2025年　ユニコーンS（GⅢ）の競馬予想～重賞展開予報～

🎯2025年このレースは、馬連（570円），３連複（910円）の予想が的中しました！！

開催日：2025年5月3日（土・祝）

レース展開予報

第30回ユニコーンステークス（GⅢ） 3歳オープン 1,900（ダ）

以下は、2025年4月29日（火）時点での予想です。今後、天気予報、調教や枠順などの情報により予想が変わる可能性があります。内容に影響を与えない範囲での加筆や文章の校正は随時行いますが、大きな修正が必要となる場合は、日付を明記した上で追記として対応する予定です。

予報要約

強力な末脚を出すメンバー不在で前残り濃厚か？波乱は人気薄の先行馬

展開予報

レースプロファイル予報
脚質：先□■□□□差　⇒　前残り濃厚。強烈な末脚を持つ馬は不在。先行馬に有利な展開
時計：遅□□■□□速　⇒　1分59秒台、上がり先行37秒前半（差し馬は36秒台）
馬券：荒□□□■□堅　⇒　人気馬が先行できれば堅いが、できなければ波乱ありそう
馬場：雨□□□□■晴　⇒　良馬場。開催当日の天気予報は晴時々曇。

逃げて結果を出しているサイモンシュバリエやレッドボブがハナを主張したいところですが、テンのスピードではヴィリアリートやナンヨーパワフルの方が勝ります。ただし、どちらも出遅れ癖があるため、枠順やゲートの出の状況次第で展開は変わってきそうですが、先手を取るのはヴィリアリートでしょう。続いてナンヨーパワフルが2番手に付ける展開が濃厚です。3番手にはベリタバグスかベルベルコンパスのどちらかがつけて、その後ろにカナルビーグル、クレーキング、メイショウズイウン、メイショウハチロー、メリークリスマス、レッドボブといった馬が続く流れになりそうです。

枠順にもよりますが、楽に先行できそうなヴィリアリートにとっては展開が向きそうです。追走に手一杯の馬が多いため、前で運べる馬に有利な流れが想定されます。京都コースは3コーナーの坂の頂上から仕掛けが始まるため、長く脚を使える馬にもチャンスはありますが、今回は末脚が強力なメンバーが揃っているとは言えず、ある程度前に付けられる馬でないと厳しいでしょう。

想定される勝ちタイムは1分59秒台。先行馬なら上がりは37秒前半、差し・追い込み馬なら36秒台の脚が求められる展開になると見ています。

注目馬の分析

★★★★☆：ヴィリアリート
楽に先行できそうなメンバー構成で、展開面で大きなアドバンテージがありそうです。京都ダートコースでは2戦2勝と抜群の適性を示しており、今回人気になりそうなカナルビーグルに先着した実績もあります。枠順次第ではさらに楽な形に持ち込めるでしょう。ただし、今回は和田騎手への乗り替わりとなるため、テン乗りのぶん、細かなリズムや癖の把握に不安が残ります。

★★★★☆：カナルビーグル
先行できたときは2戦2勝、しかもいずれも1秒以上突き放す強い内容でした。ダート1800mを中心に使われ、すべて掲示板以内と安定感も魅力です。今回も先行策が叶えば、押し切りが期待できます。ただ、内枠に入ったときに包まれて力を発揮できなかったレースがある点は懸念材料です。また、過去にはヴィリアリートに敗れていますが、展開ひとつで立場が逆転する可能性もあります。

★★★★☆：クレーキング
先行力と末脚のバランスが良く、安定したレースぶりが魅力です。少しずつ距離を延ばしながら力をつけ、中山ダート1800mでは1分52秒9（上がり37.2秒）というこのメンバーでは好時計で勝利しました。今回は日本でも実績豊富なレーン騎手が騎乗するのも強みです。一方で、今回は3ヶ月の休養明けでの出走となる点と、初めての京都コースへの遠征という点は慎重に見ておきたい材料です。

★★★☆☆：テスティモーネ
阪神ダート1800mで1分52秒7（上がり37.6秒）とこのメンバーでは好時計で勝利しており、ダート1800mでの実績は安定しています。先行できない場合でも自ら動ける強みがあり、展開に左右されにくい点も好印象です。ただ、稍重の京都コースで敗れている実績や、乗り慣れた幸騎手から菱田騎手への乗り替わり、さらには今年に入って4戦目となる疲労面など、不安材料も少なくありません。瞬発力勝負になると分が悪い点にも注意が必要です。

★★★☆☆：メイショウズイウン
ダート1800mでは6戦して(2-2-0-1)と安定した成績を残しており、先行できる初速の速さも武器です。勝つときは楽勝するケースが多く、先行できなくても脚を溜める形に持ち込める点も強みです。しかし、これまでの対戦相手には恵まれていた印象があり、今回は瞬発力勝負になったときにやや劣る可能性がありそうです。

その他では、★★☆☆☆：ルヴァンユニベールにも注目しています。調教内容や馬体重、除外馬の状況次第では、注目上位５頭への入れ替えも検討します。

共通のレース展開プロファイル

コース特性

4コーナーの出口付近からスタートし、最初の1コーナーまで平坦な直線が約380m続きます。このため、ポジション争いはそれほど激しくなりません。1〜2コーナーは小回りでスピードが出にくく、結果として3コーナー手前までゆったりと進みます。坂を上り始めるころから少しずつ動き出し、坂の頂上に位置する3コーナーからレースが本格的に動きます。3～4コーナーの下り坂を一気に駆け下りたあとは、最後の直線約329mの平坦を走り抜けます。このため、3コーナーからゴールまでスピードを落とさず、長く良い脚を使えるスピード型の馬が好走しやすいコースです。

※本考察は以下のサイトなどの情報を基にしています。詳細は各サイトでご確認ください。

京都競馬場ダート1,900mの特徴と攻略情報まとめ｜初心者向けにわかりやすく解説！ | うましる

京都競馬場ダート1900mのコースの特徴を競馬初心者向けに独自に解説しています。「これから競馬を始める！」「競馬場について知識がほとんどない……」という方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

過去１０年の傾向

過去10回の開催のうち、2024年を除く9回は東京競馬場ダート1600mで行われており、今年の京都ダート1900mとは条件が大きく異なります。そのため、過去データの傾向は直接的な参考にはなりにくい状況です。ここでは参考までに、昨年のユニコーンステークス（東京ダート1600m）のレース展開を振り返ります。

スタート直後、6番サンライズソレイユと10番エイカイソウルが出遅れました。1番スナークラファエロが先行しましたが、押して押してきた13番カゼノランナーがハナを奪いました。これに続いて11番クロドラバール、12番ムルソー、14番ピュアキアンらが先団を形成しました。

2コーナーではカゼノランナーが1馬身のリード。クロドラバールが2番手に付け、その後ろにスナークラファエロとムルソーが並びました。さらにピュアキアン、4番ミッキーファイト、9番サトノエピックなどが追走。中団には7番ゼンダンスカイ、16番ハーバーライト、8番ラオラシオン、外から5番ラムジェットが進出していきます。

後方では3番マルチャレアル、15番アラレタバシル、サンライズソレイユ、さらに離れて10番エイカイソウルと2番ノットイナフが追走していました。1000m通過タイムは61秒5と標準的なペース。3～4コーナーでカゼノランナーにクロドラバール、ムルソーが並びかけ、外を回ってラムジェットも押し上げました。

最終的に勝ち時計は1分58秒6、上がり3ハロンは37.6秒となりました。

※この情報は、以下の競馬関連サイト等のデータをもとに考察しています。詳しくは各サイトにてご確認ください。

ユニコーンステークスの過去10年データ、好走馬一覧（2025年5月3日京都11R） | 競馬ラボ

ユニコーンステークス過去10年データです。

個別のレース展開プロファイル

開催2週目

先週土曜日も日曜日も良馬場での開催となりました。条件の低いレースでは先行馬が多く馬券に絡んでいましたが、条件が上がると差し追い込み馬も馬券圏内に来ていました。これはダート競馬に多く見られる傾向でトラックバイアスではなく、開幕２週目でまだトラックバイアスは出ていないと考えています。

今週土曜日の天気予報は「晴時々曇」で、先週同様に良馬場での開催が見込まれます。開催2週目ということもあり、トラックバイアスは引き続き出ないと考えられます。だーけ競馬特有の先行有利な展開が予想されますが、メインレースでは、先行有利を意識した騎手心理が働き、結果的に差し馬に有利な展開になる可能性もありそうです。

詳しくは以下のサイトなどを参考にしてください。

トラックバイアス＆血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

おまけ

予報に基づくvoxねこ夫の予想

◎８クレーキング
◯４カナルビーグル
▲１１テスティモーネ
△１２ヴィリアリート
☆５メイショウズイウン

◎能力上位
〇△☆先行力有り
▲まくれる

買い目1800
馬連◎－〇▲△☆
３連複◎－〇▲－▲△☆
３連単◎→〇▲△→〇▲△☆

レース結果：予報と予想の検証

レースプロファイル予報（◎：想定通り，〇やや想定通り，×：やや想定外，✖：想定外）
×脚質：先□■□□□差　⇒　前残り濃厚。強烈な末脚を持つ馬は不在。先行馬に有利な展開
⇒4コーナー通貨順位は4,4,2番手の馬が上位3着。しかし、2,3着はまくった馬だった
✖時計：遅□□■□□速　⇒　1分59秒台、上がり先行37秒前半（差し馬は36秒台）
⇒1:56.8(36.3)と想定よりかなり早い時計だった
×馬券：荒□□□■□堅　⇒　人気馬が先行できれば堅いが、できなければ波乱ありそう
⇒3,1,2番人気と堅かったが、人気馬は後方をを追走してまくって上位に来た
◎馬場：雨□□□□■晴　⇒　良馬場。開催当日の天気予報は晴時々曇。
⇒良馬場開催だった

【レース結果】
1着	枠4	4	カナルビーグル
2着	枠6	8	クレーキング
3着	枠4	5	メイショウズイウン
4着	枠7	10	ベリタバグス
5着	枠6	9	ヒルノハンブルク

タイム
ハロンタイム	7.0 - 11.1 - 11.7 - 12.9 - 12.9 - 12.3 - 12.3 - 12.2 - 12.2 - 12.2
上り	4F 48.9 - 3F 36.6

コーナー通過順位
1コーナー	2,9,12(1,4,11)10(3,13)(6,7)(5,8)
2コーナー	2,9,12(1,4,11)10(3,13)7(6,8)5
3コーナー	(*9,12)(2,5)(1,4)11(3,10,8)(6,7,13)
4コーナー	(*9,12,5)(4,8)(2,1)(3,10,11)6,13-7

※色の違い　　1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑

【レース回顧】：旅行中にて簡易版
スタート直後の先行争い：1F～1.5F(7.0 - 11.1) 1.5F(18.1)
早め

前半のペース：1F～4.5F(7.0 - 11.1 - 11.7 - 12.9 - 12.9)  0.5F(7.0) 次の3.0F(35.7）4.0F(48.6)
早い

向こう正面～3コーナー：4.5F～7.5F(12.3 - 12.3 - 12.2) 3F(36.8)
早い

最後の直線：7.5F～9.5F(12.2 - 12.2 - 12.2) 3F(36.6)
早い

次走に向けたメモ：

voxねこ夫の予想
◎８クレーキング
◯４カナルビーグル
▲１１テスティモーネ
△１２ヴィリアリート
☆５メイショウズイウン

買い目1800
馬連◎－〇▲△☆　570円
３連複◎－〇▲－▲△☆　910円
３連単◎→〇▲△→〇▲△☆

【何がダメだったのか】：旅行中にて簡易版
想定より時計が早すぎた