒)という好時計も持っており、その時よりも今回は斤量が1kg軽くなる57kgで出走できる点もプラスです。ただし、これまでの重賞挑戦は2回あり、3着と9着に負けています。オープン勝ち直後で重賞挑戦という点では、まだキャリア的に浅さが残るのも事実です。とはいえ、時計的な裏付けからくる能力の高さは十分で、ここでも中心視したい1頭です。
★★★☆☆:ダイシンヤマト
脚をしっかり溜めて運べれば、終いにかけて鋭く伸びてくるタイプです。今年に入って2戦2勝と好調を維持しており、今回は叩き3戦目。調子をさらに上げてきていると見られます。しかも今回は前走よりも1kg軽い57kgでの出走となる点も好材料です。ベテランの岩田康誠騎手が続けて手綱を取るのも心強く、展開次第では上位進出があっても驚けません。懸念材料としては、阪神コースが初めてという点、さらには関西圏への長距離輸送も初経験となる点が挙げられます。また、スタートが安定せず、後方からの競馬になることが多いため、どうしても展開待ちになりがちなのは否めません。
★★★☆☆:チェルヴィニア
先行力と終いの鋭さを兼ね備えたタイプで、オークスと秋華賞のG1を2勝している実績は、このメンバーの中でも群を抜いています。ただし、阪神1600mでは桜花賞で13着と大敗しており、この舞台との相性に不安が残ります。ただ、そのレースでは直線で他馬に2度ぶつけられる不利があり、フラつく場面も見られました。約1年2ヶ月経った今なら巻き返しは十分に可能でしょう。一方で、昨年のジャパンカップ以降は9着、6着とやや成績が下降気味なのは気になる点です。復調気配を見せるか、調教を見て判断する必要がありそうです。
★★★☆☆:レーベンスティール
ある程度前目の位置を取れる先行力があり、なおかつ確かな末脚を使えるタイプです。G2を1勝、G3を2勝しており、このメンバーの中でも実績面では上位の存在です。ただし、阪神コースおよび1600m戦はともに初めてであり、コース適性は未知数です。血統的にも、父リアルスティール、母父トウカイテイオーという組み合わせは、マイルよりも中距離寄りに見える点も少々気になります。また、今回は関西への輸送が初となり、さらに5か月の休養明けでもあります。その休養前2戦はいずれも二桁着順と不振続きで、仕上がり具合には注意が必要です。加えて、G2・G3勝ちの実績により今回は別定で59kgを背負うことになり、この斤量は他馬と比べて明らかに不利と言えるでしょう(たとえばG1を2勝しているチェルヴィニアでさえ斤量は57kgです)。
また、その他では★★★☆☆:ダディーズビビッド、★★☆☆☆:ニホンピロキーフ、★★☆☆☆:デビットバローズにも注目しています。これらの馬は、枠順や調教内容、騎乗する騎手、馬体重などによっては、注目上位5頭と入れ替える可能性も考慮しています。
コース・過去の傾向
コース特性 阪神1,600m
少し2コーナー寄りの向正面からスタートします。3コーナーまでは約444mと長く、先行争いがあまり激しくなりません。また、阪神競馬場はおむすび形のコースで、3~4コーナーが大回りになっているため、スピードを落とさずに回ることができます。さらに、京都コースと同じように3コーナーが坂の頂上になっていて、そこから一気に駆け下りて4コーナーの出口を出れば473mと長い直線になります。ゴール前の200m付近には高低差1.8mの坂があり、非力な馬はここで止まってしまうこともあります。スタミナとパワーが求められるコースですが、坂の起伏が少ないためペースはコントロールしやすく、最後の直線が長いため前半はスローで流れることが多いです。そのため、3~4コーナーからの瞬発力勝負になりやすく、差しや追い込み馬が有利なコースです。

過去10年の傾向
しらさぎステークスは、昨年までは「米子ステークス」としてリステッド競走で行われていましたが、今年からGⅢに昇格しました。そのため、「しらさぎステークス」としての過去データはありませんが、「米子ステークス」の履歴が参考になります。今回はその米子ステークスのデータをもとに、傾向を探ってみたいと思います。
過去10年間のうち、良馬場での開催は7回、稍重が1回、重馬場が2回でした。2025年6月16日(月)時点の阪神競馬場の天気予報では、開催日まで雨の予報はなく、良馬場で行われる可能性が非常に高いと見られます。したがって、以下では良馬場で行われた7回分のデータに基づいて分析します。
出走馬91頭(1レース平均約13頭)のうち、馬券圏内に入ったのは21頭でした。逃げ馬の成績は【1-1-0-5】で、複勝率は約29%(7頭中2頭)とまずまずの成績です。一方、4コーナーを3番手以内で通過した先行馬(まくり含む)は21頭中7頭が馬券圏内に入り、複勝率は約33%とやや上昇します。さらに5番手以内に広げると35頭中10頭(約29%)と、逃げ・先行馬全体の数字はほぼ同水準に収まっています。10番手以内に広げた場合は70頭中16頭(約23%)とやや数字が下がり、それより後方からの馬は21頭中5頭(約24%)と、大きな差は見られません。
以上から、どの位置取りでもチャンスはあるものの、能力の高い馬であれば後方からでも十分に上位進出が可能といえます。したがって、極端に脚質にこだわらず、素直に能力の高さを重視した馬選びが有効でしょう。
勝ち馬の走破時計は1分31秒7~1分34秒8と幅がありますが、近5年では1分32秒前後の決着が多くなっています。上がり3ハロンのタイムも32秒4~35秒2と大きな幅が見られます。なお、速い上がりは展開によるものというよりも馬の能力によるものと考えられます。レース展開によって走破時計や上がりの速さは変化しますが、目安として、差し馬なら上がり33秒前後、先行馬なら34秒前後が求められると見ておくと良いでしょう。
※この情報は、以下の競馬関連サイト等のデータをもとに考察しています。詳細は各サイトをご確認ください。

当週の馬場傾向
開催3週目
先週の土曜日(開催2週目、6Rまで稍重・8Rから重馬場)は、芝で行われた6レースのうち、逃げた馬が3勝、さらに2着に1頭入るなど、逃げ馬が目立つ結果となりました。翌日の日曜日(5Rまで重・7Rから稍重)も同様で、メインの宝塚記念ではメイショウタバルが逃げ切り勝ちを収めたように、芝で行われた7レース中、逃げ馬が3勝、2着1回という内容でした。
開催2日目は芝の状態が良かったものの、その後の雨で芝全体が走りにくくなり、馬場の良し悪しを選べたのは逃げた馬だけだったから、逃げ馬が有利になったと考えられます。
今週は開催3週目に入ります。先週の雨の影響で内側が荒れている可能性があり、その場合、外差しが有利な「トラックバイアス」が生じることも考えられます。しかし、2025年6月16日時点の天気予報では、開催日まで雨の予報はなく、気温も高くなる見込みです。したがって、今週は良馬場での開催が予想されます。芝の状態が回復していれば、内外の有利不利は少なく、フラットな馬場になると見ています。
詳しい情報は、以下のサイトなどをご参照ください。
おまけ
voxねこ夫の予想
◎7チェルヴィニア
〇6レーベンスティール
▲8シヴァース
△2キープカルム
☆5ダイシンヤマト
注13ダンツエラン
◎〇実績上位
▲☆上昇気配
△先行末良し
注軽量注意
買い目2900
馬連Box◎〇▲△
3連複◎-〇▲-▲△☆注
3連単◎〇→◎〇▲→〇▲△☆注
前半スローで流れ途中からペースアップする展開を予想しています
シヴァースに実績上位馬がどこまで迫れるかのレースになると予想しています
レース結果と振り返り
レースプロファイル予報(◎:想定通り,〇やや想定通り,×:やや想定外,✖:想定外)
〇脚質:先□□□■□
差 ⇒ 早仕掛けで差有利。ただし、先行馬も止まらない
⇒スローでもデビットバローズが5着に残ったくらで先行した馬は馬群に沈んだ
×時計:遅□□■□□
速 ⇒ 1分32秒前後、上がり先行33秒台(差し馬は0.5秒速い33秒台)
⇒1:33.0(33.4)と、この重賞としては少し時計がかかる展開だった
〇馬券:荒□□□■□
堅 ⇒ 波乱含み。鍵を握るのは実力馬の仕上がり次第
⇒5,1,14番人気での決着。実力馬のレーベンスティールが持ち味を発揮できなかった
◎馬場:雨□□□□■
晴 ⇒ 良馬場。開催日まで雨予報無し。開催当日も曇時々晴
⇒良馬場開催
【レース結果】
1着 枠2 2番 キープカルム
2着 枠5 7番 チェルヴィニア
3着 枠7 12番 コレペティトール
4着 枠4 5番 ダイシンヤマト
5着 枠6 10番 デビットバローズ
タイム
ハロンタイム 12.5 - 10.9 - 11.7 - 12.1 - 11.9 - 11.2 - 11.1 - 11.6
上り 4F 45.8 - 3F 33.9
コーナー通過順位
3コーナー 14(10,11,8)(5,6)(7,13)(2,4)(3,12)1-9
4コーナー (*14,10,11,8)12(5,6,7,13)(2,4,3)(1,9)
※色の違い 1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑
【レース回顧】
スタート直後の先行争い:1F~2F(12.5 - 10.9) 2F(23.4)
少し遅いが重賞レースなので平均ペースとみていいだろう
前半のペース:1F~4F(12.5 - 10.9 - 11.7 - 12.1) 3F(35.0) 4F(47.1)
少し遅めの平均ペースと考えられます
3~4コーナー:4F~5F(12.1 - 11.9) 2F(24.0)
それほど速くない平均ペース
最後の直線:6F~8F(11.2 - 11.1 - 11.6) 3F(33.9)
前半、中盤と平均ペースだったため、最後は少し早めの時計になった
次走に向けたメモ:
コレペティトール:勝ち時計が1分33秒0だったのに対し、過去に56kgで1分32秒3(上がり34.0秒)という好時計を記録していた。今回57kgを背負って自身の走破時計が1分33秒4(上がり34.2秒)だったのは、不思議ではない。スローで流れた場合は、人気のない馬でも上位に食い込むことがある点を忘れずにおきたい。
voxねこ夫の予想
2着◎7チェルヴィニア
7着〇6レーベンスティール
10着▲8シヴァース
1着△2キープカルム
4着☆5ダイシンヤマト
8着注13ダンツエラン
買い目2900
馬連Box◎〇▲△ \2,100
3連複◎-〇▲-▲△☆注
3連単◎〇→◎〇▲→〇▲△☆注
【何がダメだったのか】
レーベンスティールは中距離で実績のある馬だが、今回は初の1600m戦だったため、この結果はある程度予想できたはずだ。調教内容にも目立った良さはなく、血統的にもマイル向きとは言い難い。思い切って見切る判断が求められたと感じる。また、展開がスローになると予想できていれば、穴馬コレペティトールを見つけ出すことも可能だったはずだ。
過去の展開予報
まだありません。
今週の重賞レース
展開予報とは
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