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暑い夏の車中泊に快適な場所 ~道の駅 富士吉田の体験レポート~

夏場の車中泊は暑さとの戦いです。暑いと寝られません。冷房を付けると音や排気ガスで隣の車の人に迷惑がかかるかもしれないので、窓は開けても冷房は付けません。

そういう条件で、外気温を低くする簡単な方法は、標高が高いところで車中泊をすることです。一般的に、100メートル標高が上がると0.6度気温が低くなるといわれています。

目指す「道の駅 富士吉田」は、標高が924メートルなので、平野部より約5.5℃くらい気温が低い計算になります。予定日(6月26日)の天気予報では、最低気温が18℃、最高気温が27℃、天気は雨のち晴れでした。

場所や気象条件にもよりますが、1日の最低気温は朝の4時前後が多く、前日の22時頃は最低気温より3℃くらい高いことが多いです。快適に寝られる温度がだいたい20℃前後なので、ベストな条件は最低気温17℃くらいの予報でしょう。(プラスマイナス5℃くらいが快適に寝られる限界)今回は1℃高い18℃の予報でした。

なお、車中泊で私がどのような暑さ対策をしているかをまとめてみました。ほぼ最低限の対策だけですが、夏場は必須の暑さ対策と考えています。よろしければ参考にしてください。

暑さ対策で車に網戸を付けて涼しく過ごす! ~夏の車中泊初心者必須アイテム~
最近の夏は猛暑日が増え、日差しの強い中での車中泊は、標高の高い避暑地であっても日中はかなりの暑さを感じます。そんな環境で、車に取り付ける網戸は快適に過ごすための強力なアイテムです。網戸をつけることで車内の空気が循環し、暑さを和らげることがで...

まずは、箱根温泉「亀の湯」

駐車場は入り口に2台分あります。確認した訳ではありませんが、隣の家(オーナさん)の庭にも泊めさせてもらえるかもしれません。

亀の湯駐車場

泉質は、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉で、PHは8.5のアルカリ性です。硫酸塩なのにアルカリなんですね。ぬるぬるしています。それでいて硫酸のピリピリも少し感じます。とってもいいお湯でした。皆さんが行きたがるのもよくわかります。

亀の湯湯舟

そして「ザ・ビッグ 富士吉田店」で夕飯のお買い物

富士吉田の市街地は、道の駅「富士吉田」から2~3kmくらいしか離れておらず、スーパーマーケットがたくさんあります。イオン系のスーパーならコスパがいいです。今回は夕飯を購入しました。フライドチキン137円(197円が30%割引)、わさび稲荷147円、お刺身盛り合わせ397円等、お酒を入れても全部で2人分で1500円くらいでした。

車の中での食事

どれもこれもおいしかったです。特に、静岡のご当地グルメわさび稲荷は、甘辛く、ほんのりわさびが効いていて、記憶に残るおいしさでした。

道の駅「富士吉田」で車中泊。

天気のいい日は富士山が絶景なのですが、今日は見れませんでした。

夏の車中泊 「道の駅富士吉田」

トイレは、少し古い感じですが、高地の道の駅にしてはとてもきれいで、掃除が行き届いています。掃除をして頂いている方に感謝です。臭いは、気にしなければ気にならない程度の臭いです。

夏の車中泊 「富士吉田」のトイレ

気温は6月末ですが、夕方で22℃、夜中は18℃くらいで、窓を開けていると少し寒いくらいでした。でも、かけ布団をかければ少し寒いくらいの方が快適です。

ちなみに、私の車のリア側の窓2枚には、ウィンドーバグネットという網戸を取り付けています。純正のような専用設計なのでまったく隙間がありません。蚊や虫などを気にしないで安心して寝ることができます。

VOXY(ヴォクシー)だけでなく、いろんな車種の網戸を専用で設計しています。それなりの値段ではありますが、車のオプションと思えば安いと思います。私は、この商品は絶対おすすめだと思いますので、「網戸付けたい~!」と思った方は是非探してみてください。

「激安市場 バイパス店」へ立ち寄ってみました。

少し傷んでいますが、バイパス店の方が他の激安市場より、激安野菜が多い気がします。

夏の車中泊 「激安市場バイパス店」

少し小さいですが、レタス3個で100円です。古いかもしれませんが、外側の葉っぱも全然きれいです。安いですね。

夏の車中泊 「激安市場バイパス店」のレタス(3個100円)

と思っていたら、こちらはなんと1カゴ50円です。どいうことでしょうか??廃棄するくらいならもらってくれ!って感じでしょうか。。安いというより驚きです。外側の葉っぱを1~2枚捨てれば、おいしく食べられそうなので、レタス炒め等、大量消費レシピに向いていますね。

夏の車中泊 「激安市場バイパス店」のレタス(1カゴ50円)

こちらの「激安市場」では、こんな感じの激安野菜がたくさん売られています。

「絶メシロード」第1話の車中泊スポット「長池親水公園駐車場」で休憩。

絶メシロード第1話では、「夜移動して、夜中に着いて、朝起きたら絶景だった」というシーンでした。ドラマでは、駐車場の全景が分からなかったので、静かなところかと思っていましたが、実際に行ってみると、車道の直ぐそばなので、車中泊をするには少しうるさいかもしれません。

夏の車中泊 「長池親水公園駐車場」

でも、目の前の絶景は圧巻です。山中湖と富士山の大自然が、日々の疲れを癒してくれます。

夏の車中泊 「長池親水公園駐車場」から見た富士山

トイレは、掃除はされていてきれいですが、普通の公園のトイレといった感じです。男性側は和式でした。(女性側は洋式だそうです。)汲み取り式なので、臭いは多少ありますが、吹き抜けなので風が吹いていればそれほど気になりません。

夏の車中泊 「長池親水公園駐車場」のトイレ(外観)
夏の車中泊 「長池親水公園駐車場」のトイレ(和式)

駐車場は、湖に冷やされた涼しい風が吹いています。今は6月の終わりなので、平野部は初夏ですが、こちらはまだ春先のような気候です。窓を開ければ冷房はいりません。車の中でまったりとした時間を過ごすには最高の場所です。

夏の車中泊 「長池親水公園駐車場」の車内から見た景色

夕飯は「浜松餃子の五味八珍」に行きました。

夏の車中泊 「浜松餃子の五味八珍」

レギュラーコース1人980円を2人分(合計1960円)頼みました。

夏の車中泊 「浜松餃子の五味八珍」で食べた料理1
夏の車中泊 「浜松餃子の五味八珍」で食べた料理2

「麻婆豆腐」「やきめし」「浜松餃子」「味噌ラーメン」「つけ麺」これ全部レギュラーコースです。このボリュームで1960円は安いです。しかもどれもおいしい。特に浜松餃子は絶品でした。

河口湖総合公園でジョギング

今回は2泊3日ですが、長く車中泊をしていると体のあちこちが痛くなってきます。そんなときは、ジョギングがおすすめです。

夏の車中泊 「河口湖総合運動公園の駐車場」

こちら河口湖総合公園は、道の駅「富士吉田」から10分くらいで行ける場所にあります。家族連れに人気の公園で、芝生広場で、テントを張っている人やボールで遊んでる人などで賑わっています。奥には遊具の広場もあり、すべり台やジャングルジムのようなアスレチックなどもあります。公園の周囲は、1周500メートルくらいの散歩コースがあり、ジョギングもできます。森林を走りますので気持ちいいです。

夏の車中泊 「河口湖総合運動公園の駐車場」でジョギング

ジョギングの後は「たかちゃんうどん」

夏の車中泊 「たかちゃんうどん」

「絶メシロード」第1話で紹介された「たかちゃんうどん」。

夏の車中泊 「たかちゃんうどん」のうどん

山菜うどん450円と山菜うどん(肉追加)500円です。うどんというより、「ほうとう」といった感じで麺が太くもちもちしていて、噛んでいるとあごが疲れます。スープは味噌味でとても美味しかったです。絶メシロードで紹介されたので、このうどんも食べれなくなる可能性があるんですね。少し寂しくなりました。

〆は「箱根きのくにや旅館」で日帰り入浴

夏の車中泊 「箱根きのくにや旅館」

箱根温泉 きのくにや旅館の日帰り入浴1,500円(2023年12月時点)です。弱アルカリ性の硫黄泉だそうです。泉質はとても良かったです。

夏の車中泊 「箱根きのくにや旅館」温泉ののれん

旅館の入り口には、温泉が涌き出ています。飲泉はできないようですが、ペットボトルに持ち帰って風呂上りに顔や肌に塗れば、旅行から帰ってきても、数日温泉気分を味わえます。

夏の車中泊 「箱根きのくにや旅館」入口

きのくにや旅館は、今から300年前の1715年に誕生したそうです。江戸時代中期から存在する歴史のある温泉宿で、明治天皇様も滞在されていたらしいので、効果は期待できそうですね。

夏の車中泊 「箱根きのくにや旅館」300年前

今回は、標高が高い場所ということで、富士山の近く道の駅「富士吉田」で車中泊をしてみました。標高が高いというだけで暑さから逃れ、夏の車中泊が快適に過ごせました。

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