2025年 京都大賞典(GⅡ)の競馬予想~重賞展開予報~

G2京都大賞典(アイキャッチ) 10月
2025年10月5日(日)
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開催日:2025年10月5日(

展開予報

以下は、2025年9月30日(火)時点での予想です。今後、調教や枠順などの情報により予想が変わる可能性があります。内容に影響を与えない範囲での加筆や文章の校正は随時行いますが、大きな修正が必要となる場合は、吹き出しに日付を明記した上で追記として対応する予定です。

第60回 農林水産省賞典 京都大賞典(GⅡ) 3歳以上オープン 2,400(芝・外)別定

予報要約

サンライズアースが逃げるかどうかがポイント! ただし、休み明けの馬多く状態には注意が必要!

展開予報

レースプロファイル予報
脚質:先先行有利(ねこ2)30×30□■□□■差し有利(犬)30×30差 ⇒ 開幕週で前有利。前意識が強まれば後方一気の差しも決まる
時計:遅遅い(かめ2)30×30□□■□□速い(うさぎ4)30×30速 ⇒ 2分23秒台、上がり先34秒台(差は0.5秒速い33秒台)
馬券:荒固い(お金少3)30×30□□■□□固い(お金少4)30×30堅 ⇒ 休み明けの馬が多く、逃げ馬次第では波乱の可能性もある
馬場:雨雨30×30□□□■□晴れ30×30晴 ⇒ 良馬場(前日⇒曇時々晴/降水40% 当日⇒曇時々晴/降水30%)

フルゲート18頭に対して19頭が登録しており、ニシノレヴナントとブレイヴロッカーのうち1頭が抽選で除外対象となります。出走馬が確定する10月2日(木)16時までは、最新情報にご注意ください。

以下の分析は良馬場を前提としています。天気予報的に良馬場が濃厚ですが、もし、稍重~重馬場や不良馬場となった場合は改めて見直す必要があります。当日の天気予報や馬場状態には十分注意してください。

メンバーを見る限り、テンに速い馬は見当たりません。過去に逃げた経験があるのはアルナシーム、サンライズアース、ドゥレッツァ、ワープスピードの4頭ですが、いずれも積極的な逃げというよりは奇襲的な先行策でした。ただし、どの馬も逃げた際はいずれも勝利しています。直近のレース内容から考えると、逃げる可能性が最も高いのはサンライズアースです。前走ではジャンカズマにハナを譲ったと考えられ、今回は再び主導権を握る展開になると予想しています。とはいえ、枠順次第ではアルナシームや、騎手が乗り替わるワープスピード、ドゥレッツァが先手を取る展開も十分考えられますが、いずれにしても、序盤から速い流れにはならないでしょう。

先ほど挙げた4頭のいずれかがハナを奪い、その直後にジューンテイク、ディープモンスター、プラダリア、ボルドグフーシュといった先行勢が続く展開が考えられます。人気が予想されるアドマイヤテラ、ショウナンラプンタ、そして逃げなかった場合のドゥレッツァは、中団やや後方からの競馬になるでしょう。京都2400mの定石どおり、3コーナーまではゆったりとした流れになると予想しています。

ただし、今回の出走予定馬で注目すべきは、アドマイヤテラ、ヴェルミセル、ショウナンラプンタ、ディープモンスター、ドゥレッツァ、ボルドグフーシュといった“まくりが得意な馬”が多い点です。3コーナーから一気にペースが上がる展開が濃厚で、序盤があまりにもスローで流れた場合は、向こう正面から仕掛けてくる可能性も十分に考えられます。つまり、序盤はスローでも、途中から平均〜ハイペースへと切り替わる可能性もあるということです。開幕週とはいえ、向こう正面から動いてくる展開になれば、まくる馬にとってもリスクがある一方で、前で運ぶ馬にとっても苦しい展開となるでしょう。そうなれば、後方で脚を溜めるサブマリーナやニシノレヴナントにもチャンスが巡ってくる可能性があります。

このレースのポイントは、「どの馬が逃げるか」という点です。サンライズアースが逃げた場合は平均ペースで流れると見られ、スタミナのある先行馬やまくる馬が有利な展開になるでしょう。しかし、他の馬が押し出される形でハナを切った場合、有力馬たちは向こう正面から動かざるを得ず、先行勢もまくり勢も脚を削られる可能性があるため、後方待機組が台頭する展開になるかもしれません。

しかし、今回は私はサンライズアースが逃げると予想しているため、スタミナのある先行馬、そして中団からまくって脚を伸ばせるタイプの馬が有利と考えています。

勝ち馬の走破時計は2分23秒台と予想します。上がりは先行馬でも34秒台差し馬であればそれより0.5秒以上速い33秒台が求められるでしょう。

注目馬の分析

以下の分析は良馬場を前提としています。天気予報的に良馬場が濃厚ですが、もし、稍重~重馬場や不良馬場となった場合は改めて見直す必要があります。当日の天気予報や馬場状態には十分注意してください。

自信度:

※上位5頭の注目馬が1~3着になる自信度です。最大💪💪💪💪💪です。自信の無いときは💪もありません。

★★★☆☆:アドマイヤテラ(執筆時の印:☆)
まくっても最後までバテないスタミナが魅力で、戦績も9戦5勝[5-1-1-2]と安定しており、最低着順が4着という堅実さがあります。川田騎手とのコンビでは2戦2勝と相性が良く、しかも今回はその2勝と同じ京都コースという点も心強い材料です。一方で、2400mが初めてになること、速い時計の実績がないこと、4ヶ月ぶりの実戦となること、そして58kgを背負うのが初めてとなる点は懸念材料です。

★★★☆☆:サブマリーナ(執筆時の印:△)
しっかりとした末が持ち味で、万が一まくる馬が多くなって速くなる展開なら、ペースが上がって脚を生かせる可能性もあります。戦績は8戦4勝[4-1-1-2]と安定しており、最低着順が4着と崩れがありません。さらに、内5戦が京都コースで[3-1-1-0]と好相性を示しており、他の有力馬が休み明けの中で4ヶ月の休養を叩いて2戦目という点も強調材料です。ただし、2400mが初めてであること、出遅れが多くテンが遅いため後方からの競馬が多く開幕週の馬場が合わない可能性があること、速い時計の実績がないこと、武豊騎手から横山和生騎手への乗り替わりがあること、そして重賞で2回走って2着・4着と一歩届いていない点は懸念されます。

★★★★☆:ショウナンラプンタ(執筆時の印:〇)
まくっても最後までバテないスタミナが武器で、2400m戦ではダービーの15着を除けば2戦1勝・2着1回と安定しています。中京2200mでの2:10.3(35.4)という好時計からも、時計勝負への対応力が期待できます。ダービー以降も重賞を走り続けており、3・4・2・4・3・4着とすべて掲示板を確保している点も評価できます。一方で、松山騎手が初騎乗となること、3ヶ月半ぶりの休養明けであること、一瞬の切れ味には欠けるためスローからのヨーイドンには向かないことは不安要素です。ただし、今回はまくる馬が多く、そうした展開にはなりにくいでしょう。

★★★★☆:ドゥレッツァ(執筆時の印:◎)
まくっても最後までバテないスタミナがあり、メンバー中唯一のGⅠ馬として格の高さが光ります。東京2400mのジャパンカップでは2:25.5(33.4)で2着に好走しており、実績面でも抜けた存在です。近5走はいずれもGⅠ戦で、うち2戦は海外とハイレベルな戦いを続けています。懸念点としては、新馬戦3着後に4連勝でGⅠ制覇を果たしたあと海外遠征を挟むなど使われ方に不安があること、3ヶ月半の休養明けであること、前走の宝塚記念では稍重馬場で1.3秒差の9着と大きく敗れており、稍重の馬場が合わなかった可能性があることが挙げられます。

★★★☆☆:サンライズアース(執筆時の印:▲)
今回のメンバーなら楽にハナを奪えそうで、開幕週の馬場も味方しそうです。2400m戦は2戦して4着・2着とまずまずの内容で、京都コースでも距離は違いますが1着・4着と大崩れしていません。さらに池添騎手が4戦連続で騎乗し、今回も引き続き手綱を取る点はプラスで、京都2400mで逃げ馬に乗る池添騎手は要注意です。一方で、5ヶ月ぶりの実戦となること、瞬発力勝負では分が悪く、スタミナ型ゆえに自らペースを上げる必要がありそうですが、速い時計の実績がなく対応できるかが鍵になることは懸念材料です。

その他では、★★☆☆☆:ジューンテイク★★☆☆☆:ディープモンスター★★☆☆☆:プラダリア★★☆☆☆:ボルドグフーシュにも注目しています。枠順、調教内容、馬体重、馬場状態、除外馬の状況次第では、注目上位5頭の入れ替えも検討します。

コース・過去の傾向

コース特性 京都芝2,400m

上りと下りを活かした展開力勝負。スピードと持続力を兼ね備えた差し馬が台頭しやすい

スタート地点は4コーナー奥のポケット地点で、最初の1コーナーまで約600mとたっぷり距離があるため、序盤から先行争いが激化することは少なく、各馬が自分のリズムでポジションを取っていく展開になりやすいです。1~2コーナーはやや小回りでペースも落ち着きやすく、向こう正面に入っても序盤はゆったりとした流れが続きます。向こう正面の中盤からは京都競馬場名物の「淀の坂」と呼ばれる長い上り坂が始まり、3コーナーの途中まで約300m以上かけて徐々に高度を上げていきます。3~4コーナーは大きく緩やかで、坂の頂点を越えたあとは一気に下り坂へと切り替わり、勢いをつけながら最後の直線に向かいます。最後の直線は約404mと中距離としては標準的な長さで、しかも平坦なためトップスピードを長く保ちやすく、持続力のある脚が求められます差し馬は4コーナー手前、下り坂の勢いがつくあたりから徐々にスパートを開始しないと、ゴール前で届かないケースも多く見られます。展開としては、序盤が落ち着いたペースになりやすく、勝負どころは淀の坂を越えたあとの下りと直線。ロングスパートで長く脚を使える差し・追い込みタイプが優位で、逃げや先行は最後の直線で交わされる場面が目立ちます。また、コーナーの大きさと直線の広さから外を回しても伸びやすく、外枠が不利になりにくいコースです。スピードと持続力、そして仕掛けのタイミングが勝敗を大きく分ける舞台といえます。

京都競馬場 芝2400mの特徴と攻略情報まとめ|初心者向けにわかりやすく解説! | うましる
京都競馬場 芝2,400mのコースの特徴を競馬初心者向けに独自に解説しています。「これから競馬を始める!」「競馬場について知識がほとんどない……」という方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

過去10年の傾向

過去10年間、本レースは京都競馬場で8回、阪神競馬場で2回開催されました。今年は京都での開催となります。さらに、京都で行われた8回の内、良馬場が6回、稍重が1回、重馬場が1回でした。今回、京都競馬場の天気予報は、前日は曇時々晴/降水40%で、当日は曇時々晴/降水30%ですので、良馬場で開催される可能性が高いです。今回は良馬場6回のデータのみで分析します。

良馬場時の出走馬は延べ78頭で、そのうち馬券圏内に入ったのは18頭です。脚質別の成績は以下の通りです。

  • 逃げ馬(1コーナー先頭):6頭中1頭が馬券圏内(複勝率約17%)
  • 先行馬(4コーナー3番手以内):18頭中8頭が馬券圏内(約44%)
  • 先行馬(4コーナー5番手以内):30頭中11頭が馬券圏内(約37%)
  • 中団差し馬(4コーナー10番手以内):60頭中17頭が馬券圏内(約28%)
  • 後方追込み馬(11番手以降):18頭中1頭が馬券圏内(約5%)

京都・良馬場では、差し馬や追込み馬、逃げ馬も馬券に絡んでいますが、先行馬の好走率が高いようです。

勝ち時計・上がり3F(京都・良馬場)

  • 勝ち時計:2:22.9~2:25.6(2:23秒台が多い)
  • 上がり3F:32.3~35.4(先行馬 34秒台差し馬 33秒台が目安)

客観的な(馬場を考慮しない)過去の傾向

■ 枠順傾向

  • 勝率が高いのは1枠(18.2%)4枠(12.5%
  • 内~中枠が有利で、外枠はやや不振

■ 人気傾向

  • 1番人気:勝率20%、複勝率70%
  • 2番人気:勝率22.2%、複勝率55.6%
  • 3番人気:勝率10%、複勝率40%
  • 4~6人気:複勝率33.3%
  • 7人気以下:複勝率6.7%前後

■ 年齢傾向

  • 4歳:勝率7.4%、複勝率25.9%
  • 5歳:勝率10.5%、複勝率26.3%
  • 6歳:勝率6.9%、複勝率20.7%
  • 7歳:勝率4.3%、複勝率26.1%
  • 8歳以上:勝率10%、複勝率10%

■ 所属別

  • 栗東所属馬が圧倒的に好走(複勝率23.5%)
  • 美浦所属馬は出走数が少ないため好走例も少ないが出走してきた場合はそれなりに好走(複勝率20.0%)

※本稿は競馬関連サイトのデータをもとに作成しています。詳細は各サイトをご確認ください。

京都大賞典の過去10年データ、好走馬一覧(2025年10月5日京都11R) | 競馬ラボ
京都大賞典過去10年データです。

当週の馬場傾向

京都競馬場:良予想 開催1週目(開催2日目) Aコース

天気予報:前日⇒曇時々晴/降水40% 当日⇒曇時々晴/降水30% ※月曜調べ

仮柵:設置無し

京都競馬場開幕週。先行有利も差しも届くコース!

詳しくは、以下のサイトなどもご参照ください。

トラックバイアス&血統研究
トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

JRA公式クッション値

馬場情報(中京競馬場) JRA

JRA公式コース概要(仮柵等設置状況&予定)

第3回・第4回京都競馬の馬場概要(馬場情報) JRA

おまけ

voxねこ夫の予想

◎7ドゥレッツァ
〇18ショウナンラプンタ
▲6プラダリア
△5サンライズアース
☆15ジューンテイク
注4アドマイヤテラ

◎実績上位
〇スタミナ有
▲京都得意
△先行力有
☆末脚強烈
注勢い有り

稍重になって、さらにきな臭い雰囲気が漂っていますが、結局予想は無難になってしまいました。

買い目3300
馬連Box◎〇▲△☆
3連複◎-〇▲→▲△☆注
3連単◎〇→◎〇▲△☆→◎〇▲△☆注

レース結果と振り返り

レースプロファイル予報◎:想定通り〇やや想定通り×:やや想定外✖:想定外
脚質:先先行有利(ねこ2)30×30□■□□■差し有利(犬)30×30差 ⇒ 開幕週で前有利。前意識が強まれば後方一気の差しも決まる
⇒1~3着は逃,先,追で決着。ドゥレッツァが途中でまくって追い込みにもチャンスがあった
×時計:遅遅い(かめ2)30×30□□■□□速い(うさぎ4)30×30速 ⇒ 2分23秒台、上がり先34秒台(差は0.5秒速い33秒台)
⇒勝馬の走破時計は2:23.9(34.4)とほぼ想定通り。ただ稍重だったことを考えると少し速かった
馬券:荒固い(お金少3)30×30□□■□□固い(お金少4)30×30堅 ⇒ 休み明けの馬が多く、逃げ馬次第では波乱の可能性もある
⇒5,2,15番人気と荒れた
×馬場:雨雨30×30□□□■□晴れ30×30晴 ⇒ 良馬場(前日⇒曇時々晴/降水40% 当日⇒曇時々晴/降水30%)
⇒稍重開催だった

【レース結果】
1着 枠2 3 ディープモンスター
2着 枠3 5 サンライズアース
3着 枠4 8 ヴェルミセル
4着 枠2 4 アドマイヤテラ
5着 枠8 18 ショウナンラプンタ

タイム
ハロンタイム 12.8 - 10.9 - 11.6 - 12.1 - 12.7 - 12.5 - 12.4 - 12.1 - 11.9 - 11.9 - 11.3 - 11.7
上り 4F 46.8 - 3F 34.9

コーナー通過順位
1コーナー (*5,6)17,1,14(3,4)(7,12)10,9-(8,11)-15-16(2,18)13
2コーナー (*5,6)(1,17)(3,14)4,7(9,10,12)-(8,11)-15(2,16)-(13,18)
3コーナー (*5,7)(1,6,14)4(3,17)(10,12)(8,9)(16,18)(2,11)15,13
4コーナー (*5,7)(1,6,14,4)(3,17)(10,18)(8,9,12)(2,11,16,13)15

※色の違い  1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑

【レース回顧】
スタート直後の先行争い:1F~3F(12.8 - 10.9 - 11.6) 3F(35.3)
最初の600mは序盤に10秒台が入るなど、やや速めの入り。京都2500mは最初のコーナーまで約600mと長く、先行争いが激しくなりやすいコースだが、それを踏まえても2F目の10.9は速く、平均ややハイペースの入りといえる。先行馬の中にはここで脚を使ってしまった馬も多く、後半の伸びに影響した。

1~2コーナー:4F~5F(12.1 - 12.7) 2F(24.8)
1〜2コーナーはしっかりとペースダウンし、ここは落ち着いた平均ややスロー。前半で脚を使った先行勢は息を入れたが、淀の坂を意識して早めにペースを落とした馬が多い印象。ここで折り合いをつけられた馬が終盤に伸びた。

前半のペース:1F~5F(12.8 - 10.9 - 11.6 - 12.1 - 12.7)  3F(35.3) 4F(47.4) 5F(60.1)
全体として60.1は稍重馬場を考えるとやや速め。前半から平均より1〜2馬身早く流れたことで、後半に差し・追い込み勢が台頭しやすい流れを作った。実際、勝ち馬ディープモンスターは中団からの差し切りで、展開が向いたといえる。

向こう正面:6F~8F(12.5 - 12.4 - 12.1) 3F(37.0)
坂を意識してラップは少しずつ加速する形。向こう正面半ばからじわじわペースが上がり、息を入れつつも平均ペースを維持。ここで脚をためた差し馬が3~4コーナーで動きやすい展開となった。

3~4コーナー:9F~10F(11.9 - 11.9) 2F(23.8)
坂の頂上を過ぎてからのこの区間はしっかりとスピードに乗っており、明確な加速ラップ。ここでポジションを上げられなかった先行馬は最後の直線で苦しくなった。一方、中団以降で脚を温存していた馬はスムーズに進出。

最後の直線:11F~12F(11.3 - 11.7) (23.0) 3F(34.9)
次走に向けたメモ:直線は京都らしく高速決着。稍重でも34秒台後半の上がりが出ており、完全な上がり勝負となった。中団から差し脚を伸ばしたディープモンスターが勝利、ヴェルミセルやショウナンラプンタも差を詰めており、展開と馬場の両方が差し有利に作用した。

次走に向けたメモ(注目馬)
3着 ヴェルミセル
後方から大外を回して鋭く伸びた脚は非常に目立った。ペースが緩んだ中盤でも位置を下げずに脚を温存し、直線で一気に伸びてきた点は評価できる。上がりの速い決着に強く、次走も差しが利く展開・馬場なら一発の可能性大。

voxねこ夫の予想
ドゥレッツァ → 8着
早めに2番手まで押し上げたが、序盤の速い流れで脚を削られ、直線では伸び切れず。休養明けをたたいた次走で巻き返しの余地あり。
ショウナンラプンタ → 5着
道中は後方待機からロスの少ない競馬をしたが、届かず。やや位置取りが後ろ過ぎた印象で、展開次第では上位可能
プラダリア → 15着
好位追走も直線で完全に余力なし。やや衰えを感じる内容で、今後は条件選びがカギになりそう。
△ サンライズアース → 2着
自らペースを作って押し切る競馬は立派。稍重のタフな馬場でも粘れた点は評価でき、今後も展開次第で重賞勝ちのチャンスあり。
ジューンテイク → 12着
終始後方のまま見せ場なし。展開が噛み合わなかった面もあり、もう少し流れが速くなれば見直しも可能。
注 アドマイヤテラ → 4着
好位からしぶとく脚を伸ばした。地力の高さは見せており、条件が合えば近いうちにチャンスが来る。

【何がダメだったのか】
きな臭い雰囲気があったにもかかわらず、無難な予想にしてしまったのが敗因でした。休養明けの馬では、逃げたサンライズアースだけが馬券に絡み、1着・3着は順調に使われてきた馬たちでした。おそらく、あの「きな臭さ」はこのことを示していたのでしょう。休養明けの、特に差し馬は割り引いて考える必要がある、という基本を忘れないようにしたいと思います。

過去の展開予報

まだありません。

今週の他の重賞レース

展開予報とは

競馬で勝つためには『強い馬』ではなく、『展開が有利な馬』を見極めることが大切だと考えています。詳しくはこちらをご覧ください。

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