開催日:2025年8月10日(日)
展開予報
第17回 レパードステークス(GⅢ) 3歳オープン 1,800(ダ)
以下は、2025年8月6日(水)時点での予想です。今後、調教や枠順などの情報により予想が変わる可能性があります。内容に影響を与えない範囲での加筆や文章の校正は随時行いますが、大きな修正が必要となる場合は、吹き出しに日付を明記した上で追記として対応する予定です。
予報要約
前半から流れて先行馬は止まらない。消耗戦で差し馬は中団インでロスなく運べるかがカギ
展開予報
レースプロファイル予報
脚質:先□■□□□
差 ⇒ 先行有利なコース。差し馬も能力差があれば届く
時計:遅□□■□□
速 ⇒ 1分51秒台、上がり先37秒台後半(差は0.5秒速い37秒台前半)
馬券:荒□□□■□
堅 ⇒ 先行馬で決まれば堅め。波乱があるとすれば強烈な末脚の差し馬
馬場:雨□□□■□
晴 ⇒ 良馬場。火~金まで雨予報も。前日当日と曇時々晴予報
フルゲート15頭に対して、23頭が登録しています。ブレトワルダが除外対象となっており、グレイスザクラウン、サノノワンダー、シャルクハフト、シンビリーブ、ソリスクラヴィス、タガノバビロン、タガノマカシヤ、チュウジョウ、テスティモーネ、トリポリタニア、ドンインザムード、ニューファウンド、ピカピカサンダー、ヒルノハンブルク、メイショウソウセキ、ルヴァンユニベールの16頭が抽選対象です。抽選では、この16頭の中から9頭が出走可能となります。除外対象のブレトワルダが出走する可能性は極めて低いため、予想からは外します。一方で、抽選対象馬については、どの馬が除外されるか現時点では全く予測がつかないため、すべて予想の対象として検討します。出走馬が確定する8月7日(木)16時までは、最新の情報にご注意ください。
抽選対象馬が多く、実際に7頭は出走してこない状況で展開予想をしても意味を成さなくなる可能性が高いです。そこで今回は、展開そのものを読むのではなく、①テンの速い馬と前半のペース、②新潟ダート1800mのレパードステークスのポイント、③想定される走破時計、この3つに絞って展開予想の代わりとします。
スタートが速そうなのは、ヴィンセンシオ、グレイスザクラウン、ソリスクラヴィス、タガノマカシヤ、ドンインザムード、ピカピカサンダー、ポールセンの7頭です。ただし、ヴィンセンシオを除く6頭は抽選対象のため、実際に何頭が出走してくるかは不透明です。前に行く馬を予想しても、そもそも出走しない可能性があり、展開予想の精度は下がります。
おおまかな見立てになりますが、レパードステークスは3歳馬による若い世代のレースで、例年、先行した馬の好走が目立ちます。明確にハナを主張したいタイプはいないものの、前で運びたいという騎手の意識は強く働くと考えられます。1コーナーまでは約389mと距離があるものの、序盤から流れる展開になる可能性が高いでしょう。
さらに、新潟ダート1800mは小回りコーナーの構造上、ある程度前に付けていないと、大外を回されるロスが大きくなり不利です。そのため、各馬の脚質を踏まえたうえで、無理なく内に入れるかどうかが最大のポイントとなります。枠順を確認し、スムーズに内に潜り込めそうな馬を馬券の中心に据えるのが得策です。
レパードステークスが行われる新潟ダート1800mでは、基本的に前に付けられる馬を中心に狙うのがセオリーです。ただし、直線が約354mとダートとしては十分な長さがあるため、長く良い脚を使える馬が浮上するケースもあります。展開面で多少の不利があっても、能力の差で差し切るだけの力がある馬がいれば、押さえておきたいところです。とはいえ、後方一気の追い込みは決まりにくいため、4コーナーで中団付近につけられそうな馬を選ぶ意識は忘れないようにしたいところです。
今回登録している馬の中で、新潟・良馬場ダート1800mでの最速時計は、シンビリーブが2歳新馬戦で記録した1:54.7(上がり39.3)です。稍重であれば、タガノマカシヤが2歳未勝利戦で1:53.0(上がり37.9)をマークしていますが、いずれも信頼できる水準とは言えません。
また、コースを限定しなければ、良馬場での好時計としては、テスティモーネが3歳時に阪神ダート1800mで記録した1:52.7(上がり37.6)、ロードラビリンスが同じく3歳時に京都で同タイム(上がり38.2)があります。ただし、これらも水準としては平凡で、参考程度にとどまります。
一方、渋った馬場であれば、トリポリタニアが記録した1:49.6(上がり36.1)は3歳時のもので、優秀な時計と評価できます。ただし、今回は良馬場が想定されるため、どこまで信用できるかは微妙なところです。
3歳限定戦で、まだ成長途上の若駒が揃っているため、この時期ならではの成長力で、思わぬ好時計が出ることもあります。過去の傾向では1分51秒台が平均で、さらに速いタイムが記録された年もありました。良馬場でこの時計を出した馬はいませんが、新潟ダートは早い時計が出やすいコースでもありますので、今回もこれまでと同程度の時計になると見ておくのが現実的です。
上がりについては、36秒台でまとめる馬も多いものの、レパードステークスの傾向としては、先行馬なら37秒台後半、差し馬ならそれより0.5秒ほど速い37秒台前半の脚が求められる展開が一般的です。レースは消耗戦になりやすく、単純な末脚の速さだけで評価するのは危険です。重要なのは、速い流れの中でバテずに、他馬より速い脚を使えるかどうか。そうした観点で見極める必要があります。
注目馬の分析
自信度:
※上位5頭の注目馬が1~3着になる自信度です。最大💪💪💪💪💪です。自信の無いときは💪もありません。

2025/8/7 追記
調教を見た後の感想です。戦績の浅い3歳戦は、成長分もあるため、馬柱からの分析よりも、調教でよく見えた馬が好走することがよくあります。猛暑の夏場ということもあり、その傾向はさらに強くなっているはずです。今回は、この3頭が良く見えました。この3頭がもし抽選を突破するようであれば、注目馬の入れ替えを行う予定です。
タガノマカシヤ:1週前の栗東CWではラスト11.3と優秀な時計を出しながらも、まだ少し重い印象がありました。しかし今週は坂路で50.9-12.0という好タイムを元気いっぱいにマーク。この時計は3歳のこの時期としては非常に優秀で、状態の良さがうかがえます。
ハグ:この馬も1週前の栗東CWでラスト11.3を記録し、すでに仕上がっていた印象でした。今週は92.9-51.0-36.2-11.2という好時計を、馬なりのままで軽快に出しており、併せ馬を置き去りにする動きを見せました。調子が良くなければできない内容です。
ヒルノハンブルク:栗東CWで84.3-51.0-36.2-11.4の時計。併せ馬を追いかけ、追いついたところで調教を終えましたが、追えばそのまま抜き去る勢いでした。調教騎乗者の指示にすぐ反応する様子からも、状態の良さが伝わってきます。
★★★★★:ヴィンセンシオ
芝しか走っていませんが、皐月賞で9着に入るなど芝組の中でも能力上位と見られます。父リアルスティールはあのフォーエバーヤングと同じ血統で、母父キングカメハメハは新潟ダート1800mで好成績を残している血統です。さらに、ルメール騎手がダート3勝のジャナドリアではなく、あえて未出走のこの馬を選んだ点は注目材料です。唯一の懸念はダートが未出走であることに尽きます。
★★★☆☆:タガノバビロン
末脚に見どころがあり、最後には必ず上位を脅かす脚を使います。ダート1800mは1戦1勝で、1600mでは後方から届かない競馬が続いていましたが、1800mに変えて少し前のポジションが取れるようになったことで勝利を挙げました。ただし、基本的には後方からの競馬になる傾向があり、あと一歩届かない惜しい内容も多く見られます。今回は津村騎手が初騎乗となる点も不安材料です。
★★★★☆:トリポリタニア
テンのスピードこそありませんが、追い出してから長くいい脚を使えるタイプです。ダート1800mでは3戦して2勝4着と好成績で、京都の重馬場ではありますが1:49.6(36.1)という優秀な時計を持っています。父ルヴァンスレーヴ、母父ワイルドラッシュという血統は中距離ダート向きで、前走で勝利した岩田康誠騎手が引き続き騎乗する点も好材料です。ただし、先行力が足りないため後方からの競馬になりやすく、外を回されるロスが課題になりそうです。
★★☆☆☆:ピカピカサンダー
先行力がありながら末脚も持ち合わせており、三浦皇成騎手とのコンビでは2戦2勝と好相性です。一方で、新馬戦では今回出走するジャナドリアに敗れており、ダート1800mでは(1,1,0,1)と取りこぼしも見られます。また、速い時計の裏付けがない点も不安材料です。
★★★☆☆:ロードラビリンス
中団あたりに付けられる先行力があり、末脚にも安定感があります。ダートではすべて1800mに出走しており、(3,2,0,2)と安定した成績を残しています。川田騎手とのコンビでは2戦2勝と手が合っており、3歳馬上位のメイショウズイウンにハナ差で勝った実績もあります。ただし、速い時計の実績がなく、負けるときは1秒以上離されるなど、馬の気持ちの問題も否定できません。
その他では、★★☆☆☆:チュウジョウ、★★☆☆☆:ドンインザムード、★★☆☆☆:ハグ、★★☆☆☆:ポールセン、★★☆☆☆:ルヴァンユニベールにも注目しています。枠順、調教内容、馬体重、馬場状態、除外馬の状況次第では、注目上位5頭への入れ替えも検討します。
コース・過去の傾向
コース特性 新潟ダート1,800m
スタート地点は4コーナーの出口付近で、最初の1コーナーまでの距離は約389mと十分にあります。そのため、序盤のポジション争いは比較的緩やかで、極端に前を取りに行かなくても大きな不利にはなりません。ただし、内枠を確保してスムーズにコーナーへ入る器用さは求められます。
コース全体は高低差0.6mとほぼフラットで、スピードを持続させやすい設計です。1〜2コーナー、3〜4コーナーはともに鋭角なカーブとなっており、馬群が詰まりやすく、コーナリングの上手さが求められます。向こう正面は約400mと直線が長く、一息入れやすい区間でもあります。
最後の直線は約354mとダートコースとしては十分な長さがあり、直線勝負にも対応可能。ただし、外を回す差し馬はコーナーでロスを被りやすく、直線だけで一気に差し切るのは難しい構造です。そのため、差し馬は3〜4コーナーの中間地点あたりから早めに動き出し、スムーズに直線へ持ち込む必要があります。
基本的には立ち回りの巧さとポジションの取り方が重要となるコースで、内でロスなく運べる逃げ・先行馬が有利な傾向です。一方で、長く良い脚を使えるタイプや器用に立ち回れる差し馬にもチャンスはあるため、単純な前有利とは言い切れません。
※以下のサイト等の情報も参考にしてください。

過去10年の傾向
過去10年のうち、良馬場での開催は9回、不良馬場は1回でした。2025年8月4日(月)時点の新潟競馬場の天気予報によると、元台風9号(現在は低気圧)の影響で前線が刺激され、火曜日から金曜日にかけて激しい雨が予想されています。ただし、開催前日の土曜日と当日の日曜日は「曇り時々晴れ」となっており、晴れ間ものぞく見込みです。新潟競馬場は路盤に砂が使用されており、全国10場の中でも最も水はけが良いとされています。そのため、土曜日には良馬場へ回復し、日曜日の開催も良馬場となる可能性が高いと見られます。
そこで以下では、良馬場で行われた過去9回分のデータをもとに分析を行います。
出走馬133頭(1レース平均約15頭)のうち、馬券圏内に入ったのは27頭でした。逃げ馬の成績は【1-2-2-4】(複勝率約56%/出走9頭)と、非常に好成績を収めています。また、4コーナーを3番手以内で通過した先行馬(まくりを含む)は【14頭/27頭中】(複勝率約52%)、5番手以内に広げると【21頭/45頭中】(複勝率約47%)と、いずれも優秀な数字です。
さらに、4コーナーを10番手以内で通過した馬は【26頭/90頭中】(複勝率約29%)と、やや確率は下がるものの、一定の好走傾向があります。一方で、10番手以降から差して馬券に絡んだ馬はわずか1頭(複勝率約2%/出走53頭)にとどまり、極めて厳しい結果となっています。
したがって、4コーナーで10番手以降に位置する馬は割り引いて考え、5番手以内につけられる先行力のある馬を中心に狙うのが得策です。
勝ち馬の走破タイムは1分49秒2~1分52秒9とやや幅があるものの、1分51秒台での決着が多く見られます。スピードに秀でた馬がいるかどうかで、時計はさらに速くなる可能性があります。
上がり3ハロンのタイムは35秒1~38秒6と幅がありますが、先行馬はおおむね37秒後半、差し馬は37秒前半の脚を使っている傾向があります。走破時計が速かった年には、35秒台の鋭い上がりも見られ、馬場が軽くなる(足抜きの良い)状況では、通常よりも1秒ほど速い上がりが求められることもあります。
※この情報は、以下の競馬関連サイト等のデータをもとに考察しています。詳しくは各サイトにてご確認ください。

当週の馬場傾向
開催3週目 新潟競馬場
先週土曜日の新潟競馬場は良馬場で行われ、ダートは5レース中、逃げ馬が馬券に絡んだのは1レースのみでした。その馬は53kgの軽量を活かした6番人気で1着となりました。全体的には、中団より少し前の位置にいた馬が馬券に絡む展開が多かった印象です。
翌日曜日も良馬場で開催され、ダート4レースでは逃げ馬が一頭も馬券に絡めませんでした。とはいえ、後方待機の馬にも厳しく、前日同様、中団よりやや前に位置する馬の活躍が目立っていました。新潟のダートコースは幅が広く、平坦なため、極端な脚質よりも、前後の動きを意識できるポジション、すなわち中団より少し前の馬が、定石通り好走していたのでしょう。
今週は、元台風9号(現在は低気圧)の影響で前線が刺激され、火曜日から金曜日にかけて激しい雨の予報が出ています。ただし、開催前日の土曜日と当日の日曜日は「曇り時々晴れ」となっており、晴れ間がのぞく見込みです。新潟競馬場は路盤に砂が使用されており、全国10場の中でも最も水捌けが良いとされています。そのため、土曜日には良馬場へ回復し、日曜日の開催も良馬場で行われる可能性が高いでしょう。先週同様、中団より少し前に位置できる馬の活躍が期待されます。
詳しくは、以下のサイトなどもご参照ください。
おまけ
voxねこ夫の予想
馬体重発表前の予想です。発表後に変わる可能性があります。
◎12トリポリタニア
〇10ヴィンセンシオ
▲9ロードラビリンス
△3タガノマカシヤ
☆11ヒルノハンブルク
注13ルグランヴァン
◎注 持時計優秀
〇能力上位
▲先行力有
△☆調教良
雨で重馬場になりましたので、
持ち時計優秀な馬から狙います
買い目3300
馬連Box◎〇▲△☆
3連複◎-〇▲-▲△☆注
3連単◎〇→◎〇▲→◎〇▲△☆注
レース結果と振り返り
レースプロファイル予報(◎:想定通り,〇やや想定通り,×:やや想定外,✖:想定外)
〇脚質:先□■□□□
差 ⇒ 先行有利なコース。差し馬も能力差があれば届く
⇒ほぼ先行した馬が上位に来た。
×時計:遅□□■□□
速 ⇒ 1分51秒台、上がり先37秒台後半(差は0.5秒速い37秒台前半)
⇒勝馬の時計は1:50.5(36.8)。足抜きがいい不良馬場で速い時計だった
✖馬券:荒□□□■□
堅 ⇒ 先行馬で決まれば堅め。波乱があるとすれば強烈な末脚の差し
⇒5,12,11番人気決着と大荒れだった
✖馬場:雨□□□■□
晴 ⇒ 良馬場。火~金まで雨予報も。前日当日と曇時々晴予報
⇒不良馬場開催だった
【レース結果】
1着 枠1 1番 ドンインザムード
2着 枠2 2番 ルヴァンユニベール
3着 枠6 11番 ヒルノハンブルク
4着 枠8 15番 ハグ
5着 枠5 8番 サノノワンダー
タイム
ハロンタイム 12.4 - 10.9 - 12.5 - 12.9 - 12.6 - 12.3 - 12.7 - 12.2 - 12.0
上り 4F 49.2 - 3F 36.9
コーナー通過順位
1コーナー 6,11(1,15)(4,13)(2,9)(3,7,10,12)14-8,5
2コーナー 6,11,1,15(4,13)(2,9)(3,12)(7,10)14(8,5)
3コーナー (*6,11,1)(4,2,15)(3,9,13)(14,7,10,12)(8,5)
4コーナー (*6,11,1)(4,2,15)(3,9)(14,7,10,13)(8,12)5
※色の違い 1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑
【レース回顧】
スタート直後の先行争い:1F~2F(12.4 - 10.9) 2F(23.3)
新潟ダ1800mは最初のコーナーまで約389mあり、本来ならそこまで熾烈にならない位置取り合戦だが、このレースは2F目が10秒台という速い流れ。
不良馬場でダッシュが付きやすく、前に行きたい馬が積極的に動いたことで前半から消耗戦の色が濃くなった。
特に先行勢は、後半の粘りに影響するほど脚を使っていた。
1~2コーナー:3F~4F(12.5 - 12.9) 2F(25.4)
きついコーナーでペースは落ち着いたが、それでも完全に緩めることはできていない。
この時点で先行勢は脚を使い切らないようにコーナーワークに集中する形。インを取れた馬と外を回された馬でスタミナ消耗度が分かれた。
前半のペース:1F~4F(12.4 - 10.9 - 12.5 - 12.9) 3F(34.9) 4F(47.8)
不良馬場としてもやや速い部類。
先行馬はこの時点でかなり脚を削られ、後半に持ち味を出せないケースが多発した。
向こう正面:5F~6F(12.6 - 12.3) 2F(24.9)
通常なら息を入れたい場面だが、このレースは中団からの仕掛けが入り、ペースは緩まず。
差し・まくり勢はここで進出を開始。外を回した馬にはスタミナ消耗が蓄積。
3~4コーナー:7F(12.7)
この区間もペースが落ちきらず、直線での瞬発力よりも持続力勝負に移行。
インを確保できた馬は距離ロスを防げたが、外回り組はさらに苦しい展開。
最後の直線:8F~9F(12.2 - 12.0) 2F(22.2)
不良馬場としても速い上がり。
前が止まらないわけではなく、内をロスなく立ち回った馬が押し切り、外から差す馬も一部は届く形。
持続力とコーナーワークの器用さを兼備した馬が上位を占めた。
次走に向けたメモ:
1着 ドンインザムード
ハイペース先行から押し切り。ロスなく立ち回ったコース取りが光る。
不良馬場適性高く、持続戦に強い。馬場悪化時は引き続き注目。
2着 ルヴァンユニベール
中団からロス少なく運び、直線も渋太く脚を伸ばす。
道中のリズムが良く、渋馬場や稍重なら安定して上位可能。
5着 サノノワンダー
最後方から直線一気。展開に恵まれれば馬券圏内可能。
ただし位置取りリスクが高く、少頭数や縦長展開向き。
voxねこ夫の予想
◎ トリポリタニア(12着)
後方外目からの競馬で終始距離ロス。直線入り口でもう一脚を使えず。
本来は内で脚を溜められる形が理想。良馬場での流れ緩急戦や小頭数での位置取り改善なら巻き返し可。
〇 ヴィンセンシオ(7着)
中団外からの競馬でロス多め。直線では伸びたが上位とは位置取りの差が響いた。
新潟よりもコーナーの緩い中京・阪神外回りでの差し競馬が合う。
▲ ロードラビリンス(10着)
中団インで脚を温存したが、向正で動けず仕掛け遅れ。
持続戦で位置を取り切れる展開ならまだやれる。次走は内枠なら見直し。
△ タガノマカシヤ(11着)
位置を取りに行かず後方気味。向正で外に持ち出したが伸びず。
良馬場や稍重の方が向く可能性大。時計のかかる条件より軽い馬場で狙いたい。
☆ ヒルノハンブルク(3着)
先行して渋太く粘る。速い前半ラップを2番手で受けても崩れない点は評価。
持続力型で、タフな馬場+先行策なら引き続き有力。
注 ルグランヴァン(14着)
序盤で好位を取ったが、向正から手応えが怪しく失速。
速めの流れで息を入れられなかった影響大。マイペースで行ける少頭数戦なら変わり身。
【何がダメだったのか】
良馬場を想定して予想していたが、実際は不良馬場だった。後方に構えた馬は中団まで押し上げるのが精一杯で、上位に食い込むのは難しい展開となった。良馬場と不良馬場では求められる適性がまったく異なる。今回は当初の想定通り良馬場を前提に予想していたため、不良に変わった際の対応が間に合わなかった。ただし、上位に入った2頭はいずれも予想候補には挙げていた馬である。今後は天候の急変の可能性がある場合は、不良馬場になるケースも想定して予想を組み立てたい。
過去の展開予報
まだありません。
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