ご飯に欠かせない御味噌汁。車中泊でも毎日飲みたいですよね。そんなとき手軽に作れるのが即席味噌汁です。どうせなら車中泊している旅先で作った地元の味噌を使ってください。
でも、即席味噌汁は、味噌と調味料だけとシンプルな分、材料次第で味が大きく変わります。このレシピであれば、とても簡単なのにおいしいので、毎日作るのが苦になりません。『簡単』『おいしい』『長期車中泊向き』という視点で試行錯誤してたどり着いたレシピをぜひ参考にしてみてください。
車中飯の材料(必ず必要なもの)1人前
- 味噌(地味噌)大さじ1
- ほんだし 小さじ1/4
- 昆布茶 少々
- 具材 好きなだけ
味噌(地味噌):米、麦、大豆、赤、白、味噌といっても場所によって様々な種類と味があります。車中泊で旅をしているのであれば、旅先の地味噌を味わいたいですね。
ほんだし:ほんだしは、かつおの骨やエキスだけでなく、グルタミン酸の味の素も入っています。イノシン酸+グルタミン酸の効果は、ほんだしだけで得られます。類似製品がありますが、私は味の素が一番おいしいと思っています。車中飯だけでなく、普段使いとしても欠かせない調味料です。
昆布茶:昆布茶は昆布をすりつぶしたもので、グルタミン酸がたっぷり入っています。通常は、お湯を注いで飲む製品ですが、昆布ですので調味料としても使えます。乾燥してかなり小さくなったものをすりつぶしていますので、少量でもかなりの昆布のうまみを摂取することができます。『こんぶだし』『だしこんぶ』より、うまみが強いと感じるのは私だけでしょうか。いつも業務用スーパーで100円くらいで買っています。
具材:車中飯だと乾燥したものが適していますね。私はいつも、スーパー等で買ったキノコ類を細かく切って乾燥させて持っていきます。好みのものを入れてください。車中泊中にいつも買いたくなるのは、あおさ海苔です。あおさ海苔を入れるとあおさ海苔が主張してきますが、味噌との相性は抜群です。
車中飯の材料(あるといいなと思うもの)
- 味の素 3ふり
- おだしがしみたきざみあげ
- かつおぶし 少々
- しょうゆ 数滴
- ねぎ
味の素:味の素はほんだしにも入っていますが、なんとなく足りない気がするので、私はいつも少し入れています。入れると甘いようなうまみが少し増す感じがします。
おだしがしみたきざみあげ:その名のとおり出汁が染みていて、味噌汁に入れるとその出汁が染み出て味に深みが出ます。
かつおぶし:ほんだしにかつおぶしやかつおエキスが入っていますが、あおさ海苔等、具材が強いばあいに、かつおの風味を足したいときに入れます。
しょうゆ:しょうゆには豊富にアミノ酸が含まれています。グルタミン酸と合わさることで旨味が増します。私はいつも「削りたて鰹節香るしょうゆ」を数滴垂らします。
車中飯の作り方
①味噌、調味料、具材を入れます
②お湯を入れます
③できあがりです。
即席味噌汁は、材料がシンプルなため、調味料や具材選びが重要になります。私は、長年車中泊中をしてきてこのレシピにたどり着きました。 簡単でおいしい。それが長期の車中泊中でもずっと作り続けられる秘訣だと思います。皆様もぜひお試しください。