開催日:2025年7月27日(日)
レース展開予報
第41回 プロキオンステークス(GⅡ) 4歳以上オープン 1,400(ダ)別定
改め
第42回 東海ステークス(GⅢ) 4歳以上オープン 1,400(ダ)別定
名称が変わりグレードも変更されました。過去には小倉で行われたこともありますが、今年は中京での開催となります。
以下は、2025年7月23日(水)時点での予想です。今後、調教や枠順などの情報により予想が変わる可能性があります。内容に影響を与えない範囲での加筆や文章の校正は随時行いますが、大きな修正が必要となる場合は、吹き出しに日付を明記した上で追記として対応する予定です。現在執筆中!!
予報要約
逃げ馬2頭に先行勢が続き、ハイペース必至。有力馬は中団待機が濃厚で、波乱の可能性は低い。
展開予報
データプロファイル予報
脚質:先□□□■□
差 ⇒ 逃げ馬2頭に先行勢が続きハイペース必至。差し有利
時計:遅□□□■□
速 ⇒ 1分22秒台。上がり先36秒前後(差0.5秒以上速い35秒前後)
馬券:荒□□□■□
堅 ⇒ 展開は読みやすく、波乱は起きにくい
馬場:雨□□□■□
晴 ⇒ 良馬場。週中に雨予報無し。前日当日も晴時々曇
フルゲート16頭に対して21頭が登録しています。サトノルフィアン、エミサキホコル、メイクアリープ、ジョウショーホープが除外対象で、インユアパレスとリジルが抽選対象です。除外対象馬が出走できる可能性は低いため、除外馬は予想から外しますが、抽選対象馬は半分の確率で出走してくるため予想に含めます。特に川田騎手が騎乗するインユアパレスの出走可否には注意が必要です。また、出走対象馬が回避した場合、除外対象馬が繰り上がって出走する可能性もあります。出走馬が確定する7月24日(木)16時までは、最新の情報にご注意ください。
逃げを狙っているのは、エートラックスとロードエクレールでしょう。枠順やスタートの出方によって、どちらかがハナを切る形になりそうですが、アドバンスファラオやライツフォルもスタートが速く、枠の並び次第では逃げ馬が入れ替わる可能性もあります。
レース序盤は、この4頭が先団を形成し、イグザルト、インユアパレス、クロジシジョー、コンクイスタ、サンライズフレイム、サンライズホーク、ビダーヤあたりが中団を追走。そして、アルファマム、ヴィクティファルス、オメガギネス、ダノンスコーピオン、ヤマニンウルスは後方からの競馬になると予想しています。
中京ダート1400mは、最初のコーナーまで約607mと長く、逃げ・先行馬にとって有利な形ですが、逃げ候補が複数おり、さらにスタートの速い馬が多いため、前半のペースは速くなると見ています。
とはいえ、短距離ダートの1400m戦という性質上、「後方一気」は決まりづらいため、後方勢でもアルファマムを除いたヴィクティファルス、オメガギネス、ダノンスコーピオン、ヤマニンウルスの後方待機馬が3~4コーナーから早めに仕掛けていく展開になるでしょう。おそらく強烈な末脚を持っているアルファマムは、今回も直線まで追い出しを我慢するはずです。
最後の直線では、前半のハイペースによって先行馬に余力がなくなり、中団から差す馬が台頭してくるところを、後方で脚を溜めていた差し・追い込み馬が一気に襲いかかる展開を想定しています。前半が流れることで、中団~後方待機組に有利なレース展開になる可能性が高いです。
想定される勝ち時計は、仮に前半がスローでも途中からペースが上がることで、1分22秒台に収まると予想。上位に来るには、先行馬でも上がり36秒台前半、差し・追い込み馬にはそれより速い35秒台前半の末脚が求められる展開になるでしょう。
注目馬の分析
自信度:💪💪💪
※上位5頭の注目馬が1~3着になる自信度です。最大💪💪💪💪💪です。自信の無いときは💪もありません。
★★★★☆:アルファマム
末脚が確実で、最後にはしっかり伸びてくるタイプです。良馬場の東京ダート1400mでは、今回より1kg重い56kgを背負って1:22.7(34.7)の好時計で勝利しており、能力の高さを示しています。また、今回は根岸ステークス以来となる55kgの斤量で出走できる点も魅力です。ただし、出遅れ癖があるため好位につけづらく、展開に左右されやすいという懸念があります。ただ、今回は先行馬が多く、ハイペースが予想されるため、差し脚が活きる展開になる可能性が高く、不安材料はある程度相殺されそうです。なお、団野騎手は今回が初騎乗となります。
★★☆☆☆:ライツフォル
先行力がありながら末脚もしっかりしている馬で、ダート1400mは(4-0-0-2)と好成績。敗れた2戦も4着(0.6秒差)、6着(0.4秒差)と内容は悪くありません。中京ダート1400mでは、今回と同じ57kgを背負って1:23.0(35.7)で4着と好時計を記録しており、舞台適性も高いです。また、8か月の休養明けから叩き2戦目という点でも上積みが期待できます。一方で、今回は重賞初挑戦となり、これまで手綱を取ってきた坂井騎手がビダーヤを選んだため、初騎乗となる小沢騎手に替わる点が不安要素です。加えて、前走の天保山ステークスでは今回出走してくるインユアパレス(0.3秒差)、コンクイスタ(0.4秒差)に先着を許していますが、斤量は今回1kg軽くなる点で巻き返しも可能です。
★★☆☆☆:コンクイスタ
先行力に加え、末脚も安定しており、良馬場の中京ダート1400mでは今回より1kg重い58kgを背負って1:23.3(35.4)の時計で2着とまずまずの内容でした。近8走すべてがダート1400mで、(3-3-2-0)と全て馬券圏内に入っており、安定感も抜群です。松山騎手は今回が初騎乗となりますが、手が合えば上位争いも可能でしょう。ただし、他馬に比べると持ち時計がやや劣る印象があり、また、ダート1400mで今回出走してくるサンライズフレイムやビダーヤには敗れた経験がある点も気になるところです。
★★★★★:サンライズフレイム
ある程度前目につけることができ、かつ末脚も堅実な馬です。良馬場の中京ダート1400mでは今回より2kg重い59kgを背負って1:22.8(35.0)で3着と好時計を記録しており、舞台設定は理想的です。同コースでは1着・3着と、2回とも馬券圏内に入っており信頼感があります。ここまで13戦して(7-1-3-2)、すべて掲示板を確保しており、馬券圏外に敗れた2戦も稍重馬場でのもの。今回は良馬場で行われる見込みのため条件も揃っています。ただし、重賞では根岸ステークスを2回走って3着・4着と、今一歩勝ち切れない内容が続いている点は若干の懸念材料です。
★★★☆☆:ビダーヤ
ある程度の位置につけて、終いも確実に伸びてくる馬です。良馬場の東京ダート1400mでは、今回と同じ57kgを背負って1:23.2(34.7)とまずまずの時計で勝利しており、スピードと持続力の両方を兼ね備えています。ダート転身後は4連勝中で、まだ底を見せていない点も大きな魅力です。芝レースも含めて1600m以下ではすべて4着以内に入っており、安定感も高いです。一方で、今回は重賞初挑戦となり、中京でのダートは初めてという点が懸念材料ではあります。
★☆☆☆☆:インユアパレス、★★☆☆☆:エートラックス、★★☆☆☆:クロジシジョー、★★☆☆☆:サンライズホークにも注目しています。枠順、調教内容、馬体重、馬場状態、除外馬の状況次第では、注目上位5頭との入れ替えも視野に入れています。
コース・過去の傾向
コース特性 中京ダート1,400m
スタートは2コーナーの奥ポケットからで、最初のコーナーまでは約607mあります。スタート直後の約150mは芝を走り、その後ダートに入ります。序盤は緩やかな上り坂ですが、向こう正面の中ほどから4コーナーの出口までは、長く緩やかな下り坂が続きます。
距離が1400mと短いため、前半からスピードが出やすく、3〜4コーナーも下り坂かつスパイラルカーブとなっているため、さらに加速しやすい構造です。この下りを利用して、残り3ハロンの標識付近(3~4コーナーの中間)から仕掛けるのが一般的です。
コーナーを抜けたあとは、約410mの直線が待っています。中京のダート1400mは、スタート直後に上り坂、その後は長い下り坂、最後に急な上り坂と、短距離戦でありながらアップダウンの多いコースです。直線がそこそこ長いため、瞬発力も求められます。
前半にスピードが出やすいぶん、序盤で飛ばしすぎず、しっかり末脚を溜めることが重要です。自分のペースを守り、最後にしっかり伸びる脚を使える馬が好成績を残しています。
※この情報は、以下のサイト等のデータをもとに考察しています。詳しくは各サイトをご確認ください。

過去10年の傾向
過去10年のデータをもとに傾向を探るにあたり、名称変更前の「プロキオンステークス」の結果を参考にします。このレースは、過去10年のうち7回が中京ダート1400m、残る3回が小倉ダート1700mで行われました。今回の開催は中京ダート1400mで行われるため、まずは中京開催の7回に絞って分析を行います。
中京で開催された7回の内、良馬場での開催は2回、稍重馬場が4回、不良馬場が1回でした。2025年7月21日(月)時点の中京競馬場の天気予報では、前日・当日ともに「晴れ時々くもり」で、当日までに雨が降る見込みもありません。このため、当日は良馬場で行われる可能性が高いと見ています。
そこで以下では、良馬場で行われた2回分のデータをもとに分析を行います。
出走馬は計31頭(1レース平均約16頭)で、馬券圏内に入ったのは6頭でした。そのうち逃げ馬は(0-1-0-1)で、馬券圏内率は約50%(7頭中4頭)と優秀な成績を残しています。一方、4コーナーを3番手以内で通過した先行馬(まくりを含む)は1頭(6頭中17%)とあまりよくありません。これを5番手以内に広げると2頭(10頭中20%)と、あまりよくありません。10番手以内まで広げた場合は5頭(20頭中25%)と少し良くなります。それ以外は、1頭(11頭中約9%)のみで、よくありません。
この傾向から、4コーナーで10番手以内で通過できる馬から選ぶのが良さそうです。
勝ち馬の走破タイムは1分22秒9と1分22秒5でした。1分22秒台での決着と考えておけばいいでしょう。上がり3ハロンのタイムは35秒6~36秒4でした。先行馬であれば上がり36秒前後、差し馬であればそれより0.5秒以上速い35秒台の末脚が求められると言えるでしょう。
※この情報は、以下のサイト等のデータをもとに考察しています。詳しくは各サイトをご確認ください。

当週の馬場傾向
開催1週目
開幕週となります。2025年7月21日の天気予報では、前日・当日ともに「晴時々曇」の見込みで、週の中頃にも雨の予報は出ていません。そのため、馬場状態は良好なまま推移する可能性が高いでしょう。こうした条件ではトラックバイアスは生じにくく、コースロスの少ない先行馬が止まりにくい展開が予想されます。
詳しくは、以下のサイトなども参考にしてください。
おまけ
予報に基づくvoxねこ夫の予想
レース結果:予報と予想の検証
レースプロファイル予報(◎:想定通り,〇やや想定通り,×:やや想定外,✖:想定外)
【レース結果】
タイム
コーナー通過順位
※色の違い 1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑
【レース回顧】
スタート直後の先行争い:1F~2F() 2F()
1~2コーナー:2F~3F() 2F()
前半のペース:1F~4F() 3F() 4F()
向こう正面:4F~6F() 1~5F()
3~4コーナー:7F~9F() 3F()
最後の直線:9F~10F() 2F()
次走に向けたメモ:
voxねこ夫の予想
【何が良くて何がダメだったのか】
過去のレース展開予報とvoxねこ夫の予想
まだありません。
今週の重賞レース
展開予報とは
競馬で勝つためには『強い馬』ではなく、『展開が有利な馬』を見極めることが大切だと考えています。詳しくはこちらをご覧ください。
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