🎯2025年 このレースは、3連複(10,250円)の予想が的中しました!!
開催日:2025年6月8日(日)
レース展開予報
第75回 農林水産省賞典 安田記念(GⅠ) 3歳以上オープン 1,600(芝)定量
予報要約
逃げ馬不在でも、紛れの少ないコースでペースは平均か。人気は若手、波乱は実績馬の一撃に要注意!
展開予報
データプロファイル予報
脚質:先□□■□□
差 ⇒ 脚質不問。先行馬はスピード勝負、後方勢は瞬発力勝負
時計:遅□□□■□
速 ⇒ 1分31秒台、上がり先33秒台(差は0.5秒以上速い32~33秒台)
馬券:荒□□■□□
堅 ⇒ マイル実績馬 vs 若手実力馬。実績馬が意地を見せれば波乱も
馬場:雨□□□□■
晴 ⇒ 良馬場。火曜日雨降るもその後雨予報なし。開催当日も曇予報
フルゲート18頭に対し、現在19頭が登録しており、グラティアスが除外対象となっています。現時点では予想から外していますが、他の馬にトラブルがあれば繰り上がり出走の可能性もあります。出走馬が確定する6月5日(木)16時までは、最新情報にご注意ください。
メンバーを見る限り、「逃げたい」と明確に思っている馬はいないようです。テンの速さでは、ウインマーベル、ガイアフォース、ジャンタルマンタル、マッドクールあたりが目立ちます。枠順にもよりますが、短距離を使ってきたマッドクールが、ダッシュ力の違いでハナを奪う可能性が高そうです。
2番手集団にはウインマーベル、ガイアフォース、ジャンタルマンタルがつけ、続いてエコロヴァルツ、サクラトゥジュール、シックスペンス、シャンパンカラー、ソウルラッシュ、ダディーズビビッド、トロヴァトーレ、ブレイディヴェーグあたりが控える形で、後方グループには、ウォーターリヒト、ジュンブロッサム、レッドモンレーヴ、ロングランなどがつける展開になるでしょう。
序盤は平均ペースと見ています。このメンバーの中で実績が抜けているソウルラッシュが、自分のリズムで競馬を進めると考えられ、他の馬たちもそのペースに合わせて動いてくるでしょう。まぎれの少ない、安田記念らしい平均的なペースのレースになると予想します。
先行馬には、どれだけのスピードで後続馬の脚を抑えられるかが問われ、後方の馬には、どれだけ瞬発力を温存できるかがカギになります。まさに「マイル王」を決めるにふさわしい、ごまかしのきかない一戦となるでしょう。
良馬場を想定した場合の勝ち時計は1分31秒台。先行馬でも上がり33秒台、差し・追い込み馬には、さらに0.5秒以上速い、32~33秒台前半の脚が求められる展開になると見ています。
注目馬の分析
★★★☆☆:ウォーターリヒト
東京1600mでは(3-0-0-1)とコース実績があり、唯一の敗戦もG1・NHKマイルカップとそこまで評価を落とす必要はなさそうです。脚をためたときの末脚は爆発的で、直線の長い東京コースは向いています。ただし持ち時計は1:32.3(上がり33.5)とこのメンバーの中では目立つものではなく、展開や馬場に助けられる必要があるかもしれません。出遅れ癖も課題で、どうしても後方からの競馬になるため、展開に左右されやすい点は注意が必要です。とはいえまだ4歳と若く、前走からの成長を見込めば一変も可能です。
★★★☆☆:ガイアフォース
東京1600mの持ち時計1:31.6(上がり33.3)は出走馬中でもトップクラスで、直線でしっかり脚を使えるタイプです。今年に入って3戦目で徐々に状態を上げてきている印象もあり、仕上がりにも期待が持てます。母父クロフネの血統からも東京コースは合いそうで、鋭い末脚も東京向きです。ただし東京1600mではこれまで2回走ってどちらも4着と勝ちきれておらず、今回もあと一歩届かない可能性は否定できません。また今回騎乗する吉村騎手は初騎乗となり、コンビネーションに不安が残る点もあります。1600m戦では2着が最高で、最後に勝ったのが2022年9月19日というのも気になるところで、善戦止まりの印象もぬぐえませんが、その後のレースは全て重賞で、去年と今年は全てG 1レースなことを考えれば今回好走しても不思議ではありません。
★★★★☆:ジャンタルマンタル
国内の1600mでは3戦3勝とパーフェクトな成績で、いずれも先行して押し切る内容で着差以上に強さを感じさせます。特に今回出走するウォーターリヒトやエコロヴァルツに先着している点は心強く、能力的には上位の存在です。先行力がありながらも後続の脚をしっかり抑える末脚を使えるため、展開に左右されにくい点も魅力です。懸念材料は6ヶ月ぶりの実戦になることと、前走の香港マイルでは13着と大敗しいることです。海外遠征のダメージや状態面には注意が必要です。
★★★☆☆:ジュンブロッサム
阪神や京都で1分31秒台の好時計を3回出しており、東京でも1分32秒1のタイムでソウルラッシュを下した実績があります。その時は斤量差が1キロあったとはいえ、力のあるところを見せています。脚をためたときの鋭い末脚は、直線の長い東京は向くタイプです。今回は新馬戦から3回騎乗していた武豊騎手と、前走からの連続騎乗となる点にも好感が持てます。ただし東京1600mは過去2戦1勝1敗で、負けたときは10着と大敗しており、東京コースがベストかどうかにはやや疑問が残ります。また渋った馬場では結果が出ていない(4,6,5着)ため、天候や馬場状態にも注意が必要です。
★★★★☆:ソウルラッシュ
マイル戦では(7-4-2-4)という圧巻の成績で、昨年、今年とすべて3着以内に好走をしています。浜中騎手とのコンビでは5戦4勝、唯一の着外も安田記念だったことから、安定感があります。東京1600mでは1分32秒1(上がり33.5)という優秀な時計もあり、速い流れでもしっかり脚を使えるタイプです。中山や京都での1分31秒台の実績もあり、馬場や展開を問わず能力を出せる点が魅力です。7歳という年齢にもかかわらず、1週前の追い切りではラスト10秒5という破格の時計をマークしており、年齢的な衰えは見られません。ただし過去に安田記念では3回挑戦して3着が最高と、G1では詰めが甘いところがあるのも事実で、勝ち切るには展開や運も必要になりそうです。
※そのほかでは、★★☆☆☆:シックスペンス、★★☆☆☆:ブレイディヴェーグ、★★☆☆☆:レッドモンレーヴ、★★☆☆☆:ロングランにも注目しています。最終的な評価は枠順、調教内容、馬体重、馬場状態、除外馬の有無などを踏まえて再検討する予定です。
共通のレース展開プロファイル
コース特性 東京1,600m
向こう正面、2コーナー出口付近からのスタートとなります。スタート直後は緩やかな下り坂が続き、最初のコーナーまでの距離は約550mです。距離が長いため先行争いはそれほど激しくなりませんが、下り坂の影響でスピードが出やすく、序盤がスローになりにくいのが特徴です。また、向こう正面の途中には上り坂があるため、ペースを落として息を入れるのも難しいコースです。スピードだけでは通用しません。坂を上った後は、下りながら3コーナーに入ります。3~4コーナーは平坦でカーブが緩やかなため、スピードを維持しやすい構造になっています。最後の直線は約525mと長く、途中に高低差2mの坂があるため、さらにスタミナが問われる展開になりがちです。このコースでは坂を2回上るため、持久力が必要なため、短距離馬よりも中距離馬の方が好走しやすい傾向があります。

過去10年の傾向
過去10年のうち、良馬場での開催が8回、稍重が2回ありました。2025年6月2日(月)時点の天気予報によると、開催当日である6月8日(日)は曇り予報。火曜日に一時雨の予報はあるものの、その後は晴れまたは曇りが続く見込みで、良馬場開催の可能性が高いと考えられます。以下では、良馬場で開催された8回を前提にデータ分析を行います。
出走馬129頭(1レース平均約16頭)のうち、馬券圏内に入ったのは24頭でした。逃げ馬の成績は【1-2-0-5】(8頭中3頭、38%)と、まずまず。一方、4コーナーを3番手以内で通過した先行馬(まくり含む)は6頭(24頭中25%)でしたが、モーリス・ロゴタイプ・アエロリットといった名馬が2回ずつ連に絡んでおり、数字以上に実力馬による偏りがあります。3番手以内のデータは少し割り引いて見る必要があるかもしれません。
5番手以内まで広げると11頭(50頭中22%)、10番手以内では18頭(80頭中23%)と、割合はほぼ変わりません。それより後方から来た馬は49頭中6頭(約12%)にとどまり、苦戦が目立ちます。4コーナーで10番手以内につけていればチャンスはありますが、先行馬なら相応の能力が求められそうです。基本的には、4コーナー10番手以内で「前を見て運べる馬」を狙うのがよいでしょう。
勝ち馬の走破時計は1分30秒9~1分33秒0と幅がありますが、多くは1分31秒台の決着。上がり3ハロンのタイムは32秒4~34秒5で、32秒台を記録したのはシュネルマイスター、アーモンドアイ、ソングライン、グランアレグリアなどの名馬たちです。今年もその名馬に匹敵するような名馬がいそうなため、32秒台の脚が必要とされそうで、差し馬なら32秒台、先行馬でも遅くとも33秒台後半の脚が求められる展開が想定されます。
※この情報は、各種競馬関連サイトのデータをもとに考察しています。詳細は各サイトにてご確認ください。

個別のレース展開プロファイル
開催7週目
先週の土曜日は終日稍重での開催でした。一方、日曜日は8レースまでは稍重、10レース以降は良馬場で行われました。興味深い傾向として、稍重で行われたレースでは外差しが決まりやすかった一方で、なぜか逃げた馬だけが上位4着以内に残るケースが目立ちました。おそらく仮柵が設けられていたことが、逃げ馬にとって有利なコース設定になっていたのかもしれません。しかし、日曜日の後半のレースでは、逃げ馬は一頭も上位に来ていません。クラスが上がったことが原因かもしれませんが、内側が荒れてきた可能性もあります。来週の安田記念も後半のレースになります。外差しが決まりやすい馬場状態と考えておくのがよいでしょう。
詳しくは以下のサイトなどを参考にしてください。
おまけ
予報に基づくvoxねこ夫の予想
◎17ジュンブロッサム
◯13ソウルラッシュ
▲10ジャンタルマンタル
△14ウォーターリヒト
☆7ガイアフォース
注A5レッドモンレーヴ
注B4ウインマーベル
◎時計優秀
〇能力上位
▲調教良
△東京得意
☆東京善戦
注A末脚強烈
注B先行末好
基本的には三つ巴の争いと見ていますが、休養明けや海外帰りの馬もいるため、波乱の可能性も視野に入れた予想です。
買い目3500
馬連Box◎〇▲×2
3連複〇-◎▲-▲△☆注A注B
3連単◎〇→◎〇▲→◎〇▲△☆注A注B
レース結果:予報と予想の検証
レースプロファイル予報(◎:想定通り,〇やや想定通り,×:やや想定外,✖:想定外)
〇脚質:先□□■□□
差 ⇒ 脚質不問。先行馬はスピード勝負、後方勢は瞬発力勝負
⇒先先差差逃、決着と若干前有利も脚質不問な展開だった
✖時計:遅□□□■□
速 ⇒ 1分31秒台、上がり先33秒台(差は0.5秒以上速い32~33秒台)
⇒1:32.7(34.2)と想定よりかなり遅かった
◎馬券:荒□□■□□
堅 ⇒ マイル実績馬 vs 若手実力馬。実績馬が意地を見せれば波乱も
⇒2,9,1番人気での決着。6歳馬のガイアフォースが意地を見せて少し荒れた
◎馬場:雨□□□□■
晴 ⇒ 良馬場。火曜日雨降るもその後雨予報なし。開催当日も曇予報
⇒良馬場開催だった
【レース結果】
1着 枠5 10番 ジャンタルマンタル
2着 枠4 7番 ガイアフォース
3着 枠7 13番 ソウルラッシュ
4着 枠8 18番 ブレイディヴェーグ
5着 枠2 4番 ウインマーベル
タイム
ハロンタイム 12.5 - 11.3 - 11.2 - 11.7 - 11.7 - 11.2 - 11.3 - 11.8
上り 4F 46.0 - 3F 34.3
コーナー通過順位
3コーナー (3,*4)10(1,12)(5,16)(2,8,7,18)(11,13)(6,14,17)(15,9)
4コーナー (*3,4)10(1,5,12)16(2,8,7,18)(11,13)6(14,17)(15,9)
※色の違い 1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑
【レース回顧】
スタート直後の先行争い:1F~2F(12.5 - 11.3) 2F(23.8)
このクラスとすれば遅いといえる。
向こう正面:1F~3F(12.5 - 11.3 - 11.2) 3F(35.0)
この時点でもそれほど速いとはいえない。
3~4コーナー:4F~5F(11.7 - 11.7) 2F(23.4) 4F(46.7)
本来ならこのあたりで一度ペースを落ち着かせる必要があったが、途中でロングランが動いたこともあり、息を入れるタイミングがなかった。
最後の直線:6F~8F(11.2 - 11.3 - 11.8) 3F(34.3)
前半が遅かったぶん、後半はやや速めのペースになった。しかし、32秒台の脚を使える馬が複数いたにもかかわらず、最速は33.6秒で、ほとんどの後方待機馬は33.9秒止まり。特に内馬場が想像以上に走りにくく、消耗戦となったことがうかがえる。
次走に向けたメモ:
ラップを見る限り、際立って速い時計ではなかったにもかかわらず、最速の上がりを記録したのは、出遅れて後方で脚を溜めたシャンパンカラーの33.6秒でした。後方からの馬でも33.9秒が精一杯だったことからも、かなり時計のかかる馬場だったと考えられます。パトロールビデオでは、直線でソウルラッシュが内外によれていた様子が確認でき、またシックスペンスに騎乗したルメール騎手も「緩い馬場だった」とコメントしており、想像以上に力の要る馬場状態だったと思われます。ただし、シャンパンカラー、ガイアフォース、ジュンブロッサム、サクラトゥジュールが通った進路は、比較的傷みの少ない部分だったことも付け加えておきます。
ガイアホース:消耗戦に強いタイプの馬。もともとは中距離を中心に使われており、3000mやダートを走ったこともあるように、使われ方が一定せず、適性がつかみにくかった。今回の結果を見ると、やはり、消耗戦になったときの1600~1800mあたりが最も合っていて、スタミナ勝負やタフな馬場に向いていると考えられる。
シャンパンカラー:ゲートでの出遅れにより消耗戦に巻き込まれず、上がり最速の33.6秒をマークできた。また、直線での進路取りもスムーズだった点は評価できる。ただし、走破時計は1分33秒2と平凡で、目立った内容とは言いにくい。それでも上がり最速を記録した点からは、復調の気配も感じられる。とはいえ、出遅れたことが致命的なため、次走で狙えるかどうかは、まだ半信半疑といったところだ。
voxねこ夫の予想
11着◎17ジュンブロッサム
3着◯13ソウルラッシュ
1着▲10ジャンタルマンタル
9着△14ウォーターリヒト
2着☆7ガイアフォース
15着注A5レッドモンレーヴ
5着注B4ウインマーベル
買い目3500
馬連Box◎〇▲×2
3連複〇-◎▲-▲△☆注A注B
3連単◎〇→◎〇▲→◎〇▲△☆注A注B
【何が良くて何がダメだったのか】
マッドクールが逃げ、ウインマーベルが2番手につける展開はほぼ想定通りでした。しかし、序盤のペースが予想以上に遅くなったのは想定外でした。あまりにもスローだったため、先行馬が団子状態になり、本来息を入れるべきタイミングで息を入れられない流れに。結果として、どの馬も末脚を爆発させられず、消耗戦のような展開になってしまいました。1600m戦で逃げ馬が不在のとき、スローペースで流れると、途中から動いた馬の影響で全体が締まった流れになり、見た目の時計には表れにくい消耗戦になることもあるということを忘れないようにしたいと思います。こうした展開では、後方一気の馬には厳しく、先行馬や中団で脚をためた馬(ジャンタルマンタル)、あるいは瞬発力とスタミナを兼ね備えた馬(ガイアフォース)が上位に来るということも忘れないようにしたいです。また、良馬場での開催にもかかわらず、開催7週目の影響か、意外と時計のかかる馬場でした。開催が進んで馬場が荒れてくると、逃げ馬不在のレースではスローペースになりやすく、前有利の展開になりやすい。そうなると外差しは決まりにくくなるため、前を行く馬の中でも荒れた馬場に強いタイプを見極めることが重要です。
過去のレース展開予報とvoxねこ夫の予想
まだありません。
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