2025年　福島記念（GⅢ）の競馬予想～重賞展開予報～

🎯2025年このレースは、馬連（840円）の予想が的中しました！！

開催日：2025年11月22日（土）

展開予報

第61回農林水産省賞典福島記念（GⅢ） 3歳以上オープン 2,000（芝）ハンデ

予報要約

バビットが逃げて前半ペースはスロー。途中から後方動いても有力先行馬に展開が向いて馬券は堅そう

展開予報

レースプロファイル予報
脚質：先□■□□□差　⇒　バビットが逃げてペースは前半スローで前有利
時計：遅□□■□□速　⇒　前半スローも途中でペースが上がり結局平均に。
2:00.0前後、先36秒台、差35秒台
馬券：荒□□□■□堅　⇒　先行馬が人気。波乱は差しが届いたときか？！
馬場：雨□□□■□晴　⇒　良　前日は曇り一時雨、当日は晴時々曇 ※11/21金曜Yahoo調べ

枠順確定後

逃げ候補
◎バビット：23戦中13戦で逃げてきた馬で、逃げなかった10戦中9戦が2番手、残り1戦が4番手と、逃げたい馬であることは間違いありません。ただ、8歳という年齢に加え、8ヵ月の休養明けとなる今回は、これまでのように逃げられるかどうかが少し気になります。
シリウスコルト：テンのスピードが速く先行して押し切るタイプ。逃げたいタイプではありませんが、スピードと若さの違いでバビットが逃げられなかった場合には逃げる可能性があります。
クリスマスパレード：逃げるイメージが強いものの、実は逃げたのは1回だけで、それもコーナーまでが短い中山金杯で外から仕方なく先行し、そのまま逃げる形になったものです。今回は戸崎騎手に乗り替わり好位をキープする可能性が高そうですが、1枠を引いたため、他馬が行かなければ行く可能性もあります。

先行候補
コガネノソラ：前走や前々走の位置取りだけを見ると中団待機馬のように映りますが、上がりのタイムを見ると今回のメンバーであれば先行できる時計です。福島2000mで内の3枠6番を引いたため、先行策を取る可能性が高そうです。
エコロヴァルツ：ダービーやセントライト記念では逃げたこともある馬で、福島2000mかつＡ.プーシャン騎手なら先行する可能性が高いでしょう。
アンリーロード：600～1800mを中心に使ってきた馬で、2000m戦の今回はメンバー的に好位のポジションが取れそうです。
ニシノティアモ：3連勝中で勢いのある馬。他馬との比較ではスピード的に少し厳しいものの、津村騎手が勢いを重視し、強気な競馬をしてくる可能性が高そうです。

展開の概要
スタート直後：バビットが逃げて2番手にシリウスコルト、差のない3番手にクリスマスパレードが追走し、離れた4番手にコガネノソラ、エコロヴァルツ、アンリーロード、ニシノティアモが固まって追走し、イングランドアイズは中団の位置、去年の勝ち馬アラタや重賞勝ち馬リカンカブールなどは後方からの競馬になると予想しています。特に逃げ争いも起きず、隊列はすんなり決まるとみています。前半はスローで入り、向こう正面に入ってもスローのまま淡々と流れる可能性が高そうです。まくる馬が現れるとしたら、前半に希望のポジションが取れなかった馬がいた場合でしょうが、今回はすんなり隊列も決まりそうなため、まくる馬も出てこないと予想しています。
３～４コーナー：直線が約292mと短いため、勝ちを意識した後方の馬はここで動かざるを得ません。一方、先行した馬からすると、ここで後続の脚をつぶしたいため、全体的にペースは一気に速くなるでしょう。リフレーミング、アラタ、キタウイング、ダンディズム、リカンカブールといった後方待機馬が動き出すでしょうが、一瞬の脚にかけるタイムトゥヘヴンは直線ギリギリまで追い出しを我慢するとみています。
最後の直線：バビットは失速し、シリウスコルトが先頭で2番手にクリスマスパレードが追走して直線を向き、先行したコガネノソラ、エコロヴァルツ、アンリーロード、ニシノティアモがその後に続き、外を回ってリフレーミング、アラタ、キタウイング、ダンディズム、リカンカブールあたりが差してくる展開を考えています。前半スローで流れた分、前は止まりにくく、後方の馬からすると厳しい展開になるでしょう。ただ、最後まで追い出しを我慢したタイムトゥヘヴンは1頭だけ違う脚色で飛んでくるかもしれません。この馬だけは要注意とみています。

走破時計：2:00秒台
先行馬の上がり：36秒台
差し馬の上がり：35秒台

注目馬の分析

★★★★☆：クリスマスパレード
魅力：先行力とスピード。先行する馬が内枠1番を引いたのも好材料。中山で1:56.6(33.9)という好時計で勝っている。中山に良績があり、血統的にスタミナもあるため、福島2000mが合っていると考えられる。
懸念：3ヵ月半の休養明けなこと。先行する為、目標とされることが多く、今一歩勝ち切れないこと。福島が未経験なこと。

★★★★☆：エコロヴァルツ
魅力：中段に付けられる程度の先行力。確かな末脚。戦ってきた相手の違い。福島は新馬戦で経験している。
懸念：先行できない場合に上位に来るような末脚が無いこと。ただ、今回は先行できそう。

★★★☆☆：イングランドアイズ
魅力：重賞勝ち馬であるにも関わらず54kgと斤量的に有利。ただ、勝った重賞ではハンデ51kgと軽かった。
懸念：福島が未経験なこと。今年6戦しているため、疲れがある可能性。持ち時計比較で少し劣るため、速い時計になったときに対応できるか少し不安。

★★★☆☆：ニシノティアモ
魅力：現在3連勝中。今年に入って無敗。2連勝してきっちり休ませた10月のレースを勝って叩き2戦目になること。状態が上がってきている可能性。津村騎手で負け知らず。
懸念：3連勝中とはいえ重賞勝ち馬が多い中、オープン勝ちはおろか、古馬とのオープン戦すら見出走。今までは相手関係で先行できたが、今回先行できるか微妙。

★★★☆☆：タイムトゥヘヴン
魅力：いつどんな時でも必ず最後は鋭い末脚を出せること。混戦に強い末脚型なこと。今回のメンバーを見る限り目立った末が出せるのはエコロヴァルツぐらいで、そのエコロヴァルツにも末脚だけなら勝っていること。
懸念：2000m戦が3歳の弥生賞以来約3.5年ぶりなこと。直線の短い福島2000mで届かない可能性。福島が未経験なこと。⇒逆に言うと未知の魅力でもある。

その他

★★★☆☆：シリウスコルト
魅力：先行力がある。今年の4月の福島民報杯で57kgを背負って1:59.8(35.7)の時計で勝っている。
懸念：58.5kgとトップハンデなこと。今年夏の福島で行われた七夕賞では58.5kgを背負って2:01.8(36.9)1.3秒差8着と大敗している。

★★☆☆☆：リフレーミング
魅力：中京2000mだが1:56.5(35.1)という速い時計を持っていること。福島2000m戦も福島民報杯で1:58.9(34.2)という好時計で勝っている。
懸念：今年に入って15,15,17,14着と大きく負けていることや7歳という年齢で上澄みが無いこと。石川裕紀人騎手が初騎乗になること。

枠順、調教内容、馬体重、馬場状態、除外馬の状況次第では、注目上位５頭の入れ替えも検討します。

コース・過去の傾向

コース特性　福島芝2,000m

小回り＋アップダウンの多いタフな中距離。パワーとスタミナ、さらに器用さが求められるコース。

スタート地点は4コーナーポケットで、すぐに下り坂に入ります。約200mほど下ってから今度は上り坂を駆け上がる構造で、スタート直後から脚を使わされるのがこのコースの特徴です。上りを越えたあとは再び下って1コーナーに入るため、序盤は下りと上りが連続するリズムの難しい流れになります。最初のコーナーまでは約300mほどあり、ペースは上がりやすいものの小回りのため無理な先行争いにはなりにくいです。
最後の直線は約292mと短く、直線に入る前の3～4コーナーがスパイラルカーブになっているためスピードが落ちにくい構造です。さらに4コーナー手前から下り坂に入るため、先行勢もスムーズに加速できます。一方で、直線に短い上り坂があるため、脚を溜めた差し馬はこの上りで一気に脚を使ってきます。
差し馬は3コーナーから早めに動かないと届きにくく、特に4コーナー出口での位置取りが勝負を分けます。直線だけで差し切るのはほぼ不可能で、コーナーでの立ち回りが非常に重要になります。
脚質としては、小回りで直線が短い分、逃げ・先行が基本的に有利です。ただし、道中でアップダウンが続くため、行くだけのスピードではなくスタミナが必要。外からまくるタイプの差し馬も好走しますが、動き出しのタイミングを誤ると届きません。
枠順は内枠が立ち回りの面で有利ですが、小回りでペースが流れやすい分、外枠でも早めに動けるパワー型なら問題なく好走できます。総じて、小回りを苦にせずアップダウンでも体勢を崩さないパワーと器用さを持つ馬が力を発揮しやすいコースです。

※この情報は、以下の競馬関連サイト等のデータをもとに考察しています。詳しくは各サイトにてご確認ください。

福島競馬場芝2000mの特徴と攻略情報まとめ｜初心者向けにわかりやすく解説！ | うましる

福島競馬場芝2000mのコースの特徴を競馬初心者向けに独自に解説しています。「これから競馬を始める！」「競馬場について知識がほとんどない……」という方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

過去１０年の傾向

過去10年間の内、良馬場が9回、重馬場が1回でした。今回、福島競馬場の天気予報は、前日が曇時々晴（降水確率20%）、当日が晴時々曇（降水確率40% ※11/17時点）ですので、良馬場で開催される可能性が高いです。今回は良馬場9回のデータのみで分析します。

良馬場時の出走馬は延べ144頭で、そのうち馬券圏内に入ったのは27頭です。脚質別の成績は以下の通りです。

逃げ馬（1コーナー先頭）：9頭出走、3頭馬券圏内（3, 0, 0, 6）（複勝率約33.3%）
先行馬（4コーナー3番手以内まくり馬多い）：27頭出走、11頭馬券圏内（約40.7%）
先行馬（4コーナー5番手以内まくり馬多い）：45頭中15頭馬券圏内（約33.3%）
中団差し馬（4コーナー10番手以内）：90頭中26頭馬券圏内（約28.9%）
後方追込み馬（11番手以降）：54頭中1頭馬券圏内（約1.9%）

4コーナー3番手以内（まくり多い）の先行〜中団の好走率が高く、逃げ馬も9頭中3頭が1着になる等一定の確率で馬券に絡んでいます。開幕2週目の開催5日目ではあっても、仮柵設置後初日ということもあって後方追込み馬はほとんど馬券に入らない傾向です。

良馬場時の勝ち時計・上がり3F

勝ち時計：1:58.3～2:00.9（2:00.0前後が目安）
上がり3F：35.0～37.6秒（先行馬 36秒台、差し馬 35秒台が目安）

客観的な（馬場を考慮しない）過去の傾向

■ 枠順傾向
1枠：勝率15.0%、複勝率40.0%
2枠：勝率15.0%、複勝率15.0%
3枠：勝率10.0%、複勝率20.0%
4枠：勝率5.0%、複勝率25.0%
5枠：勝率5.3%、複勝率21.1%
6枠：勝率0.0%、複勝率15.0%
7枠：勝率0.0%、複勝率15.0%
8枠：勝率0.0%、複勝率0.0%

1枠と真ん中あたりの好走が目立ちます。

■ 人気傾向
1番人気：勝率10.0%、複勝率70.0%
2番人気：勝率40.0%、複勝率50.0%
3番人気：勝率10.0%、複勝率60.0%
4〜6人気：勝率3.3%、複勝率23.3%
7〜9人気：勝率6.9%、複勝率6.9%
10人気以下：複勝率4.3%

人気どころの好走が目立っています。

■ 年齢傾向
3歳：勝率14.3%、複勝率28.6%
4歳：勝率13.0%、複勝率34.8%
5歳：勝率4.4%、複勝率13.3%
6歳：勝率5.1%、複勝率15.4%
7歳：勝率3.7%、複勝率14.8%
8歳以上：勝率0%、複勝率20.0%

3歳・4歳の好走率が際立っています。8歳の好走率が高く見えるのは、出走数が少ないためです。得意な条件を狙って出走している可能性もあるかもしれません。

■ 所属別
美浦所属馬：勝率5.8%、複勝率16.3%
栗東所属馬：勝率6.9%、複勝率22.2%

地理的な要因で、遠方の栗東所属馬は出走数が少ないにもかかわらず、好走率が高くなっています。こちらも狙って出走してきている可能性がありそうです。

※本稿は競馬関連サイトのデータをもとに作成しています。詳細は各サイトをご確認ください。

福島記念の過去10年データ、好走馬一覧（2025年11月22日福島11R） | 競馬ラボ

福島記念過去10年データです。

当週の馬場傾向

福島競馬場：良予想（微妙）　開催3週目（第3回後1日目）　Bコース設置後初日

福島競馬場は開幕3週目（開催5日目）で、Bコース使用の初日となります。先週日曜朝7時時点のクッション値は9.3と標準的な数値でした。さらに、開催当日も今週も雨予報が無いことに加え、Aコースから2メートル（3～4コーナーは2.5メートル）外に内柵を移動させるため、内外の芝状態は開幕週と同様に良好なコンディションになると予想されます。

天気予報は、前日が曇時々晴（降水確率20%）、当日が晴時々曇（降水確率40% ※11/17時点）と少し微妙ではあるものの、良馬場で行われる可能性は高いと見ています。なお、先週土曜は前が残りやすい傾向だった一方、日曜は内が荒れてきた影響が出たのか、ほとんど差し馬が台頭していました。今週は仮柵の設置によって荒れた内がどこまでカバーされているかがポイントですが、おそらく土曜日に限っては前が止まりにくい馬場になると予想しています。

ただ、私はトラックバイアスに関してはド素人ですので、詳しく知りたい方は、以下のサイトなどを参考にしつつ、ご自身で予想を立てていただければと思います。

トラックバイアス＆血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

JRA公式クッション値

馬場情報（札幌競馬場）　JRA

JRA公式コース概要（仮柵等設置状況&予定）

第3回福島競馬の馬場概要（馬場情報）　JRA

おまけ

voxねこ夫の予想

◎１クリスマスパレード
〇８エコロヴァルツ
▲７パレハ
△２タイムトゥヘヴン
☆１０ニシノティアモ

注１：４イングランドアイズ
注２：５シリウスコルト

買い目3900 ⇒ 840円 - 3900円 = -3060円
馬連Box◎◯▲△☆　840円
３連複◎－〇▲－▲△☆注１注２
３連単◎〇→◎〇▲→〇▲△☆注１注２

レース結果と振り返り

レースプロファイル予報（◎：想定通り，〇やや想定通り，×：やや想定外，✖：想定外）
×脚質：先□■□□□差　⇒　バビットが逃げてペースは前半スローで前有利
⇒先行争いが激しめで、差しも届く展開だった
〇時計：遅□□■□□速　⇒　前半スローも途中でペースが上がり結局平均に
2:00.0前後、先36秒台、差35秒台
⇒勝馬の走破時計は1:59.9(34.2)と想定より少し速かった
〇馬券：荒□□□■□堅　⇒　先行馬が人気。波乱は差しが届いたときか？！
⇒2,1,7番人気での決着。3着の7番人気は差し馬だった
◎馬場：雨□□□■□晴　⇒　良　前日は曇り一時雨、当日は晴時々曇 ※11/21金曜Yahoo調べ
⇒良馬場開催だった

【レース結果】
1着	枠5	10番	ニシノティアモ
2着	枠4	8番	エコロヴァルツ
3着	枠4	7番	パレハ
4着	枠7	13番	アラタ
5着	枠3	5番	シリウスコルト

タイム
ハロンタイム	12.5 - 11.7 - 11.9 - 12.1 - 12.9 - 12.5 - 12.1 - 11.9 - 11.3 - 11.0
上り	4F 46.3 - 3F 34.2

コーナー通過順位
1コーナー	(*12,10)16(1,8,13)5(3,15)9,6(7,14)11,2-4
2コーナー	12,10,1(16,13)(3,15)(5,8)(6,9)(11,7,14)2-4
3コーナー	12,10(1,16,13,15)(3,8)(5,9)(6,7)(11,14)4,2
4コーナー	12,10(1,13,15)16(3,8)(5,7,9)6(11,14)(2,4)

※色の違い　　1着:太赤|2着:細赤|3着:太青|4着:細青|5着:太緑

【レース回顧】
スタート直後の先行争い：1F～3F(12.5 - 11.7 - 11.9) 3F(36.1)
福島2000mらしく下りを利用した速めの入りで、先行勢はやや息が入りづらい流れ。

１～２コーナー：4F～5F(12.1 - 12.9) 2F(25.0)
4F目までは締まり気味で依然流れは速め、5F目でようやくペースが緩み先行勢も少し息が入る区間。

前半のペース：1F～5F(12.5 - 11.7 - 11.9 - 12.1 - 12.9)  4F(48.2） 5F(61.1)
総じて前半はやや速めで、前に行った馬のスタミナを削る形になった。

向こう正面：6F(12.5)
ここで流れが落ち着き、全体が一息入る形で差し馬が脚を温存できた。

３～４コーナー：7F～8F(12.1 - 11.9) 2F(24.0)
スパイラルカーブと下り坂で自然と加速し、実質ロングスパート戦に突入。先行勢には厳しい仕掛け早めの展開。

最後の直線：9F～10F(11.3 - 11.0) 2F(22.3) 3F(34.2)
下りからの勢いを持った差しが伸び、最後の坂で踏ん張れるパワー型が浮上。後方からのパレハがしっかり届いたのもこの流れによるもの。

次走に向けたメモ：
アラタ（4着）：久々＋+12kgでやや余裕残しの中、ハイペース先行で踏ん張った内容は上々。衰えはなく、叩き2戦目で状態が上がれば勝ち負けレベルに戻ってきそう。

voxねこ夫の予想
◎クリスマスパレード（6着）：速めの前半に巻き込まれながらも3番手でよく粘ったが、直線で最後の坂で甘くなった。もう少し緩む流れなら巻き返し可能。
〇エコロヴァルツ（2着）：道中で脚を温存できたことで末脚が炸裂。ハイペース気味の消耗戦に強く、福島適性の高さを示した。次も安定感を持って臨めそう。
▲パレハ（3着）：後方からロングスパートを決め、展開を味方にしつつも確かな末脚を見せた。直線が長いコースなら更に上が望める。
△タイムトゥヘヴン（13着）：後方待機勢には向く流れだったが位置が後ろすぎて届かず。展開待ちな面が強く、条件が噛み合えば巻き返し可能。
☆ニシノティアモ（1着）：先行しながら速い流れを苦にせず最後まで渋太く伸びた。パワー＋スタミナが求められる福島2000mで能力を証明。次走も先行できれば堅実。
注１イングランドアイズ（15着）：後方から脚は使っているが全体的に伸びきれず。休み明けの影響が大きく、叩いて一変の余地はある。
注２シリウスコルト（5着）：道中の追走がスムーズで、直線では前が止まる中でしっかり詰めた。展開に左右されにくく安定性が魅力。次走も堅実。

【何がダメだったのか】
先行有利と読んでいたものの、実際はタフな流れとなり差しも十分届く展開だった。結果は☆・〇・▲での決着にもかかわらず、馬券は馬連のみの的中にとどまった。勝敗を分けたのは、馬体重の増減だった。4着アラタは＋13kg、5着シリウスコルトは＋8kg、6着クリスマスパレードは−8kgと、馬券圏内に入るかどうかの明暗は馬体重に左右された印象が強い。今後は馬体重の増減が大きい馬より、ブレの少ない馬を優先して評価するように徹底したい。